この国民宿舎へはところどころに看板があったのですが、最後に、左 高千穂神社、右 国民宿舎と書かれてある看板がありました。そういや高千穂神社にも立ち寄ろうかと思ったのですが、さすがに今の状態で、立ち寄る元気は無く、とりあえず、車で高千穂神社に向かう事にしました。
といっても、そんなに大層な距離ではなく車で走るとものの3分程度。駐車場に車を止めて、高千穂神社の境内に向かいます。こちらは、階段を上がったところに境内があります。本日何度目かわからないですが、手水で清めて、階段を上がります。神武東征の出発地という高千穂宮があるだけあって、なかなか格式高い雰囲気です。高さ55m、樹齢800年の巨大な杉があり、秩父杉と名付けられ、大事に世話がされている様子でした。他の木々も小さいわけではなく、この大きな木が神社をなお一層厳粛な雰囲気にしている様に思います。
高千穂神社を後にして、一路、赤水に戻る事にしました。時間があまり読めないので、大事をとった配分で、高森に3時30分頃まで到着できるならば、温泉にでも立ち寄ろうという魂胆でした。熊本県内に入ると、熊本シティガイドに掲載されているので、温泉を見つけるのもそんなに苦労はしません。
熊本県内に入ると、ループ橋がすぐにあり、そこで車を止めてちょっと見学。島根県のおろちループとは規模も大きさも違うとは言え、なかなか絶景です。高所恐怖症の私は、足が震えて下を見る事が出来ないですが、いい眺めです。といっても、眺める以外に何も無いですから、それほど見学する人がくるわけではありません。
順調に高森市街地へ向かい、赤水へ進路を向けます。時刻は15時40分。温泉に入れないことは無い時間です。とりあえず、熊本シティガイドでどこに温泉があるか確認してみます。ところが、突然、渋滞が始まり、あれれ?といった感じです。渋滞が、どれぐらい続くかわからない状態で、トロトロと進みます。
恐らく、阿蘇大橋が先頭だろうと推測し、脇道にそれて見ることにしました。熊本シティガイドによると、赤水の方へ行けるらしいとのことでしたので、途中に温泉があるとのことだったのですが、結局わからず、渋滞の状況で、赤水に到着できる時間も読めないので、そのまま諦めて赤水に向かいました。
しかし、国道57号近くになってくると、渋滞に巻き込まれてしまいました。といっても、国道まで500mの地点でしたので、5分程で脱出、なんとか赤水駅近くまでやってくることができました。時計は16時20分を指しています。微妙な時間だなぁと思い、赤水温泉へ向かったのですが、営業しているのかどうかがわからず、とりあえず荷物の整理をして、レンタカーを返却しました。渋滞は、熊本市内へ向かって続いている様子です。
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