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今年はどんな年になるのかな?2004年宮崎初詣編(2004/01/01)

 

 結局、時間が無いので1時間ちょっとで後にし、鵜戸神宮へ向かいます。鵜戸神宮までは、車で10分程度のはず・・・なんですが、さすがに有名な神社だけあって、交通規制が行われています。それまで大変快調だったので、全然大丈夫と思ったのですが、交通規制が始まった鵜戸トンネル付近(この日は交通規制が鵜戸神宮の北側の旧道から南向き一方通行でのみ自動車が入ることが出来る様になっていました)から、急に停滞。結局、約1Kmの距離を1時間かけて到着ということになってしまいました。原因は、あきらかに交通規制の様です。どうも警備員の車の停め方が中途半端で上手く連携が取れていない様で、無用な停滞を招いた様です。渋滞するにしても、もう少し工夫が必要な気がします。

  

 やっとの思いで、駐車場に車を停めて、鵜戸神宮へ参詣します。駐車場には、簡易トイレが十台ばかり設置されているのですが、全然間に合わないらしく、水洗式でありながら、水が流れないといった支障が出ているものもある様です。簡易トイレの場合は、このあたりのメンテナンスが大変なんですよね。沿道には、露店の他に、何件もお土産屋さんがあり、ここも観光名所なんだなと改めて感じます。歩いて10分程で、参道に出ることが出来ます。右手に日向灘が広がります。宮崎というと、やはり海とは切っても切れない間柄なんだと思います。
 結構アップダウンの激しい参道を通って、最後に急な階段を下ると、左手に拝殿があります。鵜戸神宮の拝殿は、大きな岩窟の中にあり、薄暗い感じです。人が少ない時に来ると、ひっそりとしていて趣がありそうですが、今日は初詣客で満杯です。初詣らしい、活気あふれる状態です。
 裏に回ると、お乳岩という岩があり、更にその横にお乳水という湧き水があります。ちなみに、鵜戸神宮の名物は、このお乳水を使った飴の様で、その名も「おちちあめ」というものが売られています。この日は、参道の途中で、おちち水飴が振る舞われていたので、一杯所望させていただきました。ちなみに、お乳水は海に近いこともあってか、塩分を含んでいる様な印象で、おちち水飴は、ほとんど生姜湯の様な感じです。

鵜戸神宮1     鵜戸神宮本殿

 本殿の岩窟から出て、また海を眺めます。方向としては、朝日の方向ですので、さぞかし今朝は大勢の参拝客で賑わったのだろうと想像に難くない感じです。かなり絶壁なんですが、手前に亀石という石があり、ここに粘土の素焼き作られた「運玉」を亀石の背中にある台形の穴に、男性は左手、女性は右手で上手く投げ入れると願いが叶うという話があり、大勢の参拝客がみんなで投げ入れていました。
 ちなみに、私も挑戦したのですが、右手でボールを投げることも苦手な私が上手くいく話がありません。「運玉」は5個ぐらいだったと思うのですが、これを一組として100円で販売されています。で、ここからは豆知識なんですが、運玉は元々、「貨幣を投げ入れていた」そうですが、地元の小学生が渚に落ちている貨幣を拾う様になった為、昭和29年に鵜戸小学校の先生と一緒に考え出したのが始まりがそうです。現在も近くの小学生が、運玉を作っているそうです。
  

鵜戸神宮の亀石 参拝を終え、沿道の屋台でちょっと食べ物を購入します。私は箸巻というお好み焼き風のものをお箸に巻いたものを購入したのですが、食べやすさや味から考えると、お好み焼きの方が好みだったりします・・・。で、ちょっと不満だなぁと思っていると、やはりありました「地鶏炭火焼」。これは、ということで、こちらでも購入したのですが、やはりおいしい。宮崎の地鶏炭火焼は、最高だと思いました。

 とまぁ、そんなこんなで鵜戸神宮を後にしたのが、午後4時半前。空港付近に到着したのが、5時頃でしたので、ちょっと早いので、宮崎神宮を目指したのですが、思ったよりも遠かった様で、神宮目の前にやってきたのが、午後5時20分頃。これだと、レンタカーの返却時間に間に合わないかもしれないということで、そのまま素通りして帰ることにしました。

 で、最後に「レギュラー満タンで」ということになるわけですが、今回は300円。うーむ、ほとんどガソリン減ってないんですよね。スタンドにしてみれば、迷惑な客だなぁといった感じです。それでも、気候も良く、あちこちを見て回ることが出来たので、大変楽しめた宮崎旅行でした。
 何だか、今年は幸先が良い予感がします。

   

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