午前5時半。夜がだんだんと開けていき不思議なことに雲が流れて言ってくれ、どうやらなんとか朝焼けの写真が取れそうな雰囲気です。午前5時45分。江の川の上流の方の山の向こうがオレンジ色に染まりだし、約30分間朝焼けを移す赤い雲がなんとも幻想的に見えました。日が登り切ると、とりあえず鹿賀駅の方まで歩いていくことにしました。なんとも簡易な駅だなぁと思うと同時に、待合室に蜘蛛の巣が貼ってあり入れないというのが、その利用者数の少なさを物語っている様にも思えます。というか、この鹿賀地区の集落の方が列車を利用しようとする場合、あまり待合室を利用されないだけかもしれませんが・・・。
7時半頃までこの鹿賀の土手におりまして、晴れている今のうちに、畳が浦へ向かうことにしました。ただ、いつもの通り、川戸駅に立ち寄り、そこでダイエットコカコーラのスモール缶を購入し、江津市松川町太田の撮影ポイントでの撮影を行いながらですから、かなりのんびりとした感じで畳が浦に向かいました。今回は、いつもと違って、江津バイパスを通らずに国道9号線の江川橋を通って市街地を抜けるルートをとりました。というのも、江津バイパスにかかる新江川橋と国道9号の江川橋とでは、江の川までの距離が違い、橋を渡る時の景観が全く違います。今回は、じっくりと江の川の景観を見てもらうために、このコースを選びました。
午前8時前の市街地は、さほど車もなく特に江津バイパスでなければならないというわけでも無いため、じっくりと江の川を見ることができるこのルートはなかなかおすすめです。
畳が浦には8時すぎに到着。切り立った半島の向こうに石見畳が浦があるらしく、歩道専用のトンネルを抜けて向かいます。このトンネルの近くにも駐車場があるのですが、旅館専用らしく、一時利用は100円の駐車料金を請求される様です。といっても、まだ時間が早いのか係員の方はいないので、わからないといえばわからないんですけど・・・。まぁ、帰ってきてから徴収されても嫌なので、本来の無料駐車場に車を止めました。トンネルの途中で空洞になっている箇所があり、ここから日本海が眺められ、なんとも綺麗な景観を見せてくれます。ここから海へ抜けるための道が3本あるのですが、うち2本は立ち入り禁止の札がかけられており、一番新しく作られたと思われるトンネルを抜けると、そこが畳が浦です。このトンネルの中には、畳が浦に関しての説明が掲示されており、これを見るだけでもなかなかためになります。
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