雪に閉ざされた青森酸ヶ湯温泉’03編3(2003/12/07〜08) |
翌日、目が覚めた時間が6時半。気温は、かなり寒い感じがします。時折、強い風が窓を揺らします。暖房を切っていたので、部屋の中はかなり冷たいのですが、それよりもなお、外の方が冷たい様で、窓が真っ白に曇っていました。まだ、時間が早いということで、もう一度、布団の中でうたた寝。二度寝というのは、なんとも気持ちの良いものです。結局、7時半頃に起き上がり、窓の曇りをぬぐって外を見ると、雪がシンシンと降っています。とりあえず、女性専用時間になる前にということで、ヒバ千人風呂に入ります。8時から女性専用ということで、男性用更衣室には、大きな看板がもう掲げられていました。 |
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食事を終えて、30分程休憩した後、最後に「玉の湯」に向かいました。一人で占領出来る可能性が高いので、こちらの方が気に入っていたりします。ただ、ちょうどヒバ千人風呂が女性専用時間が終わった所でしたので、それ以前にこちらに流れて来られていた方で、混雑していましたが、数分後には私だけという状態になりました。やはり女性専用時間のみ「玉の湯」が混雑する様です。 |
外を見ると、雪は収まるところを知らないといった感じです。そう言えば、酸ヶ湯温泉を外から撮影していないということに気づき、カメラを持って、外に出てみたのですが、あっという間に雪が体に積もります。一面銀世界といった感じで、今日の帰りの飛行機は問題なく飛び立つのだろうかとちょっと不安に思います。遅れるとか欠航になった時はなった時で、どうやって帰ろうかと悩むのが楽しかったりするんですけど・・・。 |
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12時30分頃に青森駅前に到着。市街地付近は、雨上がりといった感じで、青空も見えます。雪も粉雪がチラつくといったぐらいで、一安心。今日の観光の目的地は、「青函連絡船 八甲田丸」ですので、駅から北に向かって歩きます。青森ベイブリッジの下にやってきた時、雪が急に降り始め、海風の影響で風も強く、吹雪の様相を呈してきました。とりあえず逃げ込んだのが、ブリッジ展望台への階段。12月8日から冬季閉鎖という旨の掲示が貼り出されていました。ということは、その前日ということで、今年の見納めということになります。そんなわけで、階段を上がって、展望を楽しむことにしてみたのですが・・・橋の上は、猛烈な吹雪といった感じです。手袋もして武装していたのですが、役に立ちません。やはり大阪人は、青森の寒さを舐めていたと改めて思います。12月の初めだというのに、こんなんだったんだという感じです。 |