餘部鉄橋を渡るはまかぜ 餘部鉄橋
 この日も、餘部鉄橋下の駐車場は、ひっきりなしに車やバイクがやってきて、餘部駅に列車が到着すると、大勢の観光客が下車し、観光バスが時折姿を見せる状態で、人が途切れることないんですよね。でも、これがコンクリート橋になったら・・・、果たしてどうなんでしょうねぇ。開通当初はそこそこ呼び物になるかもしれないけれど、その後は、怪しいですよねぇ。 
 ただ、コンクリート橋は生活路線として考えると、橋梁通過制限が大幅に改善され、有利だそうです。ただ、かけ替え工事といっても、これは結構大変みたいなんですよねぇ。列車の運行を中止して行うのか、それとも運行を続けながら行うのかによって、随分変わると思うんですが、この橋梁の東側は、すぐにトンネル、西側は餘部駅と仮線を作るのにも困難な線型なんですよね。この工事そのものは、一大プロジェクトでは無いかと改めて思います。 
餘部鉄橋 餘部鉄橋
 鉄橋に近づくと、大勢の観光客がカメラを構えている様で、何だろうと思っていたら、『ピー』という汽笛が聞こえます。思わず、カメラを構えシャッターを切ります。露出とか構図とか関係なく、とりあえず構えると、「はまかぜ」と思われる特急が橋を通過していきました。この橋を渡る特急は減ってきましたが、まだ「はまかぜ」は元気は走っています。この特急を絶やさない為にも、コンクリート橋にする必要があるのかもしれません。が、しかしこれだけの観光客の量を見ると、やはりかけ替えは疑問が残ります。
餘部鉄橋 餘部鉄橋

  

ホームページに戻る 各地方TOP編に戻る その3に戻る その5に進む

このページは、スタイルシート(CSS)を利用して構成しています。