ホームページへ戻る

東北編に戻る

その7へ戻る

 
食べてみたいなわんこそば花巻志戸平温泉編(2004/1/17〜18)

 

たかむろ水光園トロン温泉入口 さて、そんなこんなで、たかむろ水光園はなかなか楽しめたのですが、なんといっても寒さは応えます。そんなわけで、最後に差額を払ってソーラートロン温泉に入湯することにしました。露天風呂はありませんが、大浴場の他にトロンサウナ、霧の温泉があります。洋風と和風の2タイプの大浴場とのことだったのですが、私が入ったのが洋風だったのか、和風だったのか、微妙なところです。なんとなく、瓦があった様な気がするんですが・・・でも、洋風かもしれないし・・・となんとも微妙ですね。
 ソーラートロン温泉とは、本物の温泉では内容で、科学的に温泉効果を作り出した温泉だそうです。言うなれば、偽物ってことになるんでしょうが、効能は温泉とかわりありませんから、少しの源泉をお湯で薄めるといった温泉に比べたらよっぽど良心的であると考えられると思います。トロンサウナは、低温サウナですので、高温サウナの様なシンドさは感じません。霧の温泉は、ただのミストサウナだと思っていたのですが、椅子の上から背もたれを伝って、温泉が流れて部屋全体は霧がかっているといったものです。ミストサウナにお湯が流れているといった表現がぴったりかもしれませんが、サウナというほどの熱さでは無く、室温は40度前後だと思います。
  

 なかなかいいお風呂だったと、上がります。で、総括としてこの施設は、何を売りにしているのか良くわからなくなってくる施設だなぁと思う反面、かなり充実していて一日をゆっくり過ごすにはいい施設だと思いました。恐らく、島根県の弥栄村にある「ふるさと体験村」はこの施設を目指しているのでは無いかと思ったりするわけです。ちなみに、温泉館の方にも宿泊施設があり、一室2名だと一泊二食付で9020円だそうです。うーむ、どうも評価の基準が島根県の施設になってしまいますが・・・。
 本当ならば、一泊二日でここにやってきて、一日はこの施設でのんびりとして、翌日は遠野市内をゆっくりと散策といった形がベストの様な気がします。今回は、時間が無かったので、水光園だけで遠野の体験した形になりましたが、いわばこの遠野はジオラマの様なものですから、本当の遠野も体験する必要がある様な気がします。心残りですが、それもまた一興。次回に回して、また訪問する理由を作ったと思う方がいいかなぁなどと思います。ちなみに、水光園は浄水場に併設された施設の様です。この上水設備に水力発電所と太陽熱集積器を作って、温泉館を作ったといった具合です。そんなわけですので、温泉館には、淡水魚水族館や水道資料館もあるそうですが、今回は時間が無くて、見れずじまいでした。
  

花巻空港ターミナルロビー(2004年1月) まぁ、そんなこんなで花巻空港を目指します。カーナビに案内させると、何だか途中で妙なルートをたどっていきます。まぁ、往路と違う道を通るというのもなんとも面白いもので、得した気分になるのですが、本当にこれでいいのか、不安に思えてきたりもするので、微妙なところです。特に、国道からわざわざ逸れて、旧街道を走らせるというのは、どういう設定なのか・・・と思ったりします。初めての場合は、国道でいいんですけどね・・・。
 とまぁ、そんなわけで花巻空港にも無事到着。18時35分の出発までの間、食事でもということで、空港2階にあるお蕎麦屋さんで、夕食をいただきます。大阪便が最終ということもあり、それに合わせて閉店する様で、お店は最後のかき入れ時といった具合で、結構バタバタとされている感じです。メインが大阪便で、かつ日曜日の最終便と考えると、このお蕎麦屋さんのお客さんは、ほぼ全員が関西人なんだと考えると、これもまた不思議な感じがします。
 お腹も満たされて、搭乗待合室に入ると、待合室が一杯です。MD90ということで、168人乗りなんですが、この調子だとほぼ満席といった感じなんでしょう。ちょっと飲み物でもと思って、売店を覗くと、「サンドウィッチ」を発見。普通のサンドウィッチならば、別に気に止めないのですが、アルミホイルで巻かれたもので、なんとも手作りっぽい感じがするので、先程蕎麦を食べたにもかかわらず、思わず購入してしまいました。見た目は大事ということです。
  

 で、この搭乗待合室で一際目立ったのが、ビジネスコーナー。これ、一体何?と思ったのですが・・・アコーディオンカーテンで横が仕切られているところに、パソコンデスクとチェアが1組。ちなみに、後ろは普通の搭乗待合室の椅子が並んでいるのですが・・・。ビジネスコーナーというよりも、家で余ったパソコンデスクとパソコンチェアを持ってきたといった感じがします。これを見ることか出来るのも、新ターミナルが完成されるまでの間ですから、貴重なもの見たと言えるかもしれません。でも、客観的に見ると、これって一体・・・って感じなんですけどねぇ。
 ちなみに、飛行機ネタとしては、往路がMD−87、復路がMD−90だったのですが、翌月曜日からMD−81/87の一斉点検で、欠航だらけとなってしまいました。なんとかギリギリの旅行だっわけですが、考えようによっては、問題のあった飛行機で花巻まで行った可能性があるわけで、心境としては微妙です。ま、無事に帰ることが出来たので、万事良しということにします。

 ということで、天気に恵まれ、観光施設に恵まれ、食べ物にも恵まれたいい岩手・秋田旅行でした。わんこそばは、「もう一度食べに行きたい!」ですね。

  

ホームページへ戻る

東北編に戻る

その7へ戻る