小一時間ほどで、「大沼」駅に到着。分岐駅ですが、2面3線の一般的にJRの駅で、無人駅の様です。到着したのは3番線でして、2番線に列車が到着していたのですが、まだ客扱いはしていない様で、大沼公園へ向かう列車は、結局20分後の普通列車でした。やはり区間列車はなかった様です。
しょうがないので、駅からでると、タクシー乗り場の看板が目に入りました。親切にも、ホテルまでの目安の値段が書かれてあり、それをみると、1650円と表示がありました。とはいっても、タクシーは常駐しておらず、電話番号がかかれているだけの乗り場ですので、電話でタクシーを呼ぶことにしました。
タクシーがやってくるまでの数分間で、またもやポストと駅舎の撮影を行ったのですが、う〜む、なんというか、まだ四国のすごろくの気分が抜けていない・・・。まぁ、それはともかく、大沼駅からつづく目抜き通りの道の大きさには驚きですが、なにも無いというのがぴったりな駅前風景が目に飛び込んできました。大沼公園駅の方はどうなのだろうと思いながらタクシーを待ちました。
5分程度でタクシーが到着、今夜の宿泊先、大沼プリンスホテルを指定します。車は大沼公園駅の駅前を通って、プリンスホテルへ目指すのですが、大沼駅よりも大沼公園駅の方が、ずいぶん都会・・・というか、かなり観光地化されており、ちょっとがっかり。もっと、森と湖といった感じだと思っていたのですが、駅前のターミナルは整備され、おしゃれなお土産屋さんも並んでいたりします。まぁ、これらが全て悪では無いにしても、ちょっと、想像していた閑静なイメージでは「駅付近」はなかったです。
しかし、線路を超えると、左手に小沼が見えます。この風景がなんとも美しく、林道を抜ける様な感じで、タクシーが走ります。と、雨がぱらついてきました。歩かないでよかったと思いながら、ホテルに到着。チェックインをして、部屋に・・・というか、今回はコテージを選択していたので、コテージまで電気自動車で送迎していただきました。イメージ通りの林間リゾート地といった敷地内には、200棟以上のコテージがあるそうです。その為、敷地がかなり大きいので、電話一本でお出迎えといった形になっているそうです。
今回は202号室のコテージを利用することになったのですが、ホテルからは車で5分。歩くとどうやら20分以上かかりそうな距離です。また、メインロッジとよばれるスポーツ施設のあるところまでは、歩いて5分の距離。こちらにも、売店とレストランがあるので、利用価値があるかと思ったのですが、どうやらこちらのメインロッジは、ゴルフ客が中心な様で、我々の様な単純な宿泊客とは、ちょっと雰囲気が違っている様でした。コテージ内には、虫よけ対策として、電子香取(アースノーマット)と殺虫剤がおいてありました。バス・トイレ・洗面台・台所が玄関より入ってすぐの位置、次に寝室となるのですが、さすがはホテルのコテージ、ホテルの部屋がそのまま再現されています。赤が基調で照明器具はすべて白熱灯ですから、あたたかい雰囲気のコテージです。
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