ホームページへ戻る

海外編に戻る

その3へ戻る

その5へ進む

怖い!?寒い!?不安だらけの夏のニューヨーク編(2003/6/26〜7/1)

 

Broadway から83rd Stを西に入ったところにあります。 3日目の朝は、午前9時から始まります。この日も地下鉄で79stまで向かい、朝食をとります。この日から7月1日まで地下鉄が工事しているらしく、72stから93stまで通過するといのには、驚きましたが、72stで下車して、歩いてもそれほどの距離ではありません。こまめに停車する地下鉄というのは、路面電車並の効果がありそうです。
 この日は83rd stにあるCAFE LALOというお店です。おしゃれな喫茶店といった感じで、入った時にお客さんはあまりいない感じでした。かなり巨大なマグカップにコーヒーが注がれ、味もなかなかなもの。こちらのお店は、なんといっても、店員さんが大変愛想が良く、学生さんのアルバイトとおぼしき感じの女性が、気軽に声を掛けてくれて、「味はどう?」といった感じで聞いてくれます。大変好印象なお店です。
 そのまま7番街に出て、ベーグル屋さん、高級スーパー、普通のスーパーとめぐります。午前9時に出発したこともあって、ゆっくりとしていたこともあるのですが、ホテルに戻るとお昼を過ぎていました。

 ここからは、妹とは別行動。晩御飯を一緒に食べる為に、午後8時にホテルで待ち合わせといった以外、7時間は気の向くまま行動できます。この日は、アメリカ自然史博物館もしくは、メトロポリタン美術館に行きたかったので、地下鉄で自然史博物館前まで向かいます。この日は、一日乗車券を購入したので、気軽に地下鉄に乗車できます。
 自然史博物館はどうやら入館料が19ドルほどするらしく、時間的な都合などを考えて、セントラルパークを抜けて、メトロポリタン美術館へ向かう事にしました。

セントラルパークで有名なのはシープメドウですが、ここは北側にある芝生の広場です。(名前忘れた(^^ゞ) 土曜日ということもあり、セントラルパークは、かなり大勢の人が思い思いにしています。面白いなぁと思うのは、セントラルパークでは、水着になって寝ている人が多いんですよね。また、芝生の上に座ると、靴下を脱ぐというのも、当たり前の様です。でも、なんで、芝生の上では、靴下を脱ぐのに、部屋では靴のままなの?といったしょうもない疑問が沸いてきたりもするのですが・・・。

 大きな公園という事なんてすが、東西は800メートル程度。南北は4キロほどあるそうです。日本でも、有料の公園ではこれぐらいの大きさのものはありますが、無料となるとなかなか難しいでしょうね。芝生が沢山あり、有名なシープメドウの他に、イーストグリーンや、セントラルグリーンといった場所の他には、サイクリングコースに、メリーゴーランドとちょっとした遊戯施設などがあります。ニューヨーカーの憩いの場所であることは、一目瞭然です。

外観も内部もかなり大きなメトロポリタン美術館 その東端にあたる中央にメトロポリタン美術館があります。私は、美術館は妙に疲れてしまって、あまり好きでは無いのですが、博物館では言語の壁がありそうですので、今回は美術館を選択することにしました。
 中に入ると、手荷物チェックがあり、つづいて、チケットの購入です。チケットといっても、小さなバッジをくれ、それを胸に付けておくといったものです。日付などは入っていませんが、どうやら色で区別するのか、この日は緑色のバッジでした。
 美術館といっても、説明かなんかが必要でしょうから、オーディオガイドを借りる事にします。入館料は12ドル。オーディオガイドが6ドルで、どちらもクレジットカードOKというところが、カード社会といった感じです。

 世界各国からお客さんがやってくることもあって、中央のインフォメーションには、各国の案内係が常駐している様です。日本人スタッフがいたので、オーディオガイドを借りる場所を聞いたりなんかしました。良く見ると、判る様になっているのですが、見つけられない時は不安になるもので、いてくれて良かったと感じます。

 土曜日ということが原因なのか、それともそれだけ有名な美術館であることなのか、それはもう、とんでもない人だかりです。次々とお客さんがやってきては、美術館の中に吸い込まれていきます。一体、これだけ入館しても大丈夫なのか?と不思議に思います。

メトロポリタン美術館のエントランス エジプトコーナーから始まり、アメリカコーナー、ヨーロッパコーナー、甲冑コーナー、アフリカコーナー、近代美術コーナー、2階に上がると、アジアコーナー、日本コーナー、またまたアメリカコーナー、近代美術コーナーなどがあります。きちんと見てまわると、いったいどれだけ時間がかかるやら?といった感じです。
 美術品については良くわからないので、オーディオガイドの説明があるものだけを重点的に見る事にしたのですが、結局、滞在した5時間でも、全てのオーディオガイドの美術品を見る事はできませんでした。いや、本当に大きい美術館です。
 で、美術品が面白かったのかというと、なかなかそうとは言い切れないのですが、アメリカやヨーロッパの昔の室内などの展示があり、家の様子や調度品を見ているのが、大変楽しかったです。美術館というよりも、資料館・博物館といった観点で見ていた感じがします。

 美術館そのものにあまり立ち寄らない私にとって見れば、この美術館に来たことは、かなり背伸びしたとも言えます。故に、最初の頃と比べて、後半はかなりいい加減になってしまい、展示内容もわかった様な分っていない様な・・・。

 この美術館、かなり大きいだけあって、大勢の入館者があるのですが、場所によっては、全く人気(ヒトケ)の無い場所があったりします。そんなところにあるベンチに座って目をつぶると、時差ぼけなのか、す〜っと記憶が遠くなる感覚を覚えたりしました。

 そういえば、こちらの美術館の屋上に、喫茶店があるそうで、これがなかなか良いと評判だったのですが、言語の壁を気にするあまり、いかず終いでした。というか、エレベーターの前に蝶ネクタイをした人が立って、待っているというだけで、私が入るには身分不相応では無いかと思ったりしたんですよね(^^ゞ

セントラルパークには、ちょっとした遊園地もあります。 夕方7時頃まで、館内を歩き回ったお蔭で、なんだかものすごーく疲れた感じがします。朝食の後、飲まず食わずだったこともあって、目が回りそうな感じです。妙に疲れてしまって、早く寝たいといった感じです。ただ、この後、食事をしにいくことが決まっているので、なんとかそこまで体力を持たせたいといった感じです。
 結局、せっかくだからシープメドウを見てみようと思った為に、行程上、地下鉄の駅から離れてしまい、歩いてホテルまで戻ることになりました。ちょうど、徒歩1時間といった感じです。

 部屋に戻った時には、ヘトヘト。あまりに疲れていた為、ちょっと横になっていると、妹が「晩御飯、しんどかったら別に構わない」と声をかけてくれました。さすがにこれはありがたいといった感じで、とりあえず、水を飲んで、しばしの休憩。いつぞやか寝てしまい、次に気がついた時は、11時頃でした。さすがに、この時間になると食事を取る気になれず、そのまま寝てしまいました。

 

ホームページへ戻る

海外編に戻る

その3へ戻る

その5へ進む