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怖い!?寒い!?不安だらけの夏のニューヨーク編(2003/6/26〜7/1)

 

 このサイトは、国内旅行記の為のサイト・・・なんですが、今回はその番外編のニューヨークシティ編です。
 私にとって海外旅行は、「高い」「怖い」「わからない」といった3拍子揃っていて、なかなか出かけようなんてことは思わないんですよね。とにもかくにも、「言語の壁」というものの大きさを毎回痛烈に感じたりします。で、今回は飛行機のマイルがかなりたまったこともあり、ニューヨークの往復アップグレード券を使用して、ビジネスクラスでニューヨークに向かうことにしました。
 ニューヨークを選んだ理由は「JALの新しいビジネスクラスシートに乗りたい」というところでして、現在の所、ロンドン線もしくはニューヨーク線のどちらかしか就航していなかったわけです。結局、NYを選んだのは、今回の旅でご一緒させていただく、私の妹でして、決まった時から不安が、どんどんと膨らんで行ったわけです。

 ニューヨークというと、犯罪都市。人種の坩堝で、高層ビルが立ち並び、最近ではワールドトレードセンターのテロがあったところといったイメージです。とにもかくにも、「犯罪」という点に置いては、かなり注意深く、疑心暗鬼になりつつあり、旅行前にニューヨークのことを考えると、胃が痛くなるぐらい神経質になっていました。例え、マイルを使いたいというだけなのに、なんでこんなに神経質になっているんだろうか?と不思議に思います。その癖、ガイドブックなどを見る癖が無いので、妹には「協力的で無い」とこっぴどく怒られる始末です。うーむ(^^ゞ

伊丹空港     JL006便機内カナダ上空

 さて、ニューヨークまでの道順としましては、「伊丹8:40発−成田9:50着−12:00発−JFK11:20着」となっています。ニューヨークと日本の時差は13時間。経度的には日本の裏!と考えられます。時差ボケ対策ってわけでは無いのですが、前日は仕事の引き継ぎや旅行前の準備などで、結局4時間程度の睡眠。そのまま飛行機に搭乗することになりました。
 ニューヨークまでの飛行機で3時間程度の睡眠をとったことから、結果的には、合計7時間の睡眠ということになるのですが、この日は、1日36時間というわけですから、確かに寝不足気味です。入国審査の時に、税関書類が書かれていないということで、一度跳ねられました。なんでも、家族で1枚で良かったとのことで、妹が書いていたので、それでいいのかなと思った訳ですが、別々に審査を受けた上に、私が英語が出来ないので、やり直しとなってしまったわけです。最初からつまづいたって感じですね。

 ニューヨークに到着すると、バスでニューヨーク市内に入ります。JFK空港は、かなり広く、ターミナルがあちこちに分散している状態な為、バスは、そのそれぞれのターミナルで客を集めます。それぞれのターミナルで、3〜4名ずつ集めることで、最終的には20〜30名程度の乗客となりました。
 ホテルは、ヒルトンニューヨーク(HILTON NEWYORK & THE TOWER)。2000室ばかりの巨大なホテルなんですが、フロントが妙に混雑しており、チェックインの手続きをするのに、20分程度待たなければいけません。なんで、こんなに時間がかかるんだろう?と思ったところ、どうやらフロントの動きが鈍いというか、なんというか・・・。「もっと、キビキビせい!」と思ったりしました。

ニューヨークの町並み5番街〜6番街だったと思います。     セントパトリック協会

 初日は、5番街のトランプタワー、ソニータワー、セントパトリック教会、3番街のベーグル屋をさらっと周り、夕方の6時半頃にエンパイアステートビルに向かいました。この時、初めての地下鉄を体験したのですが、乗車券がクレジットカードで購入出来る点なんかは、カード社会を思わせます。ただし、私が購入したのは、5回分の運賃で1回おまけが付くといったプリペイド形式の回数券。普通の乗車券がカードで購入できるかはわかりません。JCBが使えないところが、ニューヨークでの弱さを感じさせます。
 ちょうど、夕日が綺麗な頃を狙って行ったのですが、思ったりよりも日の入りが遅くて、かなり長い間待った挙げ句、ちょうど夕日が沈む綺麗なところが、「雲」で覆われていたお蔭で、ちょっとばかりがっかり・・・。エンパイアステートビルは、屋外の屋上が一つの特徴とのことなんですが、高所恐怖症の私としては、とんでもない代物です。かなり柵が大きいので、安心感があるといえばあるのでしょうが、築100年を超える高層ビルの柵をどれだけ信用できるかというのは、人それぞれといったところでしょう。私の場合、子供が柵によりかかるのを見ているだけで、駄目ですから、景色を見る事ができるまで、かなり時間がかかりました。写真は、屈指の作品といったところでしょう・・・(^^ゞ
 結局、この日は、お腹が常に張った状態でしたので、地下鉄で帰宅後、すぐに就寝することにしました。

エンパイアステートビルからの夕景     エンパイアステートビルからの夜景

 

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