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寒さ厳しい北海道初上陸!編(1996/1/3〜1/6)

 

酷評していますが、あれ以来、やはり展望台には登ってません。でも、シンボルであることは間違いないですね。(2004年9月撮影) 【1月5日夜〜1月6日】

 大通公園から1駅ですが、話の種にと札幌地下鉄に乗って札幌駅に戻りました。自動改札だったのですが、この改札機切符を表向きに入れないと、通してくれません。阪急や阪神・大阪地下鉄の感覚でしたので、裏向きに入れると、改札機に怒られてしまいました。
 また、かなり混んでいました。御堂筋線並。列車自体が小振りなのと(大阪モノレール程度)、編成数の違いはあるでしょうが、パンパンでした。 そういや、札幌の地下鉄って、タイヤだったんですよね。どのあたりが、『鉄』なんでしょう?(大阪モノレールの大阪高速鉄道ってのもどのあたりが『鉄道』なんだろう?)


 札幌駅に到着したあとは、少し時間があったので、HBCのショールームみたいな所に立ち寄りました。そこのショールームに、『FM−TOWNS』が10台近く並んでおりました。それも目玉型。恐らく3代目か4代目のものだと思うのですが、これだけ並んでいるのを見るのは、富士通のショールームぐらいのもので、驚きでした。

 その後、食事でも・・・と思ったのですが、どのお店もいま一つだなぁと思って悩んでいると、どんどん『閉店』の看板が掲げられ、気がつくと営業しているのは、『ロッテリア』だけになってしまいました。ということで、結局、北海道最終日の夕食は『ロッテリア』になったのでした。これは、さすがにショックでした。なんで、北海道にきてまでロッテリアなんだ・・・って。

 22時発の急行「はまなす」で、一路、青森に向かいます。私が乗車したのは、一般の指定席。この列車の定期運用車両では、ドリームシートという背もたれがかなり倒れ、かつ座席間隔の広い車両が運用されているのですが、多客期は一般車両も増結して、その需要に対応しています。

 

 しかし、その車両の落差といったら・・・。かたや、ゆったり間隔のリクラインニングシートで、私が利用したのは、背もたれが一定位置で固定できない、簡易リクライニングシート。初めて乗車した私に取ってみたら、背もたれが止まらないので、『壊れた』座席だと思った程です。

 簡易リクライニングだと、体にチカラを入れておかないと、すぐに元に戻ってしまうので、なかなか寝つきにくいんですよね。ちなみに、どうも禁煙席と喫煙席の両方にドリームシート車両が用意されている様なんですが、こういう座席って、禁煙席から順番に売れていくんですよね。

 どうも、最近は喫煙席の方が、人気が無いようで、喫煙席だったらドリームシートに乗れたかもしれないと思うと悔やんでおります。もう少し早めに気づけば良かったんですが・・・。

これは、確か函館で撮影したFM-TOWNSの看板。見つけた時はちょっと、嬉しかったですが、96年時点でFM-Vシリーズに軸足を移していました。(1998年11月撮影) 途中、深夜2時ころに函館駅に到着。私が乗車している車両は、減光はするものの、消灯ではないので、さんさんと蛍光灯の明るい光が降り注いでいます。車内は異常なまでに暖房がきいており、汗だく状態。30分程度の停車時間があったので、ホームに降りてジュースでも購入しようかと思ったのですが、車内のあまりの暑さに、コートどころか、トレーナーも置いてホームに立つと一体今何度なんだ?と思えるぐらいの寒さでした。

 

 でも、最初はこれでも心地よいと思ったのも束の間、数十秒後には、すっかり体が冷えてきた感じです。ちらっとホームの自動販売機に目をやると、数両程度前の車両あたりに自動販売機がある様です。寒さは厳しいのですが、それにもめげずに買ったのが、オロナミンC。そして、ホームでイッキ飲みして、すぐにごみ箱に放り込んで、列車にもどりました。となりのドリームシートカーはというと、消灯されており、なんだか、あっちはうらやましいなぁなんて思いつつ、再度自分の座席にもどって、寝ることにしました。

 早朝に青森駅に到着。そこからは、特急白鳥で、大阪に向かいます。青森から12時間半。札幌から20時間座りっぱなしの列車の旅は、やはり大変きつかったです。この旅行の間、いったいどれだけ列車に乗ったんだ?って思えるぐらいです。


 でも、初めての北海道。また、機会があったら行ってみたいと思いました。

 なっがいながい、旅行記をお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

※この旅行記は、草の根BBS「アンダルシアネット」に投稿したものを元に、一部加筆訂正をして、再度掲載いたしました。アンダルシアネットへの投稿は1996年1月8日でした。なお、写真については、当時カメラを持ち歩いておりませんでしたので、その後なんどか訪れた北海道の写真をイメージとして掲載しておりますので、予めご了承ください。しかし、旅行記っていうよりも、鉄道乗り歩きだな、これじゃ・・・(^^ゞ

  

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