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寒さ厳しい北海道初上陸!編(1996/1/3〜1/6)

 

【1月4日】

 特急おおぞらで釧路へ向かいます。最東端ですので、根室なんですが、あいにく釧路から先は特急が運転されていません。このおおぞらに乗ると釧路で快速ねむろ行きに連絡してくれています。

 昨晩はあまりの混雑で睡眠がうまく取れていませんでしたので、ねむることにしました。7時すぎ発で到着は12時すぎ。5時間近くあります。

 しかし、北海道に来ているという興奮からか寝ようにも眠れません。体は眠たいと言っているのですが、頭は北海道・北海道という状態でした。

 ぼーっと外を眺めていると、雪が意外に少ないんですね。場所によっては地表が見えているところがあります。しかし、川が凍っています。これには驚きました。用水路とかじゃなく、しっかりとした川が全て凍ってしまっているのです(十勝川でさえ凍っていました)。
 これをみて、やっぱりすごい寒いんだなぁと視覚的に認識しました。

 新聞を購入して(旅行に行くと、必ず地方紙を購入します。生活の断片を見れる様で結構面白いです。今回は北海道新聞)、社会面に目をやると北海道らしい記事が

『石狩川で転落死』。

 要約すると石狩川の氷の上を歩いたところ、謝って薄氷の上を歩き、転落したとのこと。ちなみにここでいう薄氷は7〜8センチだったとのこと。7〜8センチを薄氷と呼ぶとなると、大阪で氷が張ったというのは、何と呼ぶのでしょう?
 さらに、新聞に目を通すと、阪神淡路大震災についての記事が多かったのには驚きました。

釧路駅。駅舎自体はあまり変わっていないが、周辺は少しずつ変化が見られる気がします。(2004年2月撮影) そんなこんなで車内にはスキーヤーが増えてきました。そういやニセコに列車が止まるんですよね。ニセコに近づくにつれ、だんたんとスキーをしたくなってしょうがありませんでした。
 今回はスキーの予定はなかったのですが、あまりに天気がいいので、予定を変更して、突然ニセコで途中下車して根室をあきらめようかと思いました。
 防寒はしっかりとしていますので問題ないし、スキー場はニセコからすぐ。スキー板はレンタルすればいいだろうし…。

 正月のおみくじで、予定をたてれば吉とでていたのを思い出し、急な予定変更は凶になるだろうと考え思い止まりました。ニセコをすぎたあたりから睡眠につくことかできました。

 釧路で乗換なんですが、時間的に20分ほどあります。お昼ですから、お弁当でもと思い改札から一端でました。
 すると、思っていたよりも町なんですよね。釧路って。全然知りませんでした。私の抱いていたイメージとは全然違いました。駅前を眺めると、長崎屋の文字が。おぉっ、茨木とおんなじ長崎屋だ(舞鶴ではサンバードだったと思う)とちょっと感激しました。

 で、スキーは一端あきらめましたが、根室に行くのを中止して、釧路で5時間ほどすごすことにしました。たしかに根室に行っても20分の滞在時間ですので、あまり面白いとは思えませんでしたから。

 まず、目指すは長崎屋。結構大きい店舗の様でした。ここに行くまでは歩いて2分程なんですが、路面が凍って。凍って。まともに歩けませんでした。
 地元の子らは上手にスケートの要領で歩いて(滑って?)おりました。

 長崎屋では、主に家電販売のコーナーを見ておりました。ラジカセでお買い得商品の紹介をしておりました。『FMVデスクパワーが??万円』しかし、現物もなければ、何もない。あるのはワープロばかり。不信に思ったのですが、やっぱりパソコンの影がない。タッチおじさんののぼりはありましたが。

 それよりも、食事をとらねばと考えて、店内をうろつきました。大阪名物たこやき。ここでもそんな文字を見つけることができました。味はとおもったのですがそれよりも海の幸を食べたかったので(たこも海の幸ですが…)、パスしました。

 どうも長崎屋内では難しい様ですので、駅に戻ることにしました。すると、朝市の看板が目に入りました。もしかしてと期待をしたいのは山々ですが、もうお昼を過ぎています。そして期待を裏切らない様にきちんと閉まっていました。

和商市場。ここで、初めて北海道で丼食べ、感動しました。96年当時、ローソンはありませんでした。(2004年4月撮影) しかし、向かいに『和商』というビルがありました。とりあえず入ってみると、ここがその完全な市場になっていたのです。良く、テレビとかで見る函館の市場の風景が、規模は小さいながらもありました。
 入ってすぐの所でうに丼・いくら丼がありました。うに丼が1500円でいくら丼が1000円・4対6くらいのうにいくら丼が2000円でした。

 さて、あなたはどれを食べます?

 私はうにいくら丼にしました。しかし、これが量的にあまり多くない。結局後から別の店でいくら丼を食べました。総出費額3000円。よく考えるとうに丼といくら丼を別々に頼んだ場合2500円になります。ちょっと多めに食べれる人なら各々を頼んだ方がいいのではないかという結論になりました(^^;

 ちなみに後から食べた『市場』という店は、和商の入口横にありまして食事を専門にしているお店です。しかし、和商内の鮮魚店が経営しているのか、結局先に食べたところとあまり変わりませんでした。
 しかし、『市場』の方はみそ汁がついてこの値段。これらを食べていると北海道に来たなぁと実感がわきました。

 ところで、ここ釧路では本屋が多いです。駅前に6件ほどありました。CD店も結構大きな店が3店ほどありました。

 そんなこんなで時間をつぶし、今度は稚内へと向かうのでした。

    

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