まぁ、そんなこんなで、深山の湯に入浴することにしたのですが、こちらは入湯料は500円と、これまたぽかぽかランドよりも安い設定になっています。う〜む、何から何まで・・・。じゃぁ、お風呂はというと、まず、普通の大きさの脱衣場に、結構広いお風呂になっています。あがり湯と呼ばれる普通のお風呂に、薬湯(今回はどくだみ風呂だったとおもいます)、温泉、そして露天風呂が揃っており、お湯の色も白く濁っている様で、「おっ!温泉」と感じられるお風呂でした。う〜む、ぽかぽかランド・・・いったいなんだったんだと・・・。
のんびりとお風呂に使って、少し食事をしようかと、店内を見ていると、ちまきが目に入りました。竹の皮が包まれたちまき(ちまき餅じゃありません。お米の方です。)が3個で330円。横には1串100円のこんにゃくが販売されており、こちらも合わせて購入。ちまきの方は、その場で温めていただけました。こんにゃくは、もう少しが味が染みていた方が良かったかなぁ。なかなか、奈良県十津川村で食べたこんにゃくを抜ける物は出てきません(旅行記集には掲載していませんが、十津川村の道の駅で販売されていた『こんにゃく煮』は最高においしいです)。
中途半端にお腹にものが入ったので、まだ何か食べられるというわけで、今度は外にある立ち食いそばで、「きのこそば」を注文。このそばに入っているキノコ類は全て、山から取ってきたものらしく、まさしく小谷産といったところです。確かに、到着した時に、そば屋さんの横で、キノコのより分けをされてました。「これが、なになにで、あれが、どれどれ」と説明していただいたのですが、見事に忘れてしまいました(^^ゞ。
ところで、このそば屋さんの前で、大きなプロジェクターがあり映像が流されていたのですが、これが姫川の土石流災害の映像でした。1996年の集中豪雨で未曽有の大災害を受けた時の映像を中心で、河川工事の重要性を訴える内容でした。たしか、あの災害で、大糸線も被害を受け、小滝〜南小谷の間で長らく普通が続いたのを思い出したのですが、その際にこのあたりも流され、この道の駅もその復旧工事の際に生まれ変わったのかもしれません。故に、新しいと感じたのかもしれません。私がいつも利用している電子地図によると、実際は国道の西側にある道の駅が、東側に書かれてある縮刷があることから、そのあたりが変化したのかもしれません。ん・・?災害復旧から考えると・・・いまだに変わっていないという方が問題とも考えられるので、ただの誤植の可能性もありますが・・・(^^ゞ
車道を渡って、姫川を見てみると、土石流の後がまだまざまざと残っている感じで、不思議な景観を見せてくれます。土石流により、川底が浅いということが、よくわかり、また集中豪雨がふれば、また、大きな災害に見舞われる可能性すら考えられます。どうして、こういうところにお金がかけられずに、高速道路にお金をかけようとしているのか、なんだか、やっぱり妙な気になってしまいます。
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