雪に閉ざされた青森酸ヶ湯温泉’03編2(2003/12/07〜08) |
結局、何をするにも中途半端な時間になってしまったので、駅ビルにある書店で青森情報を調べようということで、立ち読みで時間をつぶす事にしました。特に気になったのが、雪中行軍遭難に関することなんですが、観光ガイドブックでは簡単にしか書いていないですし、郷土資料の部分でも探し出す事ができませんでした。こうなってくると、もっと調べてみたくなるのですが、来年(平成16年)の夏に、雪中行軍遭難に関する資料館ができるということが分かり、それに期待することにしました。つまり、来年の夏以後にもう一度青森に、やってくるということになります。
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とりあえず、お風呂ということで、まず最初に洗い場のある「玉の湯」を利用させていただきました。小浴場ということで、確かに湯船も5〜6人入ると一杯といった感じのものですが、人気が無いのか、お客さんは私一人。完全に占有している感じです。占有となると、これまたうれしいもので、掛け流しのお湯を独り占め出来ていることを実感することができます。お湯は白濁したもので、硫黄の香りが心地よい感じです。 ゆっくりと玉の湯で使った後、こちらのメインとなるヒバ千人風呂へ向かいます。ヒバの木で作られた80坪のお風呂というのが、有名で、それこそ大浴場といった感じです。こちらは男女混浴で、1日に2回各1時間だけ女性専用時間が設けられています。それ以外の時間も、敷居は無いもきの、男性と女性を分ける目印があり、入口から湯船に向かって左側半分が男性、右側半分が女性という風になっています。裸を気にするか?と思ったのですが、建物の中ですので、湯気が一杯で、かつお湯が白濁したものですから、気にするどころか、何も見えません。 |
お湯は、「熱湯」「冷湯」「四分六分湯」の3つの湯船と「湯瀧」があります。湯瀧が男性用のところにあったので、女性の方は専用時間にしか使えないのかと思ったのですが、その当たりは関係が無い様で、女性の方も湯瀧を利用されていました。つまり、男性だけが女性側への通行を禁止されている様です。 |
それにしても、大きいお風呂だなぁと思ったのですが、それ以上に大きい旅館だなぁと思います。湯治客も多い様で、湯治部の方からもかなりの人がやってきます。また、日帰り利用客も多い様で、何かと忙しそうなんですが、お風呂が大きいので、全然気になりません。唯一、困ったのは晩の女性専用時間で、この時間は、男性客が玉の湯に流れてくる為、小さい湯船に沢山の人がやってくるので、大変です。この時間だけは、玉の湯の女性用も男性用に変更するなどの工夫が欲しいなぁと思うところです。 |