寒さ厳しい北海道初上陸!編5(1996/1/3〜1/6) |
【1月5日夜〜1月6日】
大通公園から1駅ですが、話の種にと札幌地下鉄に乗って札幌駅に戻りました。自動改札だったのですが、この改札機切符を表向きに入れないと、通してくれません。阪急や阪神・大阪地下鉄の感覚でしたので、裏向きに入れると、改札機に怒られてしまいました。 |
22時発の急行「はまなす」で、一路、青森に向かいます。私が乗車したのは、一般の指定席。この列車の定期運用車両では、ドリームシートという背もたれがかなり倒れ、かつ座席間隔の広い車両が運用されているのですが、多客期は一般車両も増結して、その需要に対応しています。
しかし、その車両の落差といったら・・・。かたや、ゆったり間隔のリクラインニングシートで、私が利用したのは、背もたれが一定位置で固定できない、簡易リクライニングシート。初めて乗車した私に取ってみたら、背もたれが止まらないので、『壊れた』座席だと思った程です。 簡易リクライニングだと、体にチカラを入れておかないと、すぐに元に戻ってしまうので、なかなか寝つきにくいんですよね。ちなみに、どうも禁煙席と喫煙席の両方にドリームシート車両が用意されている様なんですが、こういう座席って、禁煙席から順番に売れていくんですよね。 どうも、最近は喫煙席の方が、人気が無いようで、喫煙席だったらドリームシートに乗れたかもしれないと思うと悔やんでおります。もう少し早めに気づけば良かったんですが・・・。 |
途中、深夜2時ころに函館駅に到着。私が乗車している車両は、減光はするものの、消灯ではないので、さんさんと蛍光灯の明るい光が降り注いでいます。車内は異常なまでに暖房がきいており、汗だく状態。30分程度の停車時間があったので、ホームに降りてジュースでも購入しようかと思ったのですが、車内のあまりの暑さに、コートどころか、トレーナーも置いてホームに立つと一体今何度なんだ?と思えるぐらいの寒さでした。
でも、最初はこれでも心地よいと思ったのも束の間、数十秒後には、すっかり体が冷えてきた感じです。ちらっとホームの自動販売機に目をやると、数両程度前の車両あたりに自動販売機がある様です。寒さは厳しいのですが、それにもめげずに買ったのが、オロナミンC。そして、ホームでイッキ飲みして、すぐにごみ箱に放り込んで、列車にもどりました。となりのドリームシートカーはというと、消灯されており、なんだか、あっちはうらやましいなぁなんて思いつつ、再度自分の座席にもどって、寝ることにしました。
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※この旅行記は、草の根BBS「アンダルシアネット」に投稿したものを元に、一部加筆訂正をして、再度掲載いたしました。アンダルシアネットへの投稿は1996年1月8日でした。なお、写真については、当時カメラを持ち歩いておりませんでしたので、その後なんどか訪れた北海道の写真をイメージとして掲載しておりますので、予めご了承ください。しかし、旅行記っていうよりも、鉄道乗り歩きだな、これじゃ・・・(^^ゞ |