ホームページへ戻る

中国編に戻る

その1へ戻る

その3へ進む

秋も深まる石見神楽2003編(2003/11/1〜3)

 

大年神社境内 車を運転すること約2時間。今回、江津市の都野津にある大年神社で神楽を見ることにしていたのですが、これが、見つからないったらありゃしない。都野津の町中をあちらこちらくまなく車を運転するけど、見つからない。狭い路地を走ったりなんかするものの、こんなところじゃ車も止められないし・・・と諦めムードで、1時間。途中、とりあえず晩飯変わりと、ローソンでおにぎりを購入するついでに、道路地図を見てみると、どうやら探している位置と比べて、微妙にずれていたことがわかり、おにぎりを食べ終わった後、再度、向かってみると、ありました。ありました。神社らしきところが。ちょっと奥まっているのですが、車を止められそうなところもあり、とりあえず境内へ。
 ちょうど、始まる10分ほど前だったので、見学する人も大勢というほどではなく、石垣の階段を陣取り、最初からゆっくりと見ることができました。初めてきちんと見る神楽。以前、出雲大社で奉納神楽を少しだけ見たことがあるのですが、30分程度。今回は、腰をじっくり据えての見学です。見学している人は、ざっと見ただけでも100名程度。それほど大きく無い境内なんですが、やはり大勢の方がいらっしゃっているなぁって思いました。

大尾谷社中による奉納神楽の始まり 今回は、浜田市にある大尾谷社中の方が、初めて、こちらで演じるということを最初に前置きされ、舞が始まりました。良く見える様にという配慮からか照明を沢山用意されていたのですが、結果的に、ブレーカーが落ちてしまって、一時は真っ暗な中で舞を進めなければいけない状態になっていました。あくまで、『奉納神楽』ということで、人間の都合で止めることはできないということなんでしょう。個人的には、これはこれでいいと思います。
 一つ一つに演目がついている様ですが、一体何をしているのかいま一つわかりません。ところどころ、神話に基づいているものもあり、それは最近読んだ本にあった粗筋を思い浮かべると、なんとなく意味がわかるといった感じです。最初の頃の舞は、ゆったりとしている感じで、中には小学生の二人が舞うものもあったりして、なんとなくほのぼのとした感じで進みます。どこをどういう風に見たら良いのかわからないのですが、私が注目したのは、衣装。金糸銀糸が散りばめられた衣装の派手さには驚きでした。神楽というと、面が有名なので、みんな面をしているのかと思っていたのですが、面が印象的だったのは、あまり無いといった感じで、意外にも素顔に演じられている方が多かった様に思います。

神楽1 神楽2(演じているのは確か小学校2年生) 神楽3
神楽4 神楽5 神楽6

神楽7

神楽8 神楽9

神楽10

神楽11 神楽12

 

ホームページへ戻る

中国編に戻る

その1へ戻る

その3へ進む