結局、朝起きられるかどうかが心配だった様で、午後3時過ぎに目が覚めた後、1時間ごとに目が覚める始末。午前4時に目が覚めた時は、夜が白んでいたのですが、どうやら曇り空。朝には晴れてくれることを願っていたのですが、結局、午前6時に起床した時も曇り空には変わりありませんでした。というか、雨雲らしきものも見受けられるので、これってもしかしたら、やばいんじゃないか?って思った次第です。
とりあえず、朝風呂ということにしました。約40分程度ゆっくりと浸かってさっぱりした後、朝食会場へ出かけたわけですが、朝食会場はバイキングになっていました。品数はさほど多いわけでは無く、和食のみになっているのですが、なかなか満足のいく内容でした。というのも、イカがおいしいんですよね。北海道らしくジャガイモがあったので、テレビで紹介されている通り、北海道風(というよりも函館風?)に塩辛と一緒にいただいたわけですが、このイカの塩辛が肉厚でとてもおいしいんですよね。後、イカと大根の煮つけもあったのですがこれもまたイカがおいしいのです。
といっても、イカばかり食べているわけにもいきませんので、なかなかいい具合にお腹が満たされました。で、時間はちょうど8時前。予定通りと言えば、予定通りなんですが、この曇り空。霧の摩周湖とはいいますが、もしバスにじょうしゃじて行っても、なんだか今一つでは無いかと思い、急遽摩周湖行きを断念。これは、またの機会があるだろうということにしました。代わりに昨日途中までしか歩けなかった硫黄山までの遊歩道を利用することにし、とりあえず摩周から乗車する予定だった列車に間に合う様な形にすることにしました。
そうなると、時間に少し余裕が出来たので、これぞいい機会と、最後にひとッ風呂浴びてからの出発としました。午前8時を過ぎると入浴客は皆無で、のびのびと大きなお風呂を独り占めできます。といっても、数時間前に入ったばかりですから、少し湯船に浸かるだけといった感じです。午前9時過ぎにチェックアウトをし、まずは足湯に立ち寄りました。まだ温泉に浸かるのか?と言われそうですが、足湯は見学だけにとどめたのですが、ここで昨日の老夫婦と偶然出会いました。向こうの御夫婦も覚えていられた様で、少し話をしたところ、9時15分のバスに乗って、硫黄山に行くつもりだったのだが、グズグズしていてバスに乗り遅れたとのこと。となると、次のバスはえらく先になるのだが・・・と思っていたら、歩いていくつもりとのこと。一緒にどうかと誘われたのですが、行程の問題でエコミュージアムを見てからで無いと列車に間に合わなくなってしまうので、丁重にお断りしました。しかし、おじいちゃんの方は元気で健脚の様ですが、おばあさんの方は杖を付いて歩いておられるので、大丈夫かとちょっと心配しました。一緒に付いて行ってあげた方が良かったかもしれないと少しばかり後ろ髪を引かれました。
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