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偶然の桜!織物体験と玉造温泉編(2004/3/27〜28)

 

江の川河口を望む 時間があまりないので、10分程度で出発し、今度は自称「ひなびた温泉街 有福温泉」に向かいました。温泉街の雰囲気は、全く変わっていない様子で、一度は止まってみたい温泉街だなぁと思います。以前は、駐車場近くのお土産屋さんで、入湯券を購入して、お風呂に行ったのですが、システムが変わった様で、入湯料は各お風呂で支払う様になっていました。御前湯・五月湯・弥生湯の三カ所のお風呂があり、メインのお風呂は御前湯。ということで、今回は御前湯を利用させていただきました。思っていたよりも、お客さんが多く、6〜7名程度の入浴です。お湯は無色透明ですが、温泉らしく滑らかな肌触りです。湯船が深いので、足を延ばしてのんびりすると、溺れてしまいそうなので、ちょっとした緊張感がある感じです。でも、入っていて心地よい感じです。
 以前には、無かった脱衣所には、クーラーが設置された様で、まだビニールが付いていた状態ですが、夏場に備えての準備の様です。2階が休憩所になっており、おばあさんが数人、お弁当を広げて、テレビを見ておられました。鄙びた温泉という雰囲気を肌で感じることができる気がします。休憩所の片隅にあるソファーに腰掛けて、温泉雑誌をペラペラめくりながら、もんたさんとねこさんが出てくるのを待ちました。

 お風呂に入ってさっぱりとした後、今回の旅の目的地の一つ、弥栄村のふるさと体験村へ向かいます。これが、メインだといっても過言では無い、織物体験です。ただ、予約を1時に入れていたのですが、30分程度遅くなるということで、電話をかけようとしたのです、印刷したメールには、電話番号が無いという不覚な自体に・・・。こりゃ、しまった!ってことで、iモードやez−webを使っての、電話番号検索となりました。なかなか見つからなかったのですが、もんたさんが見事にゲット。助かりました。インターネットなんかだと、結構載っているので、タカをくくっていたのですが、こういう時に困るものです。
 

機織り体験 ということで、1時30分にふるさと体験村に到着。すぐに受付に行き、支払いを済ませた後、実習室に通されました。実習室では、2名の先生を待たせていた様で、まずは、遅れた事に対するお詫びをいい、すぐに機織り体験に移りました。どうやら、実習室をこの後も使う様で、で切れは3時までに終わらせていただきたいとの旨の申し出があり、了解。元々、体験時間が90分という話でしたから、少し急げば間に合うだろうという感じでした。
 縦糸は、セットされていたので、好きな縦糸のある機織り器を選び、横糸を十種類程度の糸から選びます。こういう色彩感覚は、とんでもなく不安なのですが、あまり派手に違いすぎなければ問題が無いだろうと思い、青系統の糸を選択しました。1本ずつやると、時間がかかるので、3本をまとめた状態で、織っていく方が良いとのことでしたので、3本の糸をまずは、糸巻を使って巻いていきます。この糸巻の際にバランスよく3本同時に巻いていかないと、実際に機織りをする際に糸の長さが変わってきてしまいます。それに気をつかいはじめるとなんだかうまくいかないので、結局、最後は、エイヤーってな具合で巻いていきました。で、勢いづいて巻きすぎた様で、今度は、機織りの機械に通らない状態になってしまい、今度は、それを2つに分ける作業を行うことになってしまいました。先行き不安・・・。

 

 機織りを実際に始めてみると、やはり結構面白いんですよね。ただ、機織りのサイズが小さいので、やっていると、腰が痛くなってくる感じです。故に、作業が早くなってしまいます。しかし、早くやる分だけ、失敗もあるわけで、横糸がどこかにひっかかったまま、次の行程に移っていたして、少しほどいてからやりなおすといった感じです。それにしても、機織り器って単純な機械なんですけど、うまいこと出来てるなぁと感心してしまいます。他の人より早くできるといっても、作業に慣れているわけでは無いので、「横糸通して、踏み替えてトントン」と頭で考えながらの作業となります。その踏み替えるのが、意外に難しいって言ったらなんなんですけど、よっこらせって感じなんですよね。単純に、右足・左足で交互に踏むだけ何てすけど、妙にこんがらがったりします。それでも、他の人より、2割り程度早く終わってしまい始末。2枚やるということだってので、今度は縦糸を変えてやろうということで、他の機織りに移動することにしました。
 

機織り体験 やり変え時に、ちょっと失礼して、三脚とやここさんの*istD、ノートパソコンをセット。インターバルタイマーを使ってみることにしました。前のE−10では、標準でインターバルタイマーがあったので、楽立ったのですが、残念ながらE−1にはその機能が省略されており、友人ともども、かなり残念だったのですが、ペンタックスが、*istD用に、Pentax Remort Assistantというソフトを無償配布してくれたことから、状況が一変。ノートパソコンとUSBケーブルがあれば、簡単にインターバルタイマーの機能が使える様になったわけです。ちなみに、私は常にノートパソコンを持ち歩きますので、結局のところ、USBケーブルさえあればOKということになるわけでして、我々の為にあるのでは無いかと思えて来るぐらいです。ということで、今回は、その機能を初めて使ってみることにしました。こういう、体験物をやっている時は、真剣な様子が伺えて、インターバルタイマーは結構面白いんですよね。
 操作はいたって簡単、USBケーブルと*istDをつないで、パソコン側でカメラを認識させた後、Pentax Remort Assistantを起動、操作から拡張撮影を選び、タイマー間隔と決定してから撮影するまでの時間を設定すれば、すぐにインターバル機能が開始されます。直感的で、かなり簡単な操作なので、正直驚きました。なんでも、このソフトは、当初販売されるという話だったのですが、無償配布に方針変更されたそうです。ということで、かなりお得な感じがしますし、この機能というのは、*istDの一つの売りになりそうな気がします。その後、E−1でも調べてみたところ、OLYMPUS STUDIOというソフトでよく似た機能を使うことか出来る様になるそうですが、こちらは、3万円ですからね・・・なかなか手が出そうにありません(^^ゞ 一度、体験版でも入れてみようかなぁ。
 

機織り体験 まぁ、そんなわけで続いて2枚目。3時までに終わらないといけないということで、ちょっと焦ってきます。残り40分程度の時間です。私でぎりぎり程度の時間ですが、他の人は終わりそうな感じはありません。この調子だと、後半は巻かないと駄目なんじゃないかなぁ、何て思いつつ、次の作業に取りかかります。ところが、3時までといっていた時間制限は、途中で無くなった様で、うまい具合に調整をしてくださった様です。まぁ、それでも、腰が痛いので、やっぱり素早くやってしまい、結果的に3時頃に終了。後は、みんなが終わるのを待つばかりになりました。とりあえず、体験者ノートに体験記録の書かせてもらいます。1時間半の体験時間ということだったのですが、十分に楽しめました。もっとゆっくりやってもと思ったのですが、やっぱり腰が痛いんですよね。前かがみの姿勢を続けるのは、どうも辛い様です。とりあえず、空いた時間で、インターバルタイマーでは撮りきれない別アングルの作業風景や、動画を撮影したりして、待つことにしました。
 結局、全員が終了したのは、4時前。結構時間がかかった感じです。でも、中々楽しい体験でした。で、この機織り体験は、弥栄村のふるさと体験村以外に、村役場付近にある工房でも受け付けているそうです。今回は、初心者コースということだったのですが、草木を織りまぜたり、柄に凝ってみたりと、更に高度な体験もすることができる様です。こういう体験教室は、学校からも利用されるとかで、それもなかなかいいもんだなぁと思います。話によると、子供がやると、自由奔放な作りをするそうなので、出来上がりが、結構面白いとのこと。確かに、大人になると綺麗に作らないと・・・って思ったりするので、発想が凝り固まりがちなんですよね。小学生の作品を見ていると、確かに、端々は綺麗では無いのですが、全体的な仕上がりは、我々が作ったものと比べて、楽しそうに作った感じがあります。そういう見方をすると、私が作ったものは、味気ないなぁと思ったりもしました。でも、是非次回もやってみたいと思い、2名の先生にお礼を言って、体験を終了しました。

   

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