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怖い!?寒い!?不安だらけの夏のニューヨーク編(2003/6/26〜7/1)

 

2番街の60th st.にあります。隣は、ロープウェイ乗り場。 4日の朝は、アッパーイーストのお店に向かいます。といっても、ミドルタウンとアッパータウンの境にあたるあたりですので、ホテルから歩いてもそれほど距離があるわけではありません。地下鉄は、57stから乗車すると、一駅といった状態です。ただ、目的のお店は11時半からの営業だった様で、食事はできません。しょうがないので、近くにあった、FRAMWAY DINERというお店に入りました。雰囲気は、普通の食堂といった感じで、全体的に大雑把という言葉がぴったりです。ニューヨークの大衆食堂なんでしょうね。
 トマトとハムのオムレツとイングリッシュマフィンのセットで8ドル程度。ちなみにコーヒーは、90セントです。今までの朝食のお店よりも、安い印象を受けました。大衆食堂でありながら、こちらはカードOK。自信があるお店、おしゃれなお店ほど、カード不可の傾向があるのか?と思ったりもします。

 出し方、作りなどは、決してほめられたものでは無く、パンケーキの目玉焼き乗せを頼んだのにもかかわらず、フレンチトーストの目玉焼き乗せが出てきたりなんかするところは、食堂って感じです。違うと言うと、すぐに対処してくれるところは、妙に好印象だったりします。
 でも、味は私の口にあった感じで、やはり大衆食というのには、魅力を感じます。

クィーンズボロ橋。ちょうどロープウェイがやってきました。 この日は、お店の前で分かれて、それぞれ別行動。夕方4時頃にホテルで待ち合わせて、午後7時からのミュージカルを見に行くことになっています。特に博物館にいくほどの時間があるわけでは無いので、この日は、グランドセントラルの駅でも見学しにいくことにして、分かれました。
 まず気になったのが、レストランの前の橋。クィーンズボロ橋という橋らしいのですが、素晴らしい構造物といった感じです。ルーズベルト島へ渡る為のロープウェイが横を走っています。このロープウェイ、見るからに年代物といった感じで、日本ではあまりお目に書かれない感じがするのは、橋の雰囲気と、支柱からそう思わせるのかもしれません。一体、ルーズベルト島に何があるのか判らないので、わたらなかったのですが、安全な公園だったりしたら、ちょっと乗ってみたかった感じはします。それにしても、日本のガイドブックなどでは、見事なまでに省略されている場所に向かうロープウェイってちょっと未知なる感じがするんですけど。

 

 ボロ橋を撮影していると、黒人さんが声をかけてきました。一体なに?私は、何もわからないよ?と思っていたら、カメラを差し出し、ボロ橋に向かって指を指します。どうやら、御夫婦で旅行にこられている様で、ボロ橋をバックに記念撮影をしてくれと言っている様でした。それぐらいならば、させてもらおうということで、引き受けました。外国人の方でも、記念撮影ってあるんですよね。良く考えれば、自由の女神では、大勢いましたが、町中で言われると、ちょっと驚きでした。ちなみに、ボロ橋の撮影をしていたのは、私と、その黒人の御夫婦くらいで、この橋が有名なものなのかは、謎です。私は、構造物としては、かなり魅力を感じましたけど。もしかすると、私がしきりに写真を撮っているのを見て、有名なものなのか?と勘違いされて、写真を撮ってくれと言われたのかもしれません。だとしたら、なんだか、申し訳ない感じが・・・。

IBMの広告。世界企業であるが故に、あまり日本と変わらないと安心感を覚えたりしました。 そのまま、2番街を南に下ります。日曜のニューヨーク市内は、どことなくのんびりとした感じが漂っていますが、所々で警官が立っており、警戒態勢を強いている様に思えます。ゆっくりと街を見ていると、広告なんかも面白いんですよね。ハリウッド映画の広告なんかだと、日本でも上映されるので、なんとなくなじみがありますし、パソコンの広告なんかも面白いものです。バスの横には、ターミネーター3の広告が、公衆電話にはYAHOO!SERCHの広告、街角には、IBMのシンクパッドの広告が目に付きます。
 途中で東に折れ、国際連合の本部に向かいます。国連の本拠地って、スイスのジュネーブじゃなかったのかな?と思ったのですが、間違い無く、国連はここにあり、確かに、ニュースで見たものと同じ建物がそびえています。

 国連の中を見学することができるそうですが、見学料金がいるそうで、荷物も預けなければいけないといった制限がある様でしたので、見学せずに、前を通り掛かっただけにしました。時期が時期なだけに、厳戒体制になっているのかもしれません。ただ、見学料金が10ドルだったか、15ドルだったか必要なのは、ちょっとばかり腑に落ちません。無料にしても、いい様な気がするんですけどね。

パレードの風景。やっぱり、派手です。 そこから、グランドセントラルに向かって歩いていると、またもや、黒人さんの2人組に声をかけられました。一体なに?と思っていると、カメラを差し出され、またもや、写真を撮ってくれとのこと。対象物は、国連ビルだったのですが、2番街あたりで言われた為に、結構遠いと思うんですけど、まぁ、本人が納得しているならば、いいか・・・ということでまたもや、カメラマンをさせていただきました。なんだか、1日に2回も声を掛けられると、ちょっと不思議な感じです。そんなに声がかけやすい感じだったのかなぁ・・・。

 グランドセントラルの駅がどのあたりにあるのかわからず、西に向かってあるいていると、5番街に出てしまいました。どうやら、いつのまにやら、グランドセントラル駅を通りすぎてしまった様です。ちょうど12時だったのですが、これがタイミングいいというか、なんというか、この日はゲイパレードの日だった様で、まさしく今からパレードが始まるといった時に出くわしました。それも、そのパレードの先頭がいる交差点だったのが、なんとも不思議な感じです。
 パレードということで、色々な仮装の方がいらっしゃるわけで、その奇抜な仮装にはちょっと驚いてしまいます。妹の話によると、同性愛に対することの他に人種に関する事柄にも触れているパレードだったらしく、ちょっと感動したということですが、私には一体何のことやら・・・。御堂筋パレードを見ている感じで見れば、ちょっとしたお祭といった感じです。アジア人の団体の時に、パレードに参加している一人の男性が、私の方に向かってきて、チラシを渡して去っていきました。そこには、「安全 無料」といった日本語の他に、中国語、タイ語とおぼしき文字がかかれてあり、どうやらHIV検査に関するものの様でした。恐らくアジア系の人を見かけると、チラシを渡すといった感じなのでしょう。

グランドセントラル駅のコンコース。天井には星座が描かれています。 1時間程度、パレードを見た後、グランドセントラル駅へ再度挑戦しました。外側の大きなビルは発見できたのですが、今度は、中に入る手段がわかりません。土曜・日曜は、あちこちの入り口を閉鎖している様で、ちょっと不安に感じます。
 15分ほど、駅の周りをうろうろとして、ようやく見つけた入り口から入ると、そこは暗いビル。いったい・・・と思って、階段を降りると、見事なまでに広々としたコンコースに、大勢の人。高い天井の上には、星座が描かれ、ターミナルといった感じになっています。出札窓口はすぐにわかるのですが、改札といった感じのものは、見当たらず、ホームには電車が停車していますが、いったいどこで切符を差し出すのだろう?と不思議に思います。
 その駅構内をうろうろとしていると、交通博物館なるものがあり、無料とのことでしたので、しばし見学。といっても、郊外電車の過去の車両の模型と、ポスターが展示されている程度で、あとは、グッズの販売以外には何もありません。博物館と言われていたので、ちょっと気になったのですが、中に入ると、こんなものか・・・といった感じです。

 

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