いい蕎麦・いい湯・いい信州編4(2002年10月19日〜20日) |
車を再度松本に向け出発、往路とは違う道で、国道148号を目指します。高浪池へはこちらの方が本道の様で、なかなか走りやすい道が続きます。国道148号に出ると、すぐに大所トンネルに入り、県境を超え、長野県に入ります。このトンネルが出来るまでは、越境するには大変な苦労があったのだろうと容易に想像ができるぐらい立派で長大なトンネルです(と思っていたら、後で地図を見ると、このトンネルを出て、次の湯原トンネルに入る前の橋が県境だった様です。こちなみに、この橋の名は「國界橋」だそうです)。
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まぁ、そんなこんなで、深山の湯に入浴することにしたのですが、こちらは入湯料は500円と、これまたぽかぽかランドよりも安い設定になっています。う〜む、何から何まで・・・。じゃぁ、お風呂はというと、まず、普通の大きさの脱衣場に、結構広いお風呂になっています。あがり湯と呼ばれる普通のお風呂に、薬湯(今回はどくだみ風呂だったとおもいます)、温泉、そして露天風呂が揃っており、お湯の色も白く濁っている様で、「おっ!温泉」と感じられるお風呂でした。う〜む、ぽかぽかランド・・・いったいなんだったんだと・・・。
ところで、このそば屋さんの前で、大きなプロジェクターがあり映像が流されていたのですが、これが姫川の土石流災害の映像でした。1996年の集中豪雨で未曽有の大災害を受けた時の映像を中心で、河川工事の重要性を訴える内容でした。たしか、あの災害で、大糸線も被害を受け、小滝〜南小谷の間で長らく普通が続いたのを思い出したのですが、その際にこのあたりも流され、この道の駅もその復旧工事の際に生まれ変わったのかもしれません。故に、新しいと感じたのかもしれません。私がいつも利用している電子地図によると、実際は国道の西側にある道の駅が、東側に書かれてある縮刷があることから、そのあたりが変化したのかもしれません。ん・・?災害復旧から考えると・・・いまだに変わっていないという方が問題とも考えられるので、ただの誤植の可能性もありますが・・・(^^ゞ
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1時間半ほどゆっくりと道の駅小谷で過ごし、またもや車を南へ進めます。30分ほどで、道の駅白馬に到着。昨晩、停車した時は、随分と雰囲気が変わっていることに驚きでした。もっと、大きいと思っていたのですが、どちらかというとこじんまりとした道の駅です。この道の駅白馬に到着するまでの間、ところどころの山々の紅葉が見頃になってきていたので、カメラを持って出たのですが、こちらの方は、まだ紅葉になり始めたばかりといった感じでした。店内をぐるっと見回り、露天を見ていると、「巨峰」の販売をされていました。どういうわけか、お値段が半額ってわけで、ちょっと気になったのですが、果物はもって帰るのが大変なので、遠慮して、隣で販売されていた、焼きおにぎりを購入することにしました。屋台のお兄さんの話によると、自家製の米と、自家製の味噌で作った焼きおにぎりとのことで、自信があるそうです。炭火を使って、目の前で焼いてくれたのですが、これがなかなか、確かにおいしいんですよね。さっき、色々と食べたばかりなのに、まだ食べるか!といった感じです。しかし、良く食べました。
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帰りは、そのまま148号を下っていき、青木湖、木崎湖の湖畔を通ります。実は、昔、青木湖にはスキーで訪れたことがあるのですが、小学生のころ故に、地理感覚がわからず、とりあえず「長野県」にやってきたということぐらいしか覚えていませんでした。今になって見る、そして雪の時ではない青木湖は、記憶とは違う湖に思えたのですが、こちらの方向からは見ていなかったと考えれば、それであっているのかもしれません。そういえば、小学校のころに栂池高原や八方屋根スキー場に訪れたことがあり、塩尻駅の記憶が強烈に残っていることから、この国道通っているとは思うのですが、かれこれ20年も前の話ですから、全くといっていいほど、記憶にありません。果たして、塩尻駅を見て、その時の記憶と合致するのかも不安ではありますが・・・。
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レンタカーを返却して、高速バス乗り場に向かいます。隣の施設なので、その点は気軽なんですが、少し飲み物を購入したりしていると、あっと言う間に出発時間間際になってしまいます。狭いバスのホームに結構な人数のお客さんが待っています。発車5分くらい前にバスがやってくるといった状態ですので、ちょっとギリギリといった感じです。入り口で運転手さんに乗車券を見せて、チェックをいれてもらいます。この時に、なんとも印象が悪い運転手さんだなぁと思ったのですが、この第一印象、結局最後までつきまとうことになってしまいました。 |