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大満足!!充実の石見・出雲2003年夏編(2003/8/12〜16)

 

出雲大社 今回の旅行は、19人乗りのジェットストリームスーパー31という飛行機に乗りたいということから始まりました。今年は、結構こんな旅行が多いのですが、そんな折りに出雲便があると、気軽に搭乗してしまいます。目的地が島根県なので、私としては躊躇する理由がないといったところです。ただ、広島西飛行場発なので、そこまでの交通をどうするのかということがネックになりました。しかし、退役間近とのことで、運賃が5000円の特便割引が用意されていましたので、夜行高速代を合わせても、大阪から飛行機で行くよりも安く(お盆休みなので、出雲便に割引運賃が設定されていなかったんです)行けることから、その問題は解決され、後は夜行バスの予約ができれば万事OKということになりました。
 大阪発の夜行バスの乗車券は、中国JRバス・西日本JRバスの共同運行ということもあり、職場近くの川西池田駅で予約発券してもらったのですが、あまり利用がないのか、窓口の係の方は大変苦労されていました。結局15分ばかりかかりましたが、無事購入完了。
 お盆休み前の12日に、仕事を終えた後、いったん家に帰ってから大阪駅の高速バスターミナルに向かいました。まぁ、冷静に考えると、かなり物好きなのは分っているんですけどね。ちょうど阪急梅田駅を下車したところ、三番街ターミナルから出雲行の夜行バスが出発するところでした。他にも、大阪駅ターミナルからは浜田・江津行の昼行高速バスが、ハービス大阪ターミナルから浜田・益田・津和野行の夜行高速バスがあるわけですから、それを利用した方が、時間も値段も格安なんですが・・・やっぱりJS31に乗りたかったわけです。

 

大阪駅桜橋口高速バスターミナル 大阪駅前高速バスターミナルに立ち寄ると、お盆休みということもあり、かなり沢山のお客さんでごった返していました。その風景を写真に・・・と思って、ごそごそしているとここで大きな失敗をしてしまいました。前回撮影したデータが残っていたスマートメディアのバックアップをとろうとして、認識をさせようとしていたわけですが、うまく認識せずに出し入れを繰り返していると、見事に、認識を開始した直後に抜いてしまい、スマートメディアが破壊されてしまいました。現象としては、デジカメでは利用できないが、Windowsでは認識できるといったものでして、中の写真は、バックアップ完了。しかし、デジカメでの利用はできなくなってしまいました。しょうがないので、予備のコンパクトフラッシュで今回の旅行をしのぐことにしましたが64MBでは心もとないので、旅先で購入できれば128MBもしくは256MBのカードを探してみようということにしました。まぁ、なんというか、幸先の悪さです(^^ゞ

 出発時間10分前にバスが到着。2階建てのハイデッカー社です。荷物は、セルフサービスでトランクに入れるシステムなのが、ちょっと不思議でした。三番街ターミナル発出雲行のものは、確かトランクに入れてくれる人がいた様に思んですが・・・。ちなみに、三番街ターミナル発出雲行も中国JRバスなんですけどね(阪急バス/一畑バスとの共同運行)。
 足元が少し狭いかなと思うものの、飛行機や電車の座席と比べると雲泥の差。乗り物としては、小さいけれども、バスとしてはかなり大きな巨体をそれこそ、のっそりと動かして阪神高速に入りました。

 

広電の始発電車 翌朝、早朝に広島バスセンターに到着。広島駅まで乗車券を購入していたのですが、広島西空港へはバスセンターで下車する方が近いということが、判明した為ここで下車。バスターミナルをでて、感を頼りに広島にし空港へ向かうことにしました。
 しかし、感はあくまで感。西に向かって歩いているつもりが、実は南に向かっているとは知るよしもありません。良く考えれば、太陽の方向を見れば、わかる様なもんですが、思い込んだらといったところで、困ったものです。
 途中、白神社という神社があり、旅の無事を祈る為、参拝。ちょうど、神主さんが境内を掃除されていたところでして、手を合わせていると、神主さんがやってきて、大麻(おおぬさ)を頭の上に掲げ、御祓いをしてくださいました。その時のお賽銭・・・15円。小銭が無かったんです。気持ちの問題だと割り切って、広島西空港へ歩を進めます。
 鷹野橋電停までやってきても、まだ目標にしていた広島電鉄江波線の線路が見えないので、乗り遅れてはいけないということで、タクシーで西空港へ向かうことにしました。1000円前後の料金で、ものの5分程度で到着しました。広島西空港は、以前「広島空港」と呼ばれていた広島の玄関口だった空港で、現在の広島空港が完成した後は、J−AIRが本拠地としてコミューター機専用の空港として運営されています。現在は、J−AIRとJACが運行をしています。同じJALグループとなった今となっては、この風景もいつまで見られるのかと考えておりました。
 ところで、コミューター機専用の空港ということで、こちらの空港(飛行場が正式名称らしいです)のターミナルは、やはり狭いです。急いで、タクシーを飛ばしてきましたが、受付は7時からで、まだ20分程度時間があります。7時35分の飛行機の受付が7時から。結構ぎりぎりの様な気がするんですけど・・・と思ったものの、19人乗りですから、それほど大きな問題では無さそうです。

 

ジェットストリーム スーパー31 初めて搭乗する小さな飛行機。座席は前ら2列目ということで、出入口から近いところだな?と思っていたら、JS31は後部のみ乗り降りができる仕様で、驚きでした。また、客室乗務員の方は乗っておらず、パイロット2名と乗客といった構成です。最近では、安全の為、操縦席のドアを強化したりしていますが、こちらのJS31では操縦席に扉は無く、カーテンで仕切られる形になっており、かつ社内規定でカーテンは開けて運行されることになっているそうです。
 操縦席の中が良くわかる飛行機って、慣れていないだけあって、怖いもんですよ。私の位置からは、副操縦席が良くわかるのですが、それどころか前方展望が見えてしまうんですよね。特に着陸時は、大丈夫かハラハラしておりました。
 飛行時間は30分程度ですので、ベルト着用のサインが消えることなく、出雲空港に無事着陸しました。左手には、ひまわりが咲きこぼれています。

 

出雲空港横のひまわり畑 トヨタレンタカーでレンタカーを借りて、まずは空港横にあるひまわりを見学します。斐川町では、昨年からひまわり祭りを実施しているそうで、そのひまわり祭りの会場の一つだそうです。お祭り自信は、2日間と短いのですが、ひまわりを見学するのは、どうやら自由にできそうです。南光町のひまわりに比べて、小振りな感じですので、南光町の時の様に、『ひまわりに精気を吸い取られる』といった感じにはなりません。かわいいひまわりを沢山見ることができるといった感じです。今年は冷夏ということもあって、気候も目茶苦茶暑い!って感じでは無いところが、ゆっくり見させてくれます。

 帰ってから新聞を見てみると、斐川町のひまわりに関する取り組みについて掲載されていました。なんでも、ひまわりの種から取れる油で車を走らせる共同研究をしているといったことだそうで、その実験は見事に成功したとのこと。今後、更に研究を進めていくとのこと。全国にひまわりの特産品を扱っているところは多いですが、そこから自動車の燃料にまで研究対象を向けたというのは、なんともすごいことだと思います。

 まぁ、それにしても、写真は・・・というと、どうもひまわりの向きと、青空の方向が合わず、思った様な写真にはなりません。うーむ、ちょっと・・・なぁって感じです(^ ^;

 

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