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平日毎日更新!!日記のページ

【2003年11月】

11月28日(金) 曇/雨 共同イベント  (^_^) 普通
 以前、頭痛が続いている感じです。頭痛持ちでは無かったはずなんですけど、そろそろ中年ってわけで、頭痛が出始めたってことなんでしょうかねぇ。まだまだ、若いって気持ちにいるんですけど、歳だなぁって思ったりすることもあったりするんですよね。
 何かで読んだことがあるんですけど、人間四十代は、随分歳を取ったと思うそうですが、五十代は、まだまだ若いと思うそうです。なんでも、その10年が余裕があるか無いかの差だそうですが、なんとなく、なるほどだなぁって気になりますよね。まだまだ、三十代に入ったばかりですから、平均寿命の半分も生きていないわけですから、歳を取ったなぁって思うのには早すぎると考えるべきなんでしょう。これから、先の方がまだまだ長いんですからね。

 昨日の出勤時に気づいたんですが、駅に貼り出してある広告で「クリスマス親子のりもの教室」というものがありました。何だか、妙に気になって、乗り換える駅ごとに確認したところ、JALエクスプレスと阪急電鉄の共同イベントだそうで、電車と航空機の子ども向け教室を開くそうです。で、今回は伊丹空港の見学もセットになっているということで、子供がいたら行ってみたい・・・と思う様な内容。時間も子供向けにそれほど長い時間取っているわけではなく、午前と午後の2回に分けての実施となっている様です。

 で、阪急電鉄ならびにJALエクスプレスのそれぞれのページにあるニュースリリースを見てみると、今後、共同イベントを開催していくといったことが謳われていました。考えてみれば、不思議な物で、異業種コラボレーションといっても同じ乗り物ですよね。電車とバスは、異業種といっても共同イベントがあったりして、結構近い存在なんですけど、電車と飛行機って今までほとんど無かったかも知れません。意外な組み合わせの様に感じるか、普通の組み合わせと考えるかは、それぞれですけど、あっても良かったんでは無いかと思うんですよね。で、これがきっかけで、今後も共同イベントを企画するというのは、結構、面白い様に思います。

 一つの殻に閉じこもっていると、こういう発想は生まれてこないんですよね。それこそ、頑固だったり、融通がきかなかったりすると、チャンスを生かせない可能性すらあります。つまり、こんな企画をすると、飛行機に乗るために電車に乗るという発想が生まれて来るわけで、ライバルと思っていたものが、事実、共存共栄できる道を開く事が可能なんですよね。
 いや、全国に空港アクセス鉄道がありますから、共存共栄の道が今始まったわけではありませんが、共同イベントということが、さらに密接に、さらに利便性を高めることになる様な気がします。

11月27日(木) 晴/曇 贅沢?  (^_^) 普通
 何だか、天気が悪くなることが多いですね。もうすぐ、冬だというのに一体なんなんでしょう。ちなみに、今週末は、知床半島なんですけど、天気予報を見ると、日曜日は雨。うーむ、どうも今年は「雨」に祟られている様な・・・。出かけている回数も二十数回に及ぶんですが、綺麗な青空!ってあまり無いんですよね。本当に、雨男・・・・!?って思ったりします。

 今年は、旅行三昧というのは、この間の日記で書いたことなんですけど、そのきっかけというのが、デジカメだったりするんですよね。以前は、旅行にカメラを持っていくのすら億劫に人間で、「ファインダーを通して記憶に残す」よりも、「目にやきつけて記憶に残す」方が有意義だと思っていたんですよね。
 ところが、最近は旅行に行って、写真撮ってということが目的になりつつあって、いい写真が撮れたかどうかというのが、重要なポイントになってきていたりします。でも、その写真の最終的な使い道は、あくまで「壁紙」。そして、最近、かなり重要度が高くなってきたのが、「ホームページ」なんですよね。そんなわけで、最近は、旅行記に載せたいネタを見つけると、カメラに収めたりすることが多くなっていたりします。本当に旅行を楽しんでいるのかと言われると、なんとも言えないんですけど・・・。
 でも、結果的に観光にチカラを入れている時は、カメラは「そっちのけ」になってしまいますので、文章はかなりの量を割いているのにも関わらず、写真が一枚も無いってことになってしまい、全然関係無い写真(花がその代表だったりします)を配置していたりするんですよね。

 まぁ、それにしても、デジカメに翻弄されっぱなしといった感じなんですけど、デジカメを購入するにあたっては、本当にそれこそいろんな紆余曲折がありまして、結果的に今のカメラに落ち着くまでに、かなり早い速度での買い換えがあったりしました。それもこれも、中途半端(といっても、安くは無いんですが・・・)なデジカメを購入したことが原因なんですよね。
 で、中途半端なカメラを購入したから、より上を見たくなって、中途半端に手が入る値段だから買ってしまうという循環に入ってしまいました。で、今のデジカメになって、とりあえず止まったわけですが、やっぱり更に上ということで、レンズ交換式が買いたい・・・と思う様になっておりまして・・・。

 そうやって考えると、最初にレンズ交換式を購入しておけば、結果的に安くなったのでは無いか。最初にお金を出せるんだったら、中途半端ではなく、頑張れる範囲のものを購入すべきだったのでは無いかと思うわけです。
 安物買いの銭失いとは良く行った物で、やはりこういう趣味の物は、それなりにしっかりしたものを購入しないと後から後からお金がかかるんだなぁと思ったりするわけです。これは、本当でパソコンでも、そうなんですが、最初に購入する場合だったら尚更、一番高いパソコンを購入すべきだと思うんですよね。本当にこれ以上無いくらいの贅沢なものを購入しておけば、後から後から、買い換えようといった気持ちは少なくなるはずなんですよね。その方が、結果的に長く使えるので、安くつくと考えるべきなんだと思います。

 でも、パソコンの場合は日進月歩で機能が追加されていきます。どんどんトレンドが代わっていったりもします。いつが買い時かわからないんですよね。ということで、パソコンを購入したいと相談を受けた時に、私が確認することは何をしたいか何てすよね。それが明確な人には、安くて特化したものを、不明確な人には高くて豪華なものを進める様にしています。だって、不明確な人に限って、マシンパワーを要求する様なことをやってみたいって言う事が多いんですよね。
 相談を受けたからには、責任があるわけですから、やはり満足の行くものをお勧めしたいんですよね。分からないから、そこそこのものを購入する。これは、私のデジカメの経験からはっきり言えます。分からないからこそ、高いものを購入すべきだと思います。

 実際、今から考えれば、高校の頃に買ってもらったパソコンが、べらぼうに高かったからこそ、パソコンを持続的に使い、今の私があるんだと思うんですよね。趣味の贅沢品何てすけど、親がわからないならば尚更、子供には高いものを与えてあげて、その価値とその利用方法を見いださせるというのが、いい様に思います。

 随分、大きくでちゃいました(^^ゞ

11月26日(水) 晴 旅  (-_-) いまいち
 月曜日に、滋賀県の池田牧場というところに行ってきました。イタリアンジェラートのお店だったんですが、何でも、今年の8月に移転したそうで、今回、その新店舗に初めて訪れた次第です。
 店舗の広さは従来に比べて約2倍、駐車場も2倍以上といった感じだったんですが、お客さんの量が以前とは比べ物にならない状態でちょっと驚きました。私の中のイメージは、車が2〜3台で、ゆっくりと頂けるといった感じ立ったんですが、いつのまにやらすごくメジャーなお店になっていた様です。それにしても、ほとんど口コミでここまでお客さんが増えるといったことには驚きでした。以前は、絞りたて牛乳を無料で頂けたりしていたんですが、いつのまにやら250円の値札が付いたりして、結構商売上手?とまで思う様になってしまいました。

 でも、最初の頃からある訪問者ノートは続いている様で、なんとなくそれが嬉しかったりします。職場の後輩が池田牧場に行くという話だったので、友人にそのノートに観光地の地図を書いてもらったこともありました。まぁ、本来の使い方では無いんですけど・・・。昔のノートは、見当たらなかったのですが、ちょっとした足跡を残すというのは、何とも面白いもんだてぁと思う様になりました。そう言えば、ここに来たきっかけは何だったのかとか、色々と思い出すこともある様に思います。私の場合、ノートは見てなくても、そういやあんなこと書いたなぁとか、書くときにこんなことがあったなぁなんて事を懐かしんだりもするんですよね。そんなことが、結構有意義だったりするんですよね。

 まぁ、そんなことを考えていたわけですが、過去の事を懐かしむというのも、これが面白いのですが、過去を作らないと懐かしむことも出来ないんですよね。それをまた、更に印象的にするというのが、重要なのかもしれません。とまぁ、そんなことを考えていると、やはり日常的なものの中に非日常的なものが入るから、より鮮明な印象が残る様になるわけですよね。で、その非日常的なことというと、やはりそれは「休日」であって、その休日の中でも、旅行となると、一層強烈な印象が残ったりするもんです。
 で、わざわざ印象に残ることをするわけではなくて、ちょっとしたきっかけで、妙に記憶に残る事になっていたり、はたまた天災がそうさせたりするんですよね。あの時は、辛かったということも、思い出せば、いい思い出になったりするんですよね。貴重な体験と考える事ができます。

 いや、確かに辛い、苦しいことっていつまでたっても苦しいことである場合もありますし、それが元で、人生が狂ってしまったと考える節もあります。でも、今が一番いい状態であると考えると、苦も苦では無くなってしまう効果があるのでは無いかと思いました。何だか、抽象的なんですが、職場の先輩が阪神淡路大震災の時のことを楽しそうに話し手くれるんです。何が楽しいのか?と思ったりするんですが、貴重な体験が出来たということらしいんですよね。「あれがあったからこそ今がある」という発想になれば、今は苦しいけれどと考えることで、前向きになっていくんじゃ無いかなぁと思った次第です。

 あ、何だか妙な方向に話が進んだんですけど、何が起こるか分からない、人生はそんなものなんですけど、それに彩りを付けてくれるのが、「旅行」かなぁと思ったりします。一番てっとり早い、大きな非日常の様に思います。そんな私は、これまた次の予定をどんどん計画していったりするんですが・・・。今決まっているのは、知床・青森・鹿児島・宮崎・花巻・札幌。これに、出雲が一回加わると思うので・・・うーん、本当にこれが非日常なのか?

11月25日(火) 雨/曇 老化!?  (^_^) 普通
 何だか、風邪をぶり返したのか、また妙に鼻の具合が悪かったりします。半分は、雨が影響している気がするんですけど・・・。特に昨日は、車の運転をしていたので、かなりつらかったりしました。とはいっても、何とか無事に帰ってこれたので、良かったとしましょう。しかし、鼻の具合が悪いと、その影響で、目も辛くなってくるんですよね〜。今日は、ほとんど左目が開いていない、そんな気持ちだったりします。うー、辛い・・・。

 ところで、この3連休のうち中日にあたる23日に、DVDレコーダーを購入しました。というか、うちの家族共用のビデオデッキが壊れたので、その代替といった感じなんですが、DVDレコーダーを購入して、ポイントで安いビデオデッキを購入してみました。

 で、その設置を私がやったわけですが、いやぁ、ややこしい・・・・。特にWOWOWが絡むと更に、線が増えて、本当にややこしいと感じちゃいました。以前は、全然苦にもしなかったんですが、何年かぶりにやると・・・。で、配線をしていくと、こっちからあっちへの出力は・・・、これはあれと繋がって、うーん・・・って具合にどんどんと訳がわからなくなっていって、結局、設置に1時間ばかり要しちゃいました。で、配線している最中にもわけがわからなくなってくるし・・・。ビデオデッキ2台とWOWOWデコーダーだけの簡単なもののはずだったんですが、信号入力・出力、V/Uアンテナ、BSアンテナ、FM検波、ビットストリーム検波、整理して考えてみると、それほど難しく無いはずなんですけどね・・・。なんだか、入力の片方をビデオからで、もう一方をデコーター、出力の片方をビデオって考えていくと、「イー」って感じになるんですよね。困ったもんです。配線に関して言えば、パソコンの方が楽と言えるでしょう。USBの恩恵はすごいと思います。
 まぁ、パソコンの場合は、入りそうな所に入れれば動くといった感じですが、ビデオの場合は、線を共通化しているので、入口と出口をきちんと把握しておかないと駄目というのが、ややこしいと感じる元なのかもしれません。ビデオの互換性、汎用性を考えると、しょうがないことだと思いますけどね。

 で更にわからないのが、その機能。名前が付いているのですが、一向に覚えられない・・・。一体、それが何を意味しているのか、どんな機能なのかを想像が出来ないんですよね。なんでも、取りながら、再生できるといった機能があったりするんですが、それと、DVDで録画する際、更にHDDからDVDにダビングする際といった感じで、録画の仕方も一筋縄では無いんですよね。果たして、これが全部覚えられるのかと不安になってしまいます。というか、マニュアルを読むのを放棄してしまい、わかる範囲でしか使わないって言う気にもなってきました。ましてや、録画しながら再生というのは、怖くて出来ないし・・・。

 と、ここまで考えて、ふと気づきました。あ、歳だなぁ・・・。こういうのは、とりあえずマニュアル読んで覚えるといった事をしないと、頭が固くなるぞ・・・ということです。いや、しかし自分であまり使わない機械というのは、覚える能力も半減・・・といった感じなんでしょうね。

11月21日(金) 曇/晴 慣れ  (^_^) 普通
 雨模様な天気です。今日は、この後、雨が上がるとのことですが、何だか、妙な暑さがあったりします。秋というか冬が間近だというのに、これなもんですから、やっぱり暖冬なのかなぁと思ったりするんですけど、どうなんでしょうね。冬というと、雨ではなく雪のイメージが強いんですけど・・・。最近は、関西で正月スキーをしようと思うと、ほとんど人工降雪機のあるところでないと駄目な状態ですから、たかだか20年で大きく変わった感じです。私が小学生の頃は、正月の2日・3日は、鉢伏高原にスキーに行っていたので、懐かしい感じです。

 ところで、昨日、ふとした事から「3桁カンマ」の話になりました。なんでも、3桁カンマと小数点の書き方が変わるといった様なことをテレビでやっていたと後輩が話をしてくれたのが、きっかけです。ただ、書き方が変わるといったことは、その後調べたのですが、今一つはっきりせず、もしかしたら聞き間違えかもしれないということになりました。

 ただ、この3桁カンマや小数点といったものは各国で結構違う様です。「9,999.99」を例にしてみると、「9'999,99」や「9 999.99」、「9.999,99」といった具合で、微妙に違うんですよね。意外に知らないもんだなぁと思ったわけですが、良く考えてみると、Windowsだとそのあたりを設定することも可能ですよね。WindowsXpで地域と言語のオプションを触ってみると、表示が色々と変えることができるんですよね。
 ふと、それに気づいた時に、「当たり前」と思っているものが、当たり前で無いこともあるんだと思ったり、それがまた結構身近な所で知ることが出来たのに、全然気にしていなかったことに唖然としてしまいました。やはり、見聞は広くなければいけないですよね。
 でも、「慣れ」ということもあって、国際的に統一したいといったこともある様で、小数点はピリオドに統一しようという動きがある様です。しかし、やはり「慣れ」ということもあって、なかなか上手くは進んでいないそうです。そりゃ、そうですよね。私たちに、いきなり小数点は、カンマにすることと言われても、読みづらくて、間違いやすいですよね。でも、国際的な文書で混在するというのも、これまた問題で・・・、こういうのって先送りにすればするほど、難しくなってくるのかも知れません。できる限り、早い段階でやっておかないと、より一層変更がしにくくなりそうな気もします。ちなみに、私が調べた限り、東アジア各国(ロシアを除く)、アメリカ、英語は日本と同じ形式だそうです。

 で、アメリカでの話が出てきたので、もう一つ。気温に関してもこれまた、色々とある様で、有名なところでは摂氏と華氏。調べてみると、さらに列氏というのもあったそうです。それぞれの記号は、°C、°F、°R。摂氏は、水の氷点と沸点を100分割したもので、日本で使われていますよね。これによく似たのが、列氏で、これは、80分割にしたものだそうです。
 で、アメリカで使われているのが、華氏。これ、ニューヨーク編で書いたのですが、感覚的摂氏に慣れ親しんでいる我々にとっては、わかりにくい!っ思ったんですが、意味を理解すると、以外と納得できました。何でも、決めた時に人間が作り出せた一番低い温度から、一説によると羊の血液の温度までを100分割にしたものだそうです。また、人間の血液の温度までを96分割にしたとも言われているのですが、これは、ちょっと難しい解釈ですよね。
 まぁ、これを聞くと、なんとなく華氏の意味が分かってきた感じがします。つまり、96度を超えるととんでもなく暑いわけなんですよね。ややこしいので、100度を超えると、猛暑って思うと、なんとなく感覚と数字が一致してきた感じがします。ちなみに、華氏0度は、−17.2度だそうです。雪と塩を混ぜた温度だったかな?
 で、ヨーロッパでも日本でも、華氏だと0〜100の間に気温が分布するので、書くのも楽ということもあるそうです。でも、これも「慣れ」なんでしょうけどねぇ。

 なかなかいい勉強になりました。さて、明日から3連休。急速に気温が落ちるそうですので、風邪には十分お気をつけ下さい。

11月20日(木) 雨/曇 差別2  (-_-) いまいち
 結局、昨日の日記で書いたホテルは、謝罪することに落ち着いたわけですが、その代償はあまりに大きいのでは無いかと思ったりします。化粧品会社の保養所という性格もあった様で、恐らくそちらの方にも抗議が殺到したのでは無いかと推測されます。また、温泉組合にもかなり多くの苦情があった様で、臨時会議で、このホテルを除名処分にしたという話で、「一般に知られていない」としたホテル側の見解とは大きく違い、「一般に知られている」状態だったと認めざるを得なかったのでしょう。

 しかし、テレビのニュースで聞いたところでは、あくまで、「一般に知られている」か「一般に知られていない」かということが、ホテル側としては問題にしている様で、今回は「認識が誤っていた」としただけで、拒否を行った事自体には間違いは無かったとしているところが、一つの問題の様な気がします。これでは、差別は無くならないと思うんですよね。一般に受け入れられる体制が整わない限り受け入れないのであれば、いつまでたっても進歩は無い、右に習えでは無く、旗を振るといった覚悟でサービス業はやって欲しいと思います。
 今回の事件と例えを一緒にしていいかは疑問なところですが、最近は食品を扱っているスーパーでも「盲導犬OK」のステッカーを見かける様になりました。これも、旗振りがいたからこそ実現できたわけですから、やはり受動的では無く、能動的であることがサービス業としての責務では無いかと思います。

 あ、ちょっとだけ冒頭に書くつもりだったのですが、思ったりよりも長くなってしまったので、このままこれに関した話を続けてみますね。この人権侵害、差別に反する形で、平等が叫ばれて久しいわけですが、あまりに行き過ぎた感もある様な気がします。一つは、雇用に関するところ。特に若年層の雇用問題が大きくクローズアップされ、女子学生の就職率が極端に悪いといったことが報道されます。勿論、男子学生もかなり悪いのですが、それでも、女子学生に比べると、随分マシといった状態です。これを是正する為に、「雇用条件」に性別を設けてはいけないということになっています。
 でも、これが逆に雇用条件を悪化させた様にも感じられるんですよね。勿論、男性しか採用されなかった職種にも女性が採用される様になったこともありますが、その反対も考えられるんですよね。女性しか採用されなかった職種にも男性が採用される様になったわけです。

 個人的には、生物学的な性別といったものは取り除くことは出来ないわけですし、男性と女性で違いがあるのももっともな話。全てを無理矢理、「平等」にするからおかしくなってきたのでは無いかと思ったりします。結局、行政が強制的に「雇用条件」に性別を入れてはならないとしても、採用する側の審査基準の一つにそれは入っているので、結果として、就職率の雇用格差というものが生まれているのだと思います。
 確かに、何故これが男性だけしか採用されなかったのだろうか?と考えることも沢山あります。しかし、男性でなければ安心できないものもあるわけですし、逆に女性らしさを前面に押し出した職種もあるわけです。こういうところが、尊重し合える状態が、本当に男女差別が無いといえるのでは無いだろうかと思います。

11月19日(水) 曇/雨 差別  (^_^) 普通
 大分、風邪も良くなってきた感じですが、今だに咳とだるさは残っています。
 とはいっても、これは、そんなに簡単には治りそうには無いので、何とも言いにくいですよね。日に日に、回復している様な気はします。やはり回復の兆しが見えて来ると、次はあれしたい、これしたい、あそこに行ってみたいといったことや、まだ出来上がっていない、このホームページをいじってみたいとかいう欲求が出てきます。「風邪」だからこんなことが言えるんですよね。

 で、そんなことを思っていたら、今朝の新聞に「ホテルで、元ハンセン病患者の受入れ拒否」といったニュースがありました。ハンセン病というよりも、らい病(癩病)といった方が分かりやすい方も多いかもしれません。ハンセン病は、一時は国策として「隔離」した経緯もあり、忌むべき病として、人々に嫌われてきたこともありました。
 その後、医学の進歩とともにらい病そのものは、「完治」する病気で、かつ感染しないことまでわかった為、近年はハンセン病患者に対する政策が不当であったことの陳謝を求める裁判で次々と勝訴が確定したという報道が何度もなされています。

 ハンセン病で困ったことは、後遺症が目に見える形で残ってしまうということらしく、これが、今も病気に冒されていると勘違いしてしまう一つの要因になっている様です。つまり、完治したにも関わらず、病気に冒されていると思われるが為に、行動が制限されてしまい、人間として本来あるべき権利を侵害されるということにつながってしまうそうです。

 その顕著な例が今回のニュースだと思い、何ともいたたまれない気持ちになってしまいました。県側が元ハンセン病患者であることを告げた途端に、ホテル側が利用を拒否したとのことで、県は何度も説明を行ったそうですが、ホテル側はかたくなに拒否を続けているとのこと。ホテル側は、当初「幼児や子供に感染する恐れがあるから」という理由で断ったそうで、それに関しては「感染しない旨を伝えた」にも関わらず、拒否をつづけているとのこと。
 ホテル側の言い分は、「感染するか否かは分からないが、サービス業である以上、一般に受け入れられていない状態で、受け入れることは出来ない」といった旨をことを話したとあります。

 これは、さすがにひどい言い分だなと思う次第です。でも、一つだけ考えられるのは、ハンセン病に関する知識って確かに一般に広まっていないんですよね。つまり、ホテル側としては、そこを突いたことになるのでしょうが、だったら、従業員がハンセン病に関しての知識を持って、お客さんから苦情があれば、きちんと説明できる様になればいいのでは無いかと思うわけです。上記の言い分では、「何だかわからなんから、断ってしまえ」といった感じに受け取れたりします。きちんとした知識が無いから、怯えが始まり、それが差別に繋がっていくいい例だと思います。

 今回の事件、差別の「疑い」があるとして、法務省に報告するとのことなんですが、これって、まだ、疑いなのか?とも思ってしまいます。明らかに差別発言に繋がると思うんですけどね。確かに、お客さんも千差万別に何が苦情に繋がるかわかりません。でも、疑問や不快に思うことに大して、解答できれば明らかに苦情が質問になっていくと思うんですけどね。
 あまりにも、あまりなニュースだと感じました。

11月18日(火) 晴 診療報酬  (^_^) 普通
 久しぶりに耳鼻咽喉科に行ってきました。一昨年までは、体調不良が続いていた事もあって、秋〜春にかけてず〜っと、お世話になっている病院立ったのですが、ウォーキングを行う様になってから、お世話になる回数が激減。本当に、ウォーキングの効果なのかどうかはわからないのですが、まさしく、それと合致したのには、驚きでした。
 で、久しぶりに訪れることになったのですが、やはりそれは、ウォーキングを長らくさぼっていることが原因の様な気がします。
 病院の費用って、安いといえば安いんですけど、結構馬鹿にならないですよねぇ。実際、保険が効いているので、2割負担ということで、安いと思うのですが、支払った金額の5倍が正規の値段かと考えると、病院って恐ろしくて利用できないなぁなんて思ったりします。

 しかし、その費用が高いか安いかというのは、また別問題で、相応の施設が必要になりますし、研究費なんてものも必要なんでしょう。そんなわけで、本当にそれが対価なのかどうかと考えると、なんとも難しい問題ですよね。でも、風邪でも歯痛でも、病気でもそうですが、それを治してもらえるというのは、何事にも代えられない気がします。となると、やっぱり妥当な値段なのかなぁと思ったりするんですけど、意外とぼやかされている気がするのは、やはり「保険」の適用が原因では無いかと思ったりするわけです。

 私は、今の病院制度に不安を感じているとか、不満があるとかいったことは全くありません。でも、疑問な点があることもまた事実なんですよね。
 例えば、「保険が適用」されるかされないかといった事も、いま一つわかりませんし、医療報酬についてもよく分かりません。例えば、「初診料xxx円」と掲げているところはありませんよね。でも、どんなお店でもほとんど、値段は掲げてあるもので、病院だけが別という風に取る事もできるんですよね。

 基本的には、お医者さんに絶対的な信頼をしているからこそ成り立っていると考えていますし、私は、あれこれ値段を掲げられても、最終的に「おまかせコース」があれば、それにしたいと思います。素人が口出しをすべきことでは無いとも考えています。でも、本当に不正が無いかどうかをチェックする術が無いというのも、ちょっと不安な気がしなくもありません。
 高すぎやしないかという事もありますが、安すぎやしないかといったことも気になるんですよね。公正な診療報酬を知る術が無い様に感じたりします。

11月17日(月) 晴 千早赤阪村  (-_-) いまいち
 今日は、随分と更新が遅くなってしまいました。お詫び申し上げます。
 今日から、研修ということを忘れておりまして、普段通りの更新を考えていたのですが、良く考えると、それではどこでアップロードすることが出来るのか・・・ってことで、失敗してしまった次第です。

 といいますのも、先週の木曜日ぐらいから、急速に風邪を引きはじめまして、現在は咳がひどい状態。どうやら、寝ている間にも結構咳をしている様で、今朝起きると、腹筋が痛くなっておりました。ということで、今日は研修を終えた後、そのまま病院に行く事にします。ということで、病院へ行った後の更新ってことになりますので、随分と遅くなってしまいました(というか、なるはずです)。

 昨日は、大阪府にある唯一の村である「千早赤阪村」に行ってきました。キャッチフレーズは、一冊の絵本の様な村。こちらのホームページを見てみると、なんとものどかな雰囲気が漂っており、一昨年には「かかしコンテスト」なるものが行われた様です。で、今年も、その「かかしコンテスト」を目的に、農業祭の日に合わせて行ってみたわけですが・・・。
 結果的に、「かかしコンテスト」はやっていなかった様です。農業祭もこれといったイベントというよりも、即売会の様な感じで、どちらかというとこじんまりとした印象。しかし、農業祭はともかく、村の雰囲気は存分に味わった感じで、帰ってきました。

 千早赤阪村へは、鉄道が通っていませんので、近鉄富田林駅から金剛バスで揺られること、約30分。とんでもなく、運転が上手というか、荒いというか、なかなかギリギリのところをもうスピードで走っていく感じです。特に、左手側が電柱スレスレの状態ですので、本当に恐ろしい感じでした。

 それはともかく、心地よい天気と見事に実ったみかん畑、そして、刈り取りが終わった後の棚田といった田園風景が、目の前に広がった時の感動というのは、何事にも代えられないものがありました。何でも、棚田は「日本の棚田百選」に選ばれた棚田とのことで、なかなか見事な風景でした。ちなみに、日本の棚田百選を見たのは、これで2回目。前回は、8月に島根県で見させていただきました(今月中にこの旅行記はアップします)。
 田舎というと、青空に柿というのが、定番なんですが、青空にみかんというのも、なかなかのもの。いや、本当に心地よい一日を過ごすことができました。

 この大阪府唯一の村である千早赤阪村も平成の大合併に飲まれて、富田林市と合併する方向にあるみたいですが、さてその後にこの「一冊の絵本の様な」風景が、どうなるのか気がかりです。

11月14日(金) 晴 不相応  (^_^) 普通
 急激に気温が下がってきたので、底冷えといった感じですよね。北海道では、雪が降っているとのことで、日本列島に冬到来といった雰囲気です。ちなみに、この後の旅行予定は、北海道(知床)、青森、鹿児島で終わり。でも、飛行機では無いけれども、島根県にもう一度・・・っていう気もしているのですが、このあたりは今のところ未定です。バスで行ってみようかなぁっていう気はしているんですけどね。
 そう言えば、広島県の可部線の末端区間の廃止も間近ということで、気になっているのですが、結局、可部線には乗らず終いになってしまいそうです。広島県って、大阪からだと近くて遠いんですよね。全て、新幹線の値段が問題で、あの値段をかけるならば、広島県では無く、もっと遠くに行ってみたいと思ったりするんですよね。まぁ、私だけの問題かもしれないんですが・・・。岡山だと、ちょっと岡山って感じなんですけどねぇ。

 今年に入って、飛行機の登場回数が50回を超えたというわけで、日本航空からステイタスアップの連絡をいただきました。基本的にはJMBカードが変更になるといったものなんですが、そのサービスといったものもなかなか充実しております。一番、ありがたいのは空港待合室のラウンジが利用できるといったもので、これのお蔭で少しゆったりとした気分で飛行機に搭乗することが出来ます。ただし、出発時のみのサービスなので、到着時は利用できません。まぁ、搭乗待合室での話ですから、当たり前ですけどね(大阪伊丹空港は到着客と出発客が一時的に混じってしまいますが)。
 まぁ、そんなこんなで、翌々年の3月まで、このサービスが利用できるとのことでしたので、これから先もちょくちょく利用させてもらおうかと思っております。

 で、50回を超えると、もう一つ日本航空の会員組織なんてものがありまして、そちらへも入会させていただくことにしました。ちなみに、JALカードとのジョイントでなければ入会できず、それもCLUB−Aという年会費1万円からでなければいけません。とはいえ、結果的に海外旅行保険や国内旅行保険の関係から毎回、保険をかけるぐらいならばということで、CLUB−Aに入会していましたので、そのまま変更届けをだすだけで終了。さらに、ついでだからとGOLDカードへの変更も申請してみることにしました。年会費は1万6000円にアップしてしまうのですが、空港の外にあるラウンジが利用できるという点が更に魅力だったりします。利用限度額は低くていいんですけどね(^^ゞ

 まぁ、それで、とりあえずCLUB−Aの入会に関する連絡がやってきたのですが、ちょっと格の違いに驚いてしまいました。というか、明らかに私のレベルで利用する内容では無い・・・といった感じです。確かに、空港のラウンジでもちょっと違和感があったんですが、今回は更に・・・。
 なんでも、今回申し込んだ会員様だけのサービスというものがあり、そちらへの入会に、入会金1万円、年会費3万5000円。うーむ、ちょっと想像できないんですけど・・・。確かに、エグゼクティブな方にとっては有用なのかもしれませんが、貧乏旅行が染みついているわたしにとっては・・・。

 にしても、他にも名だたるホテルの優待会員への申し込み等々。何だか、違う世界を垣間見た感じがします。身分不相応であったと改めて認識した次第です。

11月13日(木) 曇/晴 安全では無い  (-_-) いまいち
 2日間の講習も終わり、今日から普段通りの生活が始まる・・・と思いきや、風邪をひいてしまった様です。明日は、得意先で、会議がありますし、来週の月曜日からは、またもや講習。一番、忙しい時期ということになるわけですが、鼻水がズルズルで、昨日の講義中もなんどもくしゃみをする始末。鼻のかみすぎで、痛かったりします(^^ゞ

 ところで、一昨日、昨日のニュースでしきりに報道されていたのが、JR兵庫駅の携帯通話中の新快速との接触事故。なんでも、携帯電話に夢中で話をしていて、列車の接近に気づかず、左顔面を新快速にぶつけたというもので、3時間後に死亡したそうです。ちなみに、新快速は最高速度130Kmで走る列車で、全国的に考えても、在来線では速い部類にあたります。通過時の速度も、ほぼ減速することなく突っ走ります。

 で、ふと思ったのですが、私の自宅からのJRの最寄り駅はというと、たしか新快速が通過する列車線には縄を張っており、通過列車にむやみに近寄れない様にしていた様に思います。茨木駅は快速と普通が停車し、新快速は通過するという形ですので、電車線側のみで問題が無かった為の措置だと思います。朝のラッシュ時は列車線を走る快速があるので、その時はロープを外していたと思うのですが、兵庫駅ではそんな措置をしていなかったんでしょうか?

 で、この事故、個人的に一番信じられなかったのが、友人が一緒にいたそうです。友人が一緒にいながらにして、声をかけた時は遅かったとのこと。これ、やっぱり電車は危険であるという意識が随分と薄れてきているってことなんでしょうね。電車・列車は、車に比べて、ブレーキ制動距離が長く、まさしく「猪突猛進」、急に止まれません。摩擦抵抗を低くする鉄のレールで走っているわけですから、抵抗が少ない分だけ急ブレーキをかけても止まれないわけです。確か、法廷制動距離というのが、あって、急ブレーキをかけて300m以内に止まれないと駄目だったとおもいます(新幹線は2Kmだったと思います)。
 そういう意識が薄れてしまって、接触した時のことのことを考えなくなり、接触するという意識すら無くなってきているということなんでしょう。結局、自己管理がなっていないと言うべきことなんだと思います。

 確かに、事故にあったのは本人の問題なんですが、友人も危険性を察知すべきで、ホームの端にいるのであれば、中程に移動する様に注意すべき立ったのでは無いかと思うわけです。でも、もしかすると、人の忠告って聞かない様になってきているのかなぁ。

 それにしても、いつものことながら、マスコミによる報道は「携帯をしていた」ということに重きが置かれているのですが、私は、先に述べた通り『電車・列車に対する意識』の問題だと思っています。確かに、携帯で話し込んだりすると、それのみにとらわれてしまい、周りが見えなくなるわけですが、そもそも携帯電話を取る際に自分が安全な位置にいるかどうかの判断をすべきだと思います。
 携帯電話を使うことが「死」と隣り合わせになる場所もあるということを認識すべきでは無く、死と隣り合わせの場所は、あちこちにあり、携帯電話を使うのに適当な場所なのかどうかの判断を見誤ってはならないということだと思います。ましてや、車の運転中、自転車の運転中なんかは、もっての他だと思うんですけどね。仕事の電話でどうしても外せないならば、立ち止まるなどといったことをすべきだと思うんですよね。

 まぁ、それにしても仕事の電話って言っても「1分、1秒を争う」必要性ってあまり無いと思うんですけどねぇ。後でかけなおすといった事を、取る側もかける側も考えておくべきで、その余裕が無いから、安全では無いところで電話をする様になり、こんなことになってしまうとも考えられる様に思うわけです。
 みなさんは、どうですか?

11月12日(水) 曇/晴 喫煙  (^_^) 普通
 講習2日目ということです。今回は、2日間のコースでしたので、まぁ、短いと言えば、短いわけですが、それでも、なかなか覚える事が一杯で、大変です。今日は、どんな内容なのか・・・と思ったりします。

 ところで、今回は9月以来の講習だったのですが、2ヶ月の間に、ポリテクセンター関西に変化があったので、驚いてしまいました。それが、「喫煙」に関することです。以前から、ポリテクセンターでは、分煙を進めていたのですが、国民健康増進法の施工の為か、いつの間にやら館内にあった喫煙所は一斉に撤去されていました。従来は、情報通信棟では、偶数階の談話室(休憩室)に吸煙機を設置し、喫煙コーナーとしていたのですが、今回は、全て屋外に移動し、それこそ喫煙者を追いやったといった感じです。

 一体、これはどうなんだろう?といったのが、正直な気持ちです。現在、成人のうちの約30%、男性に限ると、50%弱が喫煙者なんですが、ここまで待遇を悪くする必要性があるのか?と疑問に思ってしまいます。私は、非喫煙者ですので、普通であれば、喜ばしいことと言わなければならないのでしょうけど、気持ちとしては、何だかおかしいんじゃ無いか?と思ったりするわけです。

 人口比率からいって、約3割であるならば、3割程度の場所を割いても構わないと思うんですよね(全人口比率を考えると2割程度になるかもしれませんが・・・)。これから冬の寒い時期になるというのに、外でしか据えない喫煙者にとっては、かなり可哀相なことになってしまいそうです。確かに、現代医学においては、「体に悪い」とされているのは事実ですが、リフレッシュできることもまた事実なんですよね。発癌性物質は、地球のそこかしこにあるわけで、ましてや車の排気ガスなんてものは、都会においては、なかなかのものでは無いかと思います。
 ところが、車の排気ガスに関する規制はほとんど聞かれず、煙草ばかりがやり玉に上げられる。何だか、妙なことを言っている様な気がしてなりません。十数年前に世界中で非難をあびた「割り箸」と同じ境遇と言えるのでは無いでしょうか?割り箸だって、端材を利用して作っているのが主体で、かつその使用量は、紙として使用する木材と比べると、かなり小さい状態なわけです。それを、ある一方向だけからしか見ない物の考え方が、世界的な非難に通じたわけですから、なんともおかしな話です。

 全体的なことで話を進めるのならば、別におかしいとは思いませんが、ある一つの事象だけをとって、必要以上に規制するというやり方は、どうしても納得が出来ないんですよね。非喫煙者ながら、やりすぎでは無いかと思うわけです。
 確かに、20年程前の喫煙マナーは大変悪かったと思います。それが、普通だったわけですから、ところが、段々と喫煙マナーは良くなっているわけで、分煙もある程度の評価できるレベルにまでなっていたと思います。後は、喫煙人口に比例した設備をすれば良いだけだと思うんですよね。

 非喫煙者からすれば、喫煙ルームを設けることで、休憩時間を余計に取っているといった非難もあるそうですが、別にそれだったら、それでちょっと飴を舐めるとか、お茶を飲むといったことでも、十分に代用できると思うんですよね。ず〜っと仕事を続けることの効率の悪さというのは、あるわけですから、ちょっとしたリフレッシュ時間、それこそ1時間に煙草を1本吸う程度の数分ぐらいは、多めに見てもいいと思います。大多数の仕事は、その数分の時間が大きな損失を生むといったぐらいのシビアさは無いと思うんですよね。
 煙草って結局のところ嗜好品なんですから、別に吸っても吸わなくても個人の自由だと思います。法律で決まっている未成年者の喫煙だけを制限し、過度な喫煙推進をしなければ、別に構わないと思うんですよね。勿論、喫煙することに寄ってのリスクは、知らなければいけないわけですから、そういう情報公開はもっと積極的にやるべきだと思います。でも、それを無理強いする様な形での、規制は絶対にすべきでは無いと思っています。

 受動喫煙が話題になっています。だとするならば、より一層の分煙を進めるだけで、それが屋外に追いやるといった様なことは、一種の迫害であると言えると思います。自発的に喫煙を止める方向に持っていくべきだと思います。
 何だか、喫煙者に対しての政策が無理矢理過ぎて、いつも疑問に思うわけです。

11月11日(火) 曇/雨 パラオと日本  (^_^) 普通
 今日と明日は研修の為、日記の更新を午前中というか、深夜になります。さて、今回は、パケット解析という内容。一応、社内のネットワーク管理者として勉強してくるわけですが、そんな高い機械買うわけにもいかないし・・・まぁ、必要とあらば買わなければいけないんですけどね。さてさて、どうなることやら・・・。

 先日、JALのホームページを見ていると、パラオへのチャーター便に関するページがありました。で、ふとパラオって名前は聞くけど、あまり知らないなぁと思って、調べて見る事にしました。私の事前知識は、太平洋戦争時に日本が統治しており、その名残としてゼロ戦が海底に眠っているといったことと、アメリカの領土であるといった2点だけでした。

 ところが、ちょっと調べただけで、そのイメージが大きく間違っており、どうして日本でもっとパラオがクローズアップされないのか不思議に思う様になりました。パラオは、1994年にアメリカ合衆国より独立したれっきとした国家であることも、調べて初めて知る事になりました。通貨は米国$で、自衛権はアメリカに委託しているそうです。これがかなり大きなポイントの様で、この委託が条件で独立国家になれたと言えるそうで、その代償に非核憲法を停止することになったそうです。
 で、私の目に止まったのは、「南洋神社」。現在でも、南洋神社跡が残っているそうで、ホテル日航パラオの前に鳥居が残っているとのこと。日本統治の象徴とも言える鳥居跡を政府の観光局が少しですが、紹介しているという点で、ちょっと不思議に思いました。で、そこから芋づる式に調べていくと、その南洋神社は、再建されたといったことも判明し、また神社が他にも創建されたりしているそうです。どうして、ここまで日本贔屓なのか?と不思議に思いました。
 そして極めつけが、パラオの国旗。青地に黄色の丸が真ん中より少しずれた所にあるものなのですが、この国旗の意味を聞いて驚愕してしまいました。国旗を決めるに当たって公募を行った結果、「日本の国旗に似ている」ということが最大の決めてだったそうです。この国旗の青地は海を表し、黄色の丸は月を表すそうです。また、真ん中より少しずらしているのは、日本の「日の丸」に悪いからという理由だそうです。

 最初はえらく偏った説明だなぁと思ったりしたのですが、色々調べて行っても行き着くところは、これでパラオの国民にとって、日本を表す日の丸は敬意を評するものだそうです。現代の日本人よりも日の丸を愛して来れている国民が、パラオの人々なのかと思うと、妙な気がしてきました。

 純粋な気持ちで、パラオに行ってみたくなりました。それだけ、日本のことを考えて来れているパラオなんですが、残念ながら日本からの直行便はチャーター便以外には無いそうで、簡単に行き来できる場所ではありません。でも、願わくば、現在よりももっと往来が活発になり、より親密な関係になってほしいと思います。というか、親密な関係を日本人がもっと築かねばならないと思います。
 職場の後輩曰く、「パラオの人々は、心の先進国である」とのこと。なるほど、素晴らしい表現だと思います。となると、今の日本は、心の発展途上国にすらなりえないのでは無いかと思ったりします。

 私が参考にしたページは、日出ずる処のニウスです。もっと、詳しいことが載っています。

11月10日(月) 曇/雨 総選挙  (^_^) 普通
 昨日は、総選挙ということで、晩のテレビ番組は、総選挙を伝える報道番組だらけとなっていました。報道番組というと、しかめっつらのアナウンサーと政治評論家が出てきて、なんだかんだと難しい事を話している様な感じで、あまり面白く無いんですよねぇ。大きくなったらそのうち、これが面白くなるのか?と思っていたのですが、今だに面白いと思ったことはありません。まぁ、政党の大勢が分かる分にはいいのですが、特に、これといって全社特番にする必要もなかろうかと・・・。30分に1回程度の割合で、大勢の報告と、地元地区だけの放送ていいと思うんですよね。結局、有権者が知りたいのは、自分の投票がどうなったかということですから、地元が1番、2番手に全体的な大勢、そして一番いらないのが、他の選挙区の報道の様に思います。

 その中でも昨日のFNS系列の選挙報道はちょっと群を抜いていた様な気がします。さすがはFNS系列だと、感心した反面、これは年長者には反感を買うだろうなぁと思ったりもしました。特番の名前を「踊る大選挙2003」として、番組の途中に議員さんのトリビアを織りまぜるといったもの。確かに、これだったら若者も見やすいかと思うのですが、途中は、やはりしかめっつらなんですよねぇ。この当たりのギャップがちょっと・・・。若者向けにするならば、もう少しくだけてもいい様に思うのですが、それでも、大きな一歩だった様に思います。今までやってみたことをはじめたわけですから、これは評価しなければならないと思います。

 ただ、これは関西テレビだけのことなんですが、近畿の報道の際に、当確、当選のマークを関テレ(カンテレと呼びます)のキャラクターであるハチエモンなのがちょっと・・・。何だか、関西ローカル色が強すぎるというかなんとかいうか、なんだか、当選したといった事はわかるんですが、土曜日や日曜日の昼の番組(関西ローカル番組が多いんです)の賞品があたった様な雰囲気だったりします。

 まぁ、先の例で行くと、若者向けに付けるのであれば、関西ローカルで行くと、司会者を「なるみ」さんや「リンゴ」さんにすると、それなりのまとまりが出てきそうな気がするんですけど。その上で、ハチエモン・・・・ああ、関西ローカルな話題ばかりで申し訳ありません。
 ハチエモンについては、関西テレビのホームページに行ってもらうと見られると思います。

 にしても、有権者の投票率が低いことを嘆くのであれば、確かにこういう選挙速報番組を変えていくというのも一つの手かもしれません。ちなみに、私は・・・松山に行っていたので、投票所に行く事ができませんでした。不在者投票にしても、先週は松江でしたし、平日は連日22時過ぎの帰宅でしたので、不在者投票すら出来ない状況。突然、総選挙と決められても、2カ月以上前から予定が出来ているんですから、柔軟な投票方法を考えて欲しい感じです。でも、不正も横行する可能性かあるので、注意が必要なんですけどねぇ。24時間投票なんかだと嬉しいんですけど・・・。

11月7日(金) 晴 行政  (^o^) まあまあ
 なんだか、妙に暑い日が続いています。今も、何だか、汗をかいている状態で、ちょっと恥ずかしかったりします。いっても、Tシャツ、シャツ、薄い上着の3枚だけなんですけど・・・。恐らく、気温が高い上に、ほとんど、無風状態であるのが、原因なのかもしれません。いや、しか、本当に暑いです。

 ところで、総選挙が近づいており、選挙活動が日増しに激しさを増している様です。それにしても、この選挙活動に興味が出てこないのは何なんだろうか?と考えたりします。昨日は、地元茨木に、小泉首相が応援演説に来たとのことで、阪急の駅前は大騒ぎだった様ですが、その騒ぎは本当に選挙活動に結びつくのかと思ったりします。

 今回は、政権公約が妙に前面に押し出されていますが、そもそも政権公約って一体何?今までの選挙と何が違うの?というのが、一番の疑問だったりします。後輩の話によると、政権公約というのは、「絶対に守るべき約束」のことだそうで、イギリスでは、それこそ守られない場合は、大臣の入れ換えなどが行われるとのこと。それだけ重要なことだそうです。
 で、日本に置き換えると、この政権公約も一つのパフォーマンスの様にしか聞こえないですし、実際、その政権公約を100%信じて投票する人はいないでしょう。それこそ7割出来れば上出来、もしかすると5割も出来ないかもしれない、そんなの無理と思ったりします。だいたい、どこぞの知事が大臣と兼務するなんてことは、知事と大臣の仕事のどちらかを軽視している様にしか思えないわけです。あれは、さすがに気分が悪いですよね。知事というと、その県の首長なわけですから、忙しくて当たり前の様な気がするんですけど・・・。ましてや大臣にしても兼務が出来るならば、大臣職をまとめてしまって、簡素化した方がいいわけで、無理矢理入れるぐらいならば、この職種は廃止しますというぐらい言ってもいいと思うんですよね。いい加減すぎると思ってしまったりします。

 そう言えば、道路公団問題の方も、何だかすごいことになっていますよね。高速道路民営化推進の急先鋒とも言える猪瀬直樹さんが、首相補佐官に抜擢されるかもしれないという話なんですが、これはこれで面白そうです。討論番組に出てくると、理論だった説明をしますし、真剣なディスカッションを繰り広げてくれます。曖昧さを極端に嫌い、本当の意味の討論をしている様に感じることもしばしばあります。
 地方都市に行くと(といっても大阪も首都圏から見ると、一地方都市なんですが)、新聞論調も随分変わって、高速道路の民営化に反対する様な旨のことが書かれており、色々な観点から高速道路が必要であるといった事が新聞で取り上げられていたりします。

 でも、基本的に緊急時の代替道路としての話が多く、何も高速道路である必要は無いのでは無いか?と思ったりするのも事実です。というか、高速道路だとお金を支払わなければいけないわけですから、その徴収費用が通行量を上回る可能性がある様なところに高速道路は不必要であると言えそうです。
 逆に、平行する生活道路を整備する方がよっぽど住民の為になると思うのですが、どうしても、高速道路に偏ってしまう様な内容になっているところが疑問だったりします。
 結局、東北地方で盛んな新幹線誘致と同じ様な気がしてならないんですよね。実際、山形新幹線や秋田新幹線といったミニ新幹線なんかは、新幹線の直通乗り入れということで凌いでいますが、新幹線開業後はローカル列車が減便され、生活に密着したとは到底言えそうにありません。東北新幹線や長野新幹線、はたまた開業前の九州新幹線についても、平行在来線は第3セクター化され運賃の値上げもあるわけで、これが、本当に地域の為になるのかと疑問に思ったりします。高速道路も結局、この種の類では無いかと思ってしまいます。

 鉄道行政で行くと、山陰地方の高速化事業なんかはいい成功例だと思います。高速道路もこの方法で、地域に密着した形のバイパスといった感じのもので作るといった発想が一番いいと思うんですけどね。

11月6日(木) 曇/晴 お得意様  (^_^) 普通
 いやはや、もう木曜日です。というか、すっかり忘れていました。昨日は水曜日だったんですねぇ。昨日やらなければいけない、仕事をほっぽらかしてました。今朝の朝一番の仕事は、決まりってもんです。うーむ、月曜日が休日だと、勘違いしてしまいます。
 曜日感覚や日付感覚が良く狂う人間なので、毎日、カレンダーを確認しないと駄目なんですが、カレンダーを確認しても、良く狂ってます。日付を入力する度に、人に今日の日付を聞いていたりします(^^ゞ

 それはともかく、昨日、ちょっとしたきっかけで、素晴らしい新製品を見つけました。以前、日記で紹介したことがある携帯電話用キーボードなんですが、それの新製品で「かな入力用」が発売されるそうです。11月20日とのこと。なるほど、JISかな入力が出来るんだなぁって思って一応、そちらのサイトを見たところ、親指シフト用 1月中旬発売という文字にびっくり。一瞬目を疑いました。流石はリュウドさん。高級親指シフトキーボードを製作していたことはあると感心しました。その親指シフトキーボードも廃番になり、親指シフトキーボードの会社というイメージから遠ざかったのですが、ましてや携帯電話用キーボードで親指タイプを出すとは思いも寄りませんでした。素晴らしいと絶賛したくなります。マイナーな配列の中でも有名な部類ですが、それでも店頭で見かけることはほとんどありませんから、それ用の製品を商品化するというのは、親指シフトに対する情熱を垣間見た感じがします。
 携帯電話を持っていない私ですが、このキーボードを使いたいが為に、購入してみたくなりました。これだったら、携帯メールも快適に入力できそうなんですけどね。

 話は大きく変わるのですが、先日出雲へ行った時に、トヨタレンタカーを利用させて頂いたのですが、明らかに私の顔を覚えられたなぁと思ったことがありました。というか、はっきりと断言されてしまいました(^^ゞ
 今回は、出雲空港店では無く、出雲店から利用させていただいたのですが、出雲店での店員さんの対応が、何だか細かく違うんですよね。例えば「それでは”また”こちらとこちらにお名前をいただけますか」という説明されたり、「今回は、空港の方がいっぱいで、こちらに来られたんですか」といった会話があったりしました。確か、こちらのお店を利用させていただいたのは、3回目なんですが、なんで、空港を利用していることがわかったんだろう?等とちょっと不思議に思ってしまいました。まぁ、返却が空港店だったからかなぁなんて思っていたのですが、それにしては、「また」っていうのは、ちょっと不思議ですし、空港店への説明も、「だいたい分かりますよ」と言うと、「ですよね。」といった相槌を打ってくれたり。うーむ、一体・・・って思っていたわけです。
 
 で、空港店に返却に行き、空港まで送迎してくださった時に、「今回、満車でお断りしてますよね?」と聞かれてしまいました。全く、そんなことはなく、今回は出雲店から利用するつもりだった旨を伝えると、「空港てお見かけしたので」といった会話になり、あ・・・やっぱり顔を覚えているんだということに気づいたわけです。で、トヨタレンタカーの方が、「沢山お客さんが来られるんですが、私どもがお顔を覚えるぐらいですから、かなりお越しですよね」といった話に・・・。あー、なるほどねぇ。さすがに、今年で11回目ですし、そのうち、レンタカーを借りたのが、約半分・・・。覚えてくれる様になったんだとちょっと驚いてしまいました。

 出雲のトヨタレンタカーさんは、以前から愛想が大変いいので、かなり好んで利用させていただいていたわけですが、更に顔を覚えてくださる様になると、他のレンタカーは利用できないなぁと思った次第です。利用するつもりはほとんど無いんですけどね(^^ゞ

 何にしろ、顔を覚えてくださることを光栄に思いますから、これからもまた利用させてもらおうと思った次第です。ちょっとしたこと何ですが、嬉しいものなんですよね。

11月5日(水) 晴/雨 平等教育  (^_^) 普通
 今朝の電車は、新型車両でした。いや、新しい電車というのは、なかなか気持ちいいものです。車内が普段よりも静かだった様な気がするのは、他にも要因がありそうですが、一般公開の時に気がつかなかった、床材が滑り止めになっているといったところも細かいなぁと思います。3ドア車ですので、ラッシュ時の快速急行運用にも付けるんだと改めて驚きました。でも、クロスシート車ですので、収容人数は減っているはずなので、立っている分には、辛い様な気がしなくもありませんが、関西圏の顕著な乗客減故に、大きな問題も無いのでしょう。

 さて、それはともかくとして、先日、インターネットで「コトバのチカラ」というサイトが紹介されていましたので、覗いてみました。というか、中島みゆきさんの好きな言葉というのが、本人の声で公開されていました。なんでも、「いただきます。ごちそうさまでした。」という言葉が、一番好きとのことなのですが、その中で、「今時の平等教育では、不適切な言葉と言われているので、お勧め出来ないのですが」と話されていました。

 これには、ちょっと唖然としてしまいました。私にとって、「いただきます。」「ごちそうさま。」ということば、あって当たり前の言葉、これに平等教育が絡んでくることに驚きを隠せません。どこをどうやったら、そういう風な解釈ができるのだろうかと思って、これまた、インターネットで調べてみました。

 ほとんどのサイトでは、「いただきます。」「ごちそうさまでした。」という言葉を推奨している様に思えたのですが、たまたま見つけた掲示板に、「いただきます。ごちそうさまでした。という言葉自体は、問題無いのですが、合掌するという好意が宗教の平等を侵害する恐れがあるので、学校では給食の時間を含めて教えません。実際に、PTAから苦情があり、合掌を行った教師は、不的確者として指導されています。」とありました。
 なんと・・・、なるほど。宗教問題に絡んでくるわけですね。何となくわからなくも無いのですが、合掌行為が、宗教的感覚であったとは、初めて知った次第です。

 宗教問題に絡んで来ると、あまり強いことは言えなくなるというのは、わかるのですが、それでは合掌では無く、言葉として「いただきます。」「ごちそうさま。」というのは、教えても構わないのでは無いかと思うわけです。手を合わせたい人は、手を合わせればいいし、手を組んでお祈りしたい人はそうすればいい、はたまた無宗教であるならば、食べ物に感謝するという行為だけでいいと思うわけです。
 確かに、お金で購入した食べ物ですが、実際は、それを生産してくれた人もいるわけですし、動植物を死にいたらしめているわけで、それが、食物連鎖の頂点であるとするならば、なおのこと「食べられる事」に対する感謝をしなければならないと思うわけです。何だか、平等教育の名の元で、いただきますとごちそうさまを教えてはならないとするというのは、エゴである様にしか感じられないわけです。食物連鎖の頂点である人間の奢りと感じてしまいます。

 私は、合掌行為が宗教的感覚を植えつけるものとは考えた事がありませんし、今もそうは思っていません。でも、それが他の宗教の方からそう思われるのであれば、それでいいと思います。それが、宗教の自由だと思っています。でも、「いただきます」と「ごちそうさまでした」、これは日本語として素晴らしい言葉だと思いますし、これを言うだけで、食べ物に対する感謝の意を表していると思います。

11月4日(火) 晴 お神楽  (^_^) 普通
 今月の一枚で紹介しました通り、11月1日に石見神楽を見に、江津市都野津町の大年神社に行って参りました。今回は2泊3日で、うち1泊目は「石見神楽」を夜通し見るつもりでしたので、宿泊は1泊のみ。そして、目的は石見神楽でしたので、後の工程はかなりいい加減だったりします。いい加減といっても、程があるぐらいです・・・。

 そんなわけで、朝から出雲に降り立ったのですが、この日は湯の川温泉で、ぐだ〜っと一日過ごし、夕方にレンタカーで出雲へ向かいました。つまり、書く事があまり無いので日記で旅行記を済ましているといった感じなのですが・・・(^^ゞ
 都野津には19時頃に到着したのですが、大年神社の位置がわからず、うろうろすること、約45分。やっとの思いで見つけることができました。ちょうど、神楽が始まるのが、20時からでしたので、タイミングはかなりいい感じです。
 そんなわけで、20時から翌朝6時までの予定で行われる神楽を見る事ができました(結局、伸びてしまって終わったのは、6時40分過ぎでした)。

 参拝客がかなり多く、特に午前2時半頃までは、境内にそれこそ500名近い人がいる様な感じでした。みんな、熱心にお神楽を見てはるんですよね。結局、最後の演目まで見られた方は、150名程とのこと。思っていたよりも、かなり沢山の人がいたんだなぁと思った次第です。私は、半分以上立って見ていたので、なんだか、足がむくんだ感じでした。でも、時間を忘れて見る事ができたので、大変面白かったのだと思います。

 お神楽ということで、神話の類を題材にしていることが多く、有名な神話だと話していることがわからなくても、ああ、こんな感じなのかなぁと思ったりして、十分に楽しめるんですよね。これは、新しい発見でした。また、黒塚と呼ばれる演目では、平易な日本語でコミカルに話が進み、かつ境内を駆けめぐるという、とんでもない派手さに度肝を抜かれました。花火やスモークといったものも随所に使われ、神楽殿に所狭しと、八岐大蛇で埋めつくされる状態、これは、確かに面白いと感じました。衣装を見ていても、かなりの数の衣装が出てくるわけで、気がつけば、1時間立っていたといった状態が続き、眠気が襲った時にふと空を見上げると、白んできたといった感じです。

 まぁ、しかしお神楽の時に写真を撮っていたのですが、273枚にも及びます。大失敗したやつは消していましたから、それこそ300枚近いお神楽写真が・・・。でも、見るに耐えるのは、ごく僅かなんですが・・・。やっぱり暗いのは、なんともしがたい問題でした(^^ゞ

 それにしても、神楽中心で出かけたものですから、翌日は、一日温泉施設でぐだ〜っと寝ているだけ。夕方にふと稲佐浜に夕日を拝みにいったのですが、後で知ったところによると3日(つまり昨日)の17時頃から、稲佐浜で「神迎神事」が行われたそうです。昨日は、夕方5時30分の飛行機でしたので、見ることは出来なかったんですが・・・。
 出雲周辺では、神在月の神事が行われ、石見地方では秋祭りに盛大なお神楽が上演される。島根県の秋って、古来からの日本を伝え続けている様な気がするのも、無理は無いかもしれません。

 ところで、飛行機の上から見た大山は、大変綺麗に紅葉されていましたよ。秋ですねぇ。

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It counts from 16/Apr/2003