食べてみたいなわんこそば花巻志戸平温泉編7(2004/1/17〜18) |
ま、何だか豆知識を得た状態で、道の駅を後にします。ついでに遠野の観光案内図ももらい、今回の遠野での目的地を、「たかむろ水光園」としました。大きな庭園があり、遠野の民族資料の展示も行われている様だったので、遠野を一挙にここで知ることができると思ったわけです。 |
個人的に一番面白いと感じたのは、暮らしの民具館で、ここの2階の資料を、食い入る様に見ていました。戦前の雑誌と思われる、「国際写真情報」が束になって置かれていて、どうやら自由に見ることができたのです。こういうのは、なんとも時代を感じるので、面白いく感じ、結局、20分程読んでいました。こういうのは、読み出す止まらないんですよね。また、若い昭和天皇の御真影も飾られており、なるほど、「暮らし」にかかわる展示であることは間違いありません。1階には、薬を混ぜる機械や、蓄音機なども置かれていますが、残念なのが説明書きがほとんど無いということ。これが充実していると、例え展示物が少なくても、随分と楽しめると思うんですよね。 |
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最後に「ふるさと消防館」という施設に入ります。こちらの施設の目玉が、明治時代のポンプ車で、これだけは説明書きが付けられていました。なんでも、明治18年(1885年)に導入されたポンプ車だそうです。その後、80年にわたり使われてきたそうで、手直しなどを行って復元したものだそうですが、国内にあること自体が珍しい貴重な遺産であると書かれてありました。でも、パッと見た時は、ポンプ車というよりも、人力車みたいな感じなんですが、一番持ち運びがしやすい形だったということなんでしょう。それにしても、明治18年から80年ってことは昭和30年代まで使われていたんですよね。というよりも、その昭和30年から考えてももはや40年近い年月が立っているわけですから、よくも残っていたものだと驚くばかりです。導入されてから、119年目にして、私と出会えたと考えると、ちょっと運命的な感覚を覚えてしまったりするんですが・・・考えすぎですね(^^ゞ |