宿泊施設は帯広にしていたので、順当に行けば、石勝線を使って特急で向かうのがベストになります。しかし、北割きっぷなるものをバーゲンフェア利用者に販売しているので、それを購入することにすると、なんだか順当に行くのは勿体ないって思う様になったわけです。12時4分の快速で南千歳に行き、南千歳からスーパーおおぞらにのるべきか、12時19分の快速エアポート+特急ホワイトアローで旭川に向かい、そこから富良野を経由して帯広に向かうかを健闘したわけです。つまり、乗り放題の乗車券なわけですから、単純に直線で向かうのは、なんだかなぁ・・・と思ったわけです。
選んだのは、言うまでも無く、題名になっている通り、道央をぐるりとする為、旭川・富良野経由です。11時20分頃から20分ばかり時刻表と相談した結果です。新千歳空港は雨でしたから、雨がやむまで電車の中で過ごして、車窓を楽しもうといった魂胆です。
ところで、新千歳空港に到着した時に、アナウンスがあったのですが、「新千歳空港のただいまの気温は、摂氏5度。昨日の大阪の気温と比べまして20度の寒暖の差がございます。」とのこと。こりゃ、また驚きというか、上着だけで、インナーも持ってきておいて良かったと思った次第です。
といっても、新千歳空港駅は地下ですら、しばらくの間は外に出る機会ってほとんど無いんですけどね。
飛行機到着から約1時間半後にようやく新千歳空港を出発。特急スーパーホワイトアロー13号になる快速エアポートに乗車。札幌からはスイッチバックで旭川へ直通になります。快速エアポートの乗車率はかなり高く、途中駅からは立ち客が大勢出るといった形です。生活列車としての性格と、空港アクセス列車としての性格をあわせ持つ列車ですが、生活者に大してはあまりやさしく無い様に思います。この時間でこの乗車率ですから、時間によっては10分に一本に増発しても大丈夫な気がするんですが・・・。もしくは、編成をもう少し長くするというのでもいいかもしれませんが、やはり頻発の方が生活列車としての性格は強くなって、より一層いい様に思います。
札幌から先は特急に変わるわけですが、そのまま乗車される方はほとんどいない状態で、座席も9割程度埋まる程度になります。指定席車両であるUシートについては、かなりガラガラといった状態です。座席の幅も大きく、かなり良い列車なんですが、500円のアップ料金を支払う人は少ないのでしょうか?今回の乗車券が別払いでも利用できれば、利用したかったんですけどね。
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