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偶然の桜!織物体験と玉造温泉編(2004/3/27〜28)

 

日御碕灯台 さて、日御碕神社から灯台まで、夕日の小道を通りながら歩くことにします。沿道では、スルメやイカ焼きが販売されており、何だか、誘惑に負けそうですが、その誘惑は灯台からの帰りにしようということで、夕日の小道を歩きます。昨年の8月に来てから半年ほどですので、特に何が変わったというわけではありません。あの時は、冷夏だったことから過ごしやすく、今日は暖冬だった故に過ごしやすい感じで、なんだか両方とも季節感が少し間違った感じですが、この方が、観光するには大変良い感じです。海は、どこまでも青く、空は雲一つない晴天、左手にはウミネコの繁殖地である経島が見え、沢山のウミネコがたむろしているのが、わかります。

 ということなので、この夕日の小道については、昨年の8月の旅行記「大満足!充実の石見・出雲編」が詳しいので、そちらを参照してください。細かい説明は割愛します。

 青い空故に、白い灯台というのは、ものすごく映えるものでして、遠くから見ても、その優美さがよく分かります。いよいよ日御碕の灯台までやってきて、灯台の見学に上がります。昨夏はお盆休みということもあって、かなり大勢のお客さんでごったがえしていたのですが、今回は、そこそこのお客さんといった具合です。最初に、灯台横の資料館を5分程度見学してから、日御碕灯台に登りました。高所恐怖症の私にとっては、三度の挑戦なんですが、さて恐怖心は治っているのかといった感じです。
 

日御碕灯台から、出雲松島を望む まぁ、それにしても、長い螺旋階段は相変わらずで、これを登るだけでも、東洋一の灯台というのを実感する感じです。灯内は狭いので、降りる人がいたら立ち止まるので、上にあがるまで、結構な時間を要します。上に着いたら着いたで、降りなければいけないのかと思うと、さらにぞっとしたりします。しかし、結局のところ、私にとって灯台は、恐怖以外なのに物でなく、外に出られていたのは、ごくわずかな時間。風が強くて、落ちそうでして、・・・今、こうやって書いていてもゾッとしてきます。ゆっくりカメラを構えて、ファインダーを覗くなんてことは、全くできず、何だか昨夏に増して、恐怖心が強くなっている様な気すらします。
 ということなので、日御碕灯台の展望できる外には出ず、ほとんど灯火の下で3人が堪能してくるのを待つことにします。せっかく上がったんだったら、存分に楽しんでもらいたいのですが、私は、全く駄目なので、中にひっこんでいるという状態です。意を決して、外に出るものの、ウルトラマンよりひどく3分持つかどうか、わからないぐらいです。確かに、青空が広がり、深い青さの海は、絵になることは間違い無いのですが、場合によっては気絶するかもと思ったりします。灯火の下の空間には、昨年同様、白い船の通過時刻が書かれてあります。これによると、日曜日の10時20分頃に塩津沖とあるでは無いですが、あ〜らら、土曜日だと思っていたのですが、日曜日だったなら、見ようと思えば見れたのに・・・と悔やみます。
 

日御碕のうみねこ 結局、上では10分程度の滞在で下ることになりました。階段の踏み板の幅が狭いので、降りていると、足の裏が妙に痛くなってくるんですよね。筋肉痛になりそうという話もあります。何にしろ、長い長い螺旋階段を下まで降りると、ほっと一安心。地に足が着いた感じです。
 さて、日御碕灯台を出た後は、駐車場近くのお土産屋さんで、イカ焼きを購入しました。決め手は、呼び込み。どうせ買うなら呼び込みをしてくれるところというのが、好きなんですよね。で、購入したイカ焼きは、何だか巨大で、肉厚で、目茶苦茶おいしいイカ焼きでした。私の中で、イカ焼きランキング第2位です!ちなみに、第一位は、北海道の余市町の商店街の夏祭で食べてイカ焼きです。これに、匹敵するぐらいのイカ焼きでした。ちなみに、イカ焼きのイカってどんな種類を使っているのかしらないので、聞いてみたところ、なんと、「スルメイカ」とのこと。じゃぁ、スルメは?ということになるので、それも聞いてみたら、現在のスルメは「シロイカ」だそうです。うーむ、なんともややこしい・・・。

 イカ焼きを食べた後、これまた恒例のソフトクリームを購入。ソフトクリームを食べながら、日御碕神社に向かいます。そして、最後にスルメを購入して、今日のお昼ご飯は終了。いつもながら、よく分からない昼食です・・・。日差しが、少し傾いてきたかな?と感じる午後4時半に、日御碕を出発。次なる目的地は、平田市塩津です。
 

塩津小学校の記念碑 映画白い船の舞台ということで、4度目の訪問になるのですが、やここさんと、もんたさんが、映画を見た直後なので、なかなか新鮮な反応でした。白い船の映画を見ると、妙に塩津小学校が身近に感じられる気がして、訪れると「本当にあったんだ」という感じがしてきます。感動も一入です。それにしても、面白いもので、あの映画が上手く作られていたことが感じられるのが、やここさん、もんたさんともに、バス停付近の木を見ると、「あ、あの木だ」と騒ぎ、坂を見ると、「ここを子供が駆け上がるんだよなぁ」と話してくれます。そして、赤い灯台を見たら見たで、フラッシュバックする様で、ここまで記憶が鮮明になる映画って他には思いあたらないなぁと感じます。そして、小さい白い船公園に立ち寄って、エンディングの神楽の舞台があった広場を車中から見学した後、一路出雲空港に戻りました。
 実際、塩津に滞在したのは、15分程度何ですが、結構楽しめた様で何よりでした。塩津といっても、特に何があるわけでは無い場所なので、観光するといっても、これぐらいの時間が丁度のいいのかもしれません。個人的には小一時間居ても構わないんですけどね。海がきれいですし、山が近いですし、観光というよりも、ただの息抜きの場といった感じでしょうか。
 

白い船公園 ということで、出雲空港に6時過ぎに到着。飛行機の出発が7時5分ですので、お土産を購入する時間は十分にあります。今回、ねこさんは「スルメ」を買ってこいという指令が出ていたそうで、それを探していたのですが、中々思った物が見つからない様です。記憶では、昨年末に閉店した県の物産店舗で乾物類を扱っていた様な気がするので、悔やまれる感じです。で、出雲土産というよりも、隠岐土産を見つけて、それにされていました。
 そういえば、やここさんが、私のお勧めで、売店でソフトクリームを購入されました。というのも、こちらのソフトクリーム、なんだかソフトででは無く、かなり濃くてハードなソフトクリームなんですよね。で、それを明かさずに、面白いから買ってみてと、促したところ、本当に購入されるお客さんが少ないのか、それとも機械の調子がわるいのか、普段よりも更にハードなソフトクリームで、ナントソフトクリームの形にするのに一苦労といった状態だっ様です。15分かかって、失敗作が2本できた感じで、さらにもう一本作ろうかと挑戦しそうだったので、やここさんは失敗作でいいです声をかけ、さらに捨てるんだったら2本ともくださいとお願いしたそうです。そういうわけで、1本を私がいただいたのですが、いやはや、いつもにまして、本当にハードなソフトクリームでして、随所にシャリシャリ感を味わうことができます。作る方も、あまりに苦労する為か、ソフトクリーム売り場の前を通ると、「売り切れ」の札が着いてありました。さて、次回に行った時に、果たしてこのソフトクリームが復活しているのかちょっと気になります。

 そんなわけで、結構充実した島根県旅行、私が好きなだけあって、予定も行程もなかなか上手くいった感じです。そして、車も広々、お部屋も広々、桜も咲いて、天気も抜群。本当に珍しく、全てがうまくいった旅行でした。また、行きたいと思うんですよね。

  

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