さて、2時までに三内丸山遺跡を目指して、車を走らせます。というのも、「ミニ土偶作り体験」に間に合わせる為だったんですが、真っ白な雪の壁を延々と走っていると、目が痛くなってきます。恐らく、昨日は曇りだったので、さほど照り返しがきつくなかったのだと思いますが、今日は見事な晴天故に、その反射に目がやられてきたのかもしれません。
なんだかんだと言っている間に、三内丸山遺跡に到着。ちょうど午後2時。慌てて、ミニ土偶作り体験の体験工房で受付を済ませます。と、体験工房っていうぐらいですから、体験が中心だと思っていたのですが、実は、「体験工房で使用するグッズ」を販売するショップと、体験工房は別になっており、ショップの方でミニ土偶作りキットを購入し、体験工房の方で、ボランティアのおばさんが、土偶作りを丁寧に教えてくれるというシステムになっていました。
さて、今回のもう一つの楽しみ、ミニ土偶作りに挑戦ということになったのですが、 みな真剣そのもの。今回はこれをインターバルタイマーで3〜5分おきに撮影したのですが、熱中して土偶作りを楽しんでいる様子がよく分かります。
土偶作りといっても、それほど難しいものでは無く、言うならば粘土細工です。板状の土偶作りですので、延ばして、形を切って、顔を作って、模様を入れるといっただけのこと。ショップの方から、「4名入ります」と工房の方に伝達が行き、工房の方で用意をされるのですが、現れたのが、「大人4名」であったことに驚かれた様で、どうも子ども向けだった様です・・・まぁ、こんなことはしょっちゅうあるのですが。
小一時間ほど熱中してなんとか、土偶作りを終了。後は、陰干しで1週間程度で、土偶の完成になるそうです。一週間後に取りに来るのでは無く、陰干しは自宅でできますので、その場で持ち帰りとなります。結構、面白かったなぁなんて話しをしていると、指導してくださった方が、
「みなさん、真剣にじっくりとやってくださったので、小一時間ほどかかりましたが、普通は子供さんで、30〜40分、大人の方だと20〜30分程度で終わらせるんですよ。時間がかかった分、いい物を作られたと思いますが、面白いと思われたら、またネブタの季節にでもおいでくださいね。」
とおっしゃってくれました。うーむ、なるほど、20〜30分ねぇ・・・。2倍時間かかっているわけでして・・・。そういや、後からやってこられた、勾玉作りに挑戦されていたお子さんは、先に完成していた様ですし・・・。
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