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ぶらっと嵐山へ京都府縦断 秋の紅葉編 その5 |
ふらふらと、歩いていると、気がつくと、東向日を過ぎていました。まだ、それほどある気づかれたという感じがしなかったので、もう一駅歩いていこうと思いました。大きな公園があるなぁなんて思っていると、それが向日町競輪場だった様で、駅から意外に離れた位置にあることに驚いていました。 この向日町競輪を過ぎると、そこから西向日駅近くまで「向日町商店街」だそうで、アストロ通りと愛称がつけられていました。なんと、一駅近くある商店街なんですから、なんとも不思議な感じがします。しかし、なぜアストロ通りという名があるのかといいますと・・・。 |
この商店街の中に突然向日神社という神社があります。まぁ、神社が突然あるのは当たり前なんですけど、この神社なかなか大きな神社でして、意外に長い参道が続いており、風格というものが感じられます。そのまま坂を登り切ると、なぜか工事用の衝立があるのですが、なんでも、9月に不審火で焼けてしまった建物の復元工事が行われているそうです。 で、色々と云われなんかを見ていたら、「明治神宮を造営する際の、社殿のモデルになった」とのこと。向日神社の本殿を模して作られたのが、初詣集客力で堂々の一位を見せている明治神宮なんだそうです。なんだか、大きな発見でした。 この神社、なかなか趣があって、あちこちに紅葉した木があり、実は隠れた紅葉スポットなんじゃないかと思いました。来年はまずここにやってこようと思ったのは言うまでもありません。散歩って意外な発見があるのでいいもんですよね。 そうそう、このアストロ通りの謎なんですが、なんてことない、この向日神社の境内の横に、向日市立天文館というのがあるんです。どうやら、そこから名前を取った様です。ちなみに、5時過ぎだったので、すっかり閉まっていたのですが、入場は無料だそうですので、一度、見学してみたいと思いました。 |
結局、西向日まで歩いていったんですが、なんとなく、もう一駅歩いたら、快速急行に乗車できるなぁなんて思い、長岡天神駅を目指すことにしました。といっても、ちょうどこの時間急行なんか乗ってみたら、えらく混雑していて大変なんですけどね・・・。 とりあえず、地図を見るためにコンビニ(向日市上植野町付近)に入ってみたところ、どうやらこの先は橋をわたらないと長岡天神には行けない様子でしたので、どのコースをたどるか確認しました。 ただ、なんとなく阪急電車の東側に出るのが嫌で(特に理由はないんですけど、たま〜に、そんなことありません?)、西側のコースを辿ることにしました。 あたりは一面、真っ暗な状態で、とりあえず、歩いているといった感じで、地名も何もよくわかっていません。地図を見たといっても、橋をわたるといったこと以後は、覚えておらず、パソコンは充電池が切れてしまい、使えない状態。コンビニがあれば、そこで地図を見せてもらうといった行動しか方法がないということになります。 |
薬師堂のバス停(長岡京市今里付近)あたりで、なんだか訳がわからず、現在、自分がどの方角を向いているのかすらわからなくなってきました。とはいえ、阪急電車に近い位置を歩いているのは間違いないはずですし、まだ時間も6時代ですから、それほど、困りません。 茨木へは西の方角なんだから、西に向かえばいいとういことで、薬師堂を北に上がって西に向かう道に入っていきました。ここにも、大きな田畑が広がっています。京都線沿線はまだまだ開発の余地があるもんなんだと改めて感じます。 西に進路をとって歩いていたところ、住宅街から突然竹藪が現れました。その先にも道が続いている様だったんですが、さすがにこれは続いて歩くことはできないということで、あきらめて、南に下ることにしました。とりあえず、阪急電車が見えればいいかと思っていました。 少し大きめのバス道に出たのですが、バス停を見ても何がなんだかわからず、現在自分がどこにいるのかよくわからない状態に陥っています。おそらく、長岡天神駅が先の薬師堂から近かったとすると、大山崎駅へ向かって、1/3程度行ったところでは無いかと思うのですが、そういや、まだ天神さんを見た覚えがありません。本当にどこを歩いているのか・・・と不安になってきます。といっても、バスもあるし、時間もまだまだ余裕がありますから、それほど心配する様な状況ではありません。気にせず、歩いていくことにしました。 |
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