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偶然の桜!織物体験と玉造温泉編(2004/3/27〜28)

 

 体験終了後、ロビーでいつものトマトジュース「まるごとトマト」を購入して、一息入れます。受付の方と少し話をして、かなり楽しい体験であった旨をお伝えし、社交辞令かもしれませんが、他にも色々とやっているので、またお越しくださいと声をかけてくださいました。弥栄村のふるさと体験村では、他にそばうち、味噌造り、ヤマメ釣りなどが体験でき、ログハウスもあるので、一度、ゆっくりとこの施設だけにやってきたいなぁと思います。3時間程度の滞在で、かつ機織り体験のみでしたが、十分に楽しませていただきました。

 さて、車は一路、玉造温泉に向かいます。16時20分頃に出発したので、玉造温泉への到着は早くて18時30分頃の予想です。後は、国道9号が混まないことを願うだけですが、その前にお昼ご飯を食べていなかったので、コンビニで軽食を購入。どちらかというと、ふるさと体験村でそばをいただきたかったのですが、時間が無いので、それは叶わない結果となってしまいました。
 浜田から温泉津、太田、多岐を経て東へ進みます。こうやって、車を運転していると、島根県って東西に広いなぁと改めてお感じます。多岐からは、旧道に入り、出雲市街地を外して、宍道町へ。宍道町からは9号に出たのですが、やはりこのあたりになると、交通量が随分変わってきて、到達時間が延びます。いつも思うのですが、出雲市から玉造温泉って、結構時間がかかるんですよね。感覚的には、すぐそこという感じなのですが、実際には出雲市に入ってから、1時間弱ぐらいかかる感じです。
 

 玉湯交差点を入って、いよいよ玉造温泉街に入るころには、すっかり夜になっています。玉湯川沿いの桜が見事に咲き始めで、ぼんぼりに灯がともり、桜のいい時期にやってきたという感じです。計画当初から考えると、嬉しい誤算です。この桜を見て、食事を終えた後に、夜桜の見学にいこうということになりました。

 今回のお宿は、「華仙亭 有楽」です。温泉街の中心より若干北よりにあります。旅館の前の玉湯川沿いの桜も見事に咲いています。到着は、ちょうど19時頃となってしまい、温泉利用客としては、遅い時間に到着した感じです。今回利用させていただいたのは、東館で、少し古い建物です。しかし、部屋の広さは十分あります。サービスは、あまり簡素化されているところが見当たらない、普通の旅館サービスといった感じで、温泉旅館はこうあって欲しいというのを実感します。桜の開花に関して、旅館の方と話をしていると、ちょうど八分咲きといった具合で、ぼんぼりを付けたのは、今日からとのこと。タイミングがすごい良かったと改めて感じます。何から何まで、うまくいった感じです。
 桜の写真を撮りたいのと、お腹が空いていたということもあって、すぐに食事にしてもらいました。品数、量もそこそこあり、味もなかなか。ちょっと濃いめの味付けなのは、こちらの旅館の特徴かもしれません。かといって、嫌になる濃さでは無く、「あ、濃いかなぁ?」といった具合です。量は、ご飯までたどりつくと、満腹状態になってしまうぐらいです。今のところ、玉造温泉では外れが無いなぁと感じます。
 

玉湯川の桜 さて、食事で満腹になった後、布団係の方が布団を敷きに来てくださいました。布団を敷いてもらった後、すぐに行動開始。桜の写真撮影会に向かいました。八分咲きって、ちょうど見頃なんですよね。まだまだ元気な桜が沢山咲き乱れている感じです。玉湯川沿いの桜は、かなり沢山植わっている様です。ミニ三脚を持っていたので、それを使って、写真を撮ります。風が強いほどでは無いものの、そこそこあるので、あまり長い時間開けていると、思いっきりぶれたりして、なかなか難しいものがあります。こういう時は、フラッシュがあったらなぁと感じます。そのうち買おうって思うんですけど、お金がねぇ・・・。望遠レンズも買いたいし・・・。

 四人四様で写真撮影を行うのてすが、これが、なかなか面白いもので、撮影中は本当にてんでばらばらに散っていきます。故に、後からみんなの写真を見ると、「こんなところあったんだ。」と思うことも少なくありません。玉湯川沿いですので、浴衣を来て、カラコロと歩いている人も多く、写真を撮っているわれわれを物珍しそうに眺めている様子が伺えます。小一時間程、思い思いの写真を撮って、最後は集合写真といきます。まぁ、それにしても集合写真一つとってみても、何だか妙な凝ったりして、結構時間がかかるんですよね。あ、もとい凝るというよりも、思った様に撮れないので、何度も撮りなおすんですよね。まぁ、そんなこんなで、夜桜見物&夜桜撮影会は終了。玉湯町主催の玉造温泉の写真コンテストに応募できそうなものがあったのか、さてさて(^^ゞ
 

玉湯川の桜

玉湯川の桜

 お部屋に戻った後、ようやく温泉に向かいます。華仙亭有楽のお風呂は、ちょうど東館の対角の位置にある様で、結構遠い感じです。2階建ての回廊敷きの新館が現在のメインになっている様で、真ん中がお庭になっています。縦に高くせずに、低めにせっていしているとういうのは、何とも贅沢な作りです。お風呂の入口には、タオルが何枚か用意されており、バスタオルはともかく、普通のタオルは、持って来る必要が無かった様です。ということで、持ってきたタオルを使って、帰りに新しいタオルを貰っていくという方法を取ろうということにしたのですが、良く考えると、客室のタオルは新品で、こちらは使い回しされている様な感じです。持って帰るんだったら、客室のタオルですね・・・。ということで、持って帰りませんでした。

 男湯と女湯の入れ換えは無い様で、朝も晩も同じお風呂です。内風呂は、檜風呂になっており、湯口がお風呂の真ん中にあります。その湯口は、大社造りのお社状態で、お社の前に座ると、なんだか妙に神々しく思えたりします。お風呂そのものの大きさは、それほど大きいわけではなく、どちらかというと、こじんまりとしている感じですが、大変清潔で、かつこの時間だとお客さんも少ないので、ゆったりと入ることが出来ます。内風呂は少し熱めで、外湯はぬるめの感じですので、外は冷めたままという状態なんでしょうか?露天風呂の方は、岩風呂になっており、庭もある標準的な感じです。派手さは全く無いものの堅実な感じのするお宿でした。
 

やさか仙人 有機トマトジュース あ、唯一、有楽で気がかりだったのが、館内放送です。東館だけなのかもしれませんが、仲居さん向けの連絡事項が館内放送で伝えられるんですよね。それが、部屋の中にも聞こえて来るので、何だか妙な感じでした。慣れれば、どうってこと無いんですけど、何だか、慌ただしさが伝わってくる感じです。

 その日は、風呂上がりにアイスクリームもしくは牛乳などを購入して、部屋で弥栄村で購入した弥栄仙人トマトジュースを飲んで就寝。何だか、長い一日でした。一番長い一日だった方は、午前4時起きとのことだったので、20時間、どうもご苦労さまでした。

  

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