雨の奥出雲 その4(2003年2月22日〜23日) |
その建物こそ、『山内生活伝承館』で、その前に観光客とおもわれる中年の女性が二人待っておられたのですが、私が車を駐車しているすきにどこかにいかれたのか、姿が見えなくなっていました。 ここにいても、埒があかないので、先に菅谷たたらの方に訪れ、帰りにチケットを切ってもらおうことにしました。徒歩で200mってことだったので、普通の道だと思い込んでいたのですが、ところがどっこい、しっかりとした山道でした。雪の積もる畑を横に見ながら、川のせせらぎが心地よく聞こえ、寒さすら気持ちよく思えてきます。こういう気分にさせるのは、里山特有なのかなぁなんて思いながら、山道を下ると、民家が連なる集落にでました。あれれ?いったい、どこが菅谷たたらなのか?と不思議に思いながら、左右を見渡すと、右手の方に『村下屋敷』とありました。もしかしたら、これがそうなのか?と思って近づいたのですが、人がいるわけではなく、ひっそりとしています。道に沿って歩いていくと、『菅谷たたら』とかかれた建物が目に入りました。また、右手にはこれまた年代ものの大きな建物があり、ようやくこの集落の一部がそのまま菅谷たたらとして保存されていることに気づきました。 |
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