そして、1階は島根の自然に関する展示で、ジオラマと鳥類の剥製、そしてビジュアルドームがあり、三瓶自然館の展示は終了です。鳥類の剥製は、『伊達鳥類コレクション』と呼ばれる、国内湧水の鳥類標本のコレクションらしく、なんというか、その数は圧巻です。展示物の保護の為に、通常はライトが消されており、ボタンを押すと一斉に標本が見られる仕掛けなんですが、その数には、驚きというか、怖さすら感じてしまいます。島根に関する資料の中には、熊の生息に関する資料があり、熊の目撃情報などから、2万5000分の1の地図に生息情報が記されていました。これは、かなり興味深かったのですが、時間がなく、結果的にパラパラとめくったぐらいで終了。ビジュアルドームの映像は、省略して自然館を後にしました。
結局滞在は3時間程度だったわけですが、たった3時間では全く見ることができません。年間パスポートなるものが、1400円で販売されており、このパスポートで埋没林公園の方にも入館できるとのことでしたので、真剣に考えてしまいます。個人的には、かなり面白く、興味深いことばかりの博物館だったと思いました。
ところで、結局、本館の入口からでましたので、完全に順路に逆行した形になってしまいました。本館の前には大きな駐車場があり、どう考えてもこちらが表玄関。向かい側には、ロッジ風のレストハウスがあり、北の原キャンプ場の拠点となっている様でした。ところで、埋没林公園の方は、入館料300円ですが、サヒメルとの共通券が販売されており、これだと埋没林公園の観覧料が半額になる様です。しっかりと見ようと思ったら、やはり丸一日を三瓶山で過ごす覚悟でないと駄目な様な気がします。私は、今度はビジュアルドームと埋没林公園、そしてバードウォッチングを目的としてまた訪れようと思います。
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