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あなたの味覚は正確ですか?コカコーラ&ペプシコーラ飲み比べ1 |
2004年6月。この月は、日本において、世界を二分する炭酸飲料メーカーが、近年まれに見る力の入った商品展開をおこなった月であった。 まず先陣をきったのが、コカコーラ社。世界先行発売ということで、『コカコーラC2』を投入。カロリーを従来のコカコーラの半分に抑えながらも、おいしさはそのままという触れ込みである。 それに対抗したのが、ペプシ社。日本国内での販売は、サントリーが行っているが、世界中で愛されているが、いまだ日本では発売されていなかった、『ペプシブルー』を夏期限定で投入したのである。 ということで、この2つの味がどの様なものなのか、果たして、本当に他のコーラ類とは味が違うのか、兵庫県川西市のとある会社の元若手社員がそれぞれの味覚調査を行うこととした。方法はいたって簡単。とりあえず、コカコーラとペプシコーラを各種購入して、それを紙コップに注ぐ。そして、目をつぶりながら、順番に飲んでいき、銘柄を当てていくというもの。果たして、ダイエット甘味料の味がわかるのか?新製品と旧製品の違いは明確なのか、これを検証する為に、2004年7月1日の昼休みに、『利きコーラ大会』が実行された。 このページは、その「利きコーラ大会」の様子を一部始終お伝えし、新製品の味がどれぐらい明確に違うものなのかをお届けする。
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■まずは、エントリー製品群 今回、この利きコーラを行うに当たって、かき集めてきた商品は、右の写真の6種類。
本当は、これに普通の『ペプシコーラ』『ダイエットペプシ』『ダイエットコカコーラレモン』を加えたかったのですが、私が行動する範囲、ならびに職場近くのコンビニなどでは、手に入らず、残念ながら中途半端な6種類となってしまいました。 コカコーラ系統は、カロリー違いの3種類。ペプシ系統は、レモンフレーバーのカロリー違い2種類と、新製品のペプシブルー1種類といった形です。ということは、少なくとも、コカコーラ社製品と、サントリー(ペプシ)社製品とでは、大きく味が違うはずなので、これだけでも簡単になったのではないかとタカをくくって挑戦となりました。
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■挑戦者達 今回エントリーしたのは、左から順番に、紅一点『ミルキーさん』、どこか抜けてる『太郎君』、古代からの使者『うまお君』、IBMからやってきた『ゴマちゃん』の4名です。 いずれも、某社で、ゴロゴロしている役立たずな4名です。果たしてこんな社員で、この会社はやっていけるのか?かなり謎ではありますが、今は、昼休み、そんなことはお構いなしに、これからの味覚調査に挑戦です。果たして、優勝するのは、誰なのか?ハラハラしている4名です。 太郎君以外、うつろな目をしているのは、これからの試練に果たして耐えることができるのか、不安におののいているということでしょう。
この時点で、誰が何種類あたるのか、全く想像つかないといった状態です。いずれの4名も、普段からそれほど炭酸飲料を飲まない状態。太郎君が、まれにコカコーラを飲み、うまお君が、C2発売以後、週に1本ぐらいコカコーラC2を飲むといったぐらいです。
全員が、ペプシブルーは初めての体験で、果たしてどんな味がするのか、恐々といった具合です。 |
■ゴマちゃんの挑戦 最初にじゃんけんをして、勝った順番で、挑戦します。その結果、「ゴマちゃん」「太郎君」「ミルキーちゃん」「うまお君」の順番となりました。今回は、試飲無しで、いきなりの挑戦となります。 まず、トップバッターのゴマちゃん。問題に出されたコーラを一口飲んで、悩んでおります。「え?これは、一体なんだ?」 たった、6種類とは言え、銘柄がわからないとなると、かなり不安がある様で、困っています。おいおい、困っているからといって目を開けてたら、「ペプシブルー」だけは、わかるぞ。まぁ、今は中身が覗けないから良いとしましょう。 |
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