さて、龍郷町役場の三叉路を左に入ると、でっかい焼酎瓶の看板がたつ工場が見えます。工場見学ができ、かつレストランや売店を併設しているとのことなので、こちらに立ち寄ることにしました。ものが焼酎なので、ちょっと無骨な感じがしますが、言うなればワイナリーみたいなもんですよね。観光バスと乗用車が停車していましたから、そこそこ有名な施設の様です。　レストランの方は、団体客を対象している様で、あまりメニューは選べない様なので、とりあえずパスさせていただきました。売店の方には、焼酎の試飲コーナーがあります。そんな中で、酒類コンクールで１位を取ったと言う、「浜千鳥乃詩　原酒」というのがあり、それをやここさんが試飲。アルコール度数３８度とのことで、かなりきつかったらしく、『喉焼けた』とちょっと声を出しにくい様子でした。ほんのちょっとだったそうですが、本当にきついんですね。　私は、車を運転しているので、パッションフルーツジュースとすももジュースの試飲。どちらもおいしかったですよ。ちなみに、運転していなくても、アルコールが全く駄目なので、やっぱりこの２つの試飲になるんですが・・・。　食事は残念だったんですが、鶏飯のあるところに移動。ばしゃ山村あたりが、空港からも近いしベストかな？と思いながら、車をほんの少しすすめると、食堂みたいな建物に「鶏飯」と書いた電光掲示板を発見。私、個人的に食堂は好きなので、鶏飯もあるから、ここでいいだろってことで、そのお店にしました。駐車場が大きく、それもかなり沢山の車が停まっている様です。有名な店なのかな？と半信半疑で中に入ります。　お客さんが大勢で、待たないと駄目かな？と思ったのですが、ちょうど入れ代わりの時間だったらしく、すんなり着席。店内のパンフレットを見ると、鶏飯専門のお店らしく、かなり有名なお店の様でした。店内は、小綺麗な木造建築で、座敷中心です。テーブル席も少しだけあるのですが、お店としては、座敷をお薦めしている感じを受けました。

やここさんは、「鶏飯＋焼鳥セット」。私は、「鶏飯＋鶏のサシミセット」。もんたさんは、「鶏飯と豚足の塩焼きを単品ずつ」。いずれも、１２００円程度のお値段で、かなりお値打ち。鶏飯だけでも、９５０円ですから、あれ？結構安いんだとちょっと驚きでした。　鶏飯とは、出汁茶漬けの事なんですよね。ご飯を盛って、具材の鶏肉や錦糸玉子、しいたけなどを上に乗っけて、鶏スープをご飯の上からかけるといったもの。なんでも、やここさんともんたさんが言うには、以前のＪＡＬの機内誌に紹介されてたとのことで、憧れの食べ物だったそうです。うーん・・・全然記憶ないや。　味は、おいしいですよ。いくらでも食べられる感じです。まぁ、今はちょっと節制しないと駄目なので、ここで無理に食べると大変なんですが・・・。焼鳥にしても、サシミにしても、豚足にしても、一々おいしいんですよね。サシミは、絶品。どうやら、このお店が鶏を飼育しているそうで、新鮮なんですよね。ちなみに、鳥刺しは、ササミ以外にズリや皮といったものも入っていて、鶏飯＋４００円（単品で注文すると６００円だったと思います）で、これだけ満足させてくれるサイドメニューも無いよなァって思います。鶏飯、かなり満足。　と、ここで、さっきから店内のレジ近くで写真撮ってる人が多いなぁと思って、そこに何があるのかって見てみると、どうやらサインがある様です。２００６．７．１の日付であることから、想像すると、「恐らく、Ｂ’ｚの人のサインじゃないか？」ってことに気づきます。すると、写真を撮っているのは、やはり女性ばかり。それも、リゾートに来たという雰囲気ではありません。やはりサインを確認すると、Ｂ’ｚと書いてある様です。ということは、Ｂ’ｚの人も来るぐらい有名なお店なのかもと思ったりします。ちなみに、お店の名前は「ひさ倉」。後で、やここさんが調べると、ＪＡＬの機内誌に掲載されていた鶏飯のお店も「ひさ倉」さんだった様で、たまたま偶然だったにしては、かなりいい所に入った様です。

ということで、空港に戻り、チェックイン。ほぼ予定時刻通り、１４時に空港に到着。レンタカー返却して、買い物して、後は飛行機に乗るだけってことになるのですが、唯一心残りが、ハイビスカスが撮れていないということ・・・。ってわけで、ちょっとした時間を使って、空港に咲いてるハイビスカスの撮影をして気を紛らわせましたが、なかなかいい位置に咲いてないんですよね。やっぱり、ホテル前に咲いてたハイビスカスを撮っておけば良かったと後悔があるんですが、まぁ、あの時は、暑かったので外で撮影する気がほとんど無かったんですよね。　１４時５５分発のＪＡＬ２４６４便で伊丹空港に向けて出発。丸１日だけの奄美大島だったんですが、全力で遊んだって感じで、機内ではやここさんともんたさんが、ぐっすりお休みにされてました。私もうとうとしたりしました。　で、帰ってきたやったことと言うと・・・、次の奄美大島計画をどうしようかということ。それぐらい気に入りました。奄美大島、いいところですね。リゾートリゾートしてないところが、好感持てて、懐かしい気分にさせてくれます。私に合ったところってことなんですよね。　長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。