営業所で、10分程度待っていると、バスがやってきました。乗車率は30%〜40%といったところで、大体1人で2列を占有できる感じです。卯之町を出た後、国道56号を北へ向かい、いつしかJRと分かれてしまいました。JRは八幡浜を経由するのですが、この路線バスは、八幡浜には立ち寄らず、大洲へ向かいます。大洲からは松山自動車道を使って、伊予市へ。伊予市からは一般道を通って、松山市駅に向かいます。伊予市から松山市の国道は、現在拡張工事の真っ最中といった感じで、かなり立ち退きが行われている姿を目にすることが出来ます。次に来る時には、この当たりも整地され、場合によっては、道路の拡幅も終わっているんだろうと思うと妙に今の姿を目に焼き付けておかなければいけない気がします。
松山市内に入ると、伊予鉄道松山市駅を経由して道後温泉へ向かいます。JR松山には立ち寄らない様で、こういうところから推測すると、JR松山駅が中心地では無い様です。交通の要はどちらかというと、伊予鉄松山市駅、繁華街は大街道、観光名所は道後温泉といった感じの様です。
バスは市内を通って、道後温泉に到着。道後温泉といっても駅前では無く、道後公園入口付近ですから、ちょっと遠い感じです。前回にやってきた時は、ちょうどサクラの季節ということもあって、公園内は活気があったのですが、この日は夕方ということもあってか、閑散とした感じです。
市内電車の終点道後温泉駅前のからくり時計広場では、道化師さんが何かされているのか、人が輪になっているのを見かけました。横には、坊ちゃんとマドンナ姿の観光案内人がおり、観光地としての雰囲気は、十分に感じられます。日曜日ですが、浴衣姿の人も結構歩いています。
道後温泉本館か椿湯か悩んだのですが、今回は本館を選ぶことにしました。実際、それほどゆっくり出来るほどの時間があるわけでは無いので、人の多い本館でも問題が無いだろうと判断したわけです。
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