秋名・幾里かかしまつり 「第4回 秋名・幾里 かかしまつり」と書かれたゲートを潜ると、道路の脇に20体ばかりの個性豊かなかかしが、並んでいます。地元の方が中心となっている様ですが、島外からの参加についても門戸を広げているそうです。まず、ゲートをくぐると、迎えてくれたの、「小泉首相かかし」。これが、妙に出来が良くて、ぐっとハートを鷲掴みにされた感じです。ほかにも、イナバウワーをモチーフにしたもの、ゴルゴ13だったり、R2D2だったり、個性豊かなかかしが並んでいます。というか、これはかかしなのか?と思えるものもあったりします。特に、スペースシャトルは、かかしというよりも、オブジェ・・・。
 道路脇にお茶と漬け物、黒糖の無人サービスがあったりします。奄美大島の人って、人を迎えるということに長けている様に思います。なんてことないサービスなのかもしれませんが、ちょっと嬉しくなってきます。黒糖をつまむと、これが美味い。さすが、有名なだけあるなぁと思います。

 

稲植婆(イナバウワー)ちゃん 小泉首相(当時)
 奥では、「泥バレー」大会をやっている様です。泥バレーというと、やっぱり泥の中に突っ込む姿を見てみたいので、しばらく見ていたのですが、結構離れていたにもかかわらず、気がつくと、泥がズボンに付いてるんですよね。かなり凄い勢いですよね。
 ゲートの反対側には、公民館の様な施設があります。そこのグランド(といっても、結構広くて、幼稚園のグランドぐらいある様に思います)には、特設ステージと屋台スペースが設けられています。これが、また安いんですよね。何だか、ほとんどのメニューが200円以下。ちょっと驚きの値段でした。そんな中から、もんたさんと2人で、あずき粥150円をセレクト。薬味(?)として、梅干しもしくは、ニガウリ(島キュウリ)のみそ漬けが付くとのことなので、ニガウリを選択。このニガウリのみそ漬けが、また絶品で、おいしいんですよね。あずき粥は、もうちょっと冷えてたら良かったんですが、微妙に暖かかったです。でも、おいしい。ニガウリのみそ漬けと食べると、更においしいんですよね。
 言うなれば地元のお祭りなんですが、どこの誰ともわからない人を受け入れてくれる感覚がとても嬉しいですね。
ゴルゴ13・・・と太郎 かかしまつり会場付近
 小一時間ばかりお祭りを楽しんだ後、いよいよ空港に向けて車をすすめることにしました。飛行機の出発まで約3時間。空港には、1時間前にはつきたいので、残された時間は2時間ってことになります。空港までの時間を考えると、温泉もしくは鶏飯のどちらかしか選択できません。もんたさんとやここさん共に、鶏飯を選択。ということで、鶏飯を扱っているレストランを探すことにします。
 左手には、龍郷湾が広がり、また真っ青な海を見せてくれます。いよいよこれも、見納めなんだなぁと思いながら、車を走らせていると、途中歌碑らしきものを発見。せっかくなので、車を停めて立ち寄ってみました。作曲家の渡久地政信さんの歌碑だそうで、先客がいらっしゃいました。ただ、私にはどれぐらいすごい方なのかは判りません。日本を代表する作曲家とのことなんですが、勉強不足です。

 また、ところどころに展望台があります。こんなところで、お弁当食べるのもいいだろうなぁなんて思ったりします。暑いのだけ我慢できれば何とかなりそうなんですが、気がついたら、奄美大島の湿度にも慣れていた様です。人間の慣れってやっぱりすごいですね。
渡久地政信歌碑 龍郷湾

  

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