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今年はどんな年になるのかな?2004年宮崎初詣編(2004/01/01)

 

青島遠景 南へ車を走らせると、観光旅館に「歓迎巨人軍」といった横断幕を見ることができます。なるほど、この温かさで、あの競技場の規模だったら、冬季合宿なんかには適当だと思います。10分程度で、青島に到着。有名な観光スポットらしく、青島周辺の駐車場は結構混雑しています。駐車料金は500円。青島には、青島神社なるものもあり、初詣客も合わせて、賑わいを見せています。
 駐車場から青島まで、5分程度の道のりです。沿道はお土産物屋さんや屋台が出ていて、なかなか楽しませてくれます。青島は、「島」というだけあり、橋で結ばれていますが、干潮時は陸続きになることもあるそうで、遠浅に浮かぶ島といった状態です。
 島の周囲は洗濯板状に岩が並んでおり、この景観が青島の一つの売りになっている様です。ただ、橋のあたりも同じ様に洗濯岩が並んでいるのですが、なんだか、あまりに整然と並んでいて、かつ岩なのに、見事に組まれている感じで、知らない私としては、え?これが本当に洗濯岩?などと驚いていたのですが、やはり実物とは大きく違いました。こちらは、景観を損なわない為に人工的に作ったものの様ですが、わざわざ作らなくてもいいのに・・・というのが、率直な感想です。
  

青島神社 島自体が、「青島神社」ということで、橋を渡ると禁止行為(石や植物を持ち帰らない様に注意を促しており、窃盗行為として訴えるといった旨の事が書かれてありました)が書かれてあり、青島の説明が書かれた看板があります。なんでも、亜熱帯性植物群落て天然記念物に指定されているそうです。そういや、橋の手前に亜熱帯植物園かありました。青島では、何件かの屋台か出ているのですが、いずれ石細工や貝殻細工の小物といった感じであまり興味はありません。青島そのものも有名な様ですが、神社も初詣客で賑わっており、人が途切れることはありません。
 境内は、それほど大きいわけでは無いのですが、なんだか沢山のお守りやおみくじの販売(といっていいのかどうか・・・)を行っており、例年どおりおみくじを行います。招き猫おみくじ、七福神おみくじ、破魔矢おみくじ等々・・・全部で5種類ぐらいありました。先の3つの御神籤には、それぞれ、小さい招き猫や七福神、破魔矢などがついており、お守り変わりに持ち歩けそうです。ちなみに、結果は吉。でも、内容はかなり良かったので、一安心。天気と共に今年は、幸先良さそうです。
  

青島神社蝋人形館 青島神社の社務所横には、「蝋人形館」が併設されており、世界で唯一の日向神話の蝋人形館とうたっていたと思います。入館料は、600円だったかと・・・。意外に高いというのが、第一印象です。内容は、日本書紀に基づく神話の蝋人形館で、ちょうど神話を読んだ後の私にとっては、なかなか楽しめます。それぞれの蝋人形には、それにまつわる神話が紹介されており、このあたりはツボを押さえているという感じです。また、外国人観光客向けに英語での説明文、子供向けに、かなり読み砕いた説明文もあり、そのあたりも大変興味深く感じました。特に、子供向けの説明文は、大人でもなかなか楽しめると思います。
 結構、沢山の蝋人形が置いてあって、それぞれをじっくりと見ていくと、紙芝居を見ている様な感じで楽しめそうです。ただ、600円という値段は、ちょっと高い様な気がします。500円くらいだったら、満足出来たと思うのが残念なところです。古事記や日本書紀に少し興味があるけれども、読んだことが無いといった様な人には、最適の施設だと思いました。
  

青島の鬼の選択岩 青島の鬼の洗濯板では、かなり大勢の観光客が記念撮影をしています。穏やかな気候なので、ただ、ぼ〜っとしているのもいい様に思います。数枚の写真を撮って、次の目的地に移動します。ただ、ついでに沿道の露店で朝食を取ることにしました。時間はもうお昼ですけど・・・。
 私が購入したのは、炭火焼鳥。串の焼鳥では無く、塩で味付けしただけの焼鳥なんですが、これがこのあたりの名物なのか、この後もあちこちで見かけました。地鶏焼鳥とのことなんですが、食べてみると、弾力があって味もかなりおいしい。500円と300円の2種類があったのですが、500円の方は、かなりの量で、お得感も抜群。これは特筆すべきことだと思いました。宮崎の地鶏とは聞いてましたが、観光地の露店でも十分美味いというのは驚きです。鳥が嫌いでなければ、自信を持ってお勧めできると思いました。

   

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