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わくわく島根旅行 その(2002年6月1日〜2日)

 ここを出ると、14時30分になっていたので、江の川へ向かうとお宿に到着するのが、大変遅くなってしまうことから、急遽中止し、八雲風穴に向かうことにしました。洞窟って好きなんですよね。Y氏が提案してくださったのですが、私もJAC機内で読んでいた観光ガイドを見て、目をつけていたので、そこはいいねぇということで、大雑把な地図帳を広げて、そこに向かうことにしました。ただ、そこから八雲風穴に向かう道は、3月にひどい目にあった県道になってしまうので、それは避けたいと思っていると、その西隣に道があるのを発見。県道よりも太く表示されているので、いくらかましだろうと、それ通って八雲風穴に向かうことにしました。

 ところが、その道の案内がみつからず、近くにいったものの、ナビにも表示されない状態で、一体どうなっているのかと縮尺をどんどんと拡大していくと、ようやく発見。かなり狭い怪しい道だったのですが、前回の道よりもましだろうと踏んで、車を走らせることにしました。その道に入ると、すぐに岩坪という名所がありました。これ、この間の湯郷温泉で見た、『おう穴』の一種だそうですが、その大きさにかなり驚きました。なんで、こんな大きい「おう穴」ができるのだろうと、ただただ関心しておりました。

 そこから、山の方へ車を走らせます。林道の注意事項がかかれてあり、それが余計に不安感を醸し出させます。やはり、前回と同様の道なのかと不安に思いながら、木々の中に出来た道路を走っていきます。ところが、さほど道は悪くなく、どちらかというとかなり良い道と言えそうです。市立の自然公園のアクセス道になっている様で、終始一車線であるものの、整備が行き届いており、走りやすい道でした。窓を開けて走っていると、風が心地よく、すごくさわやかな気分になります。マイナスイオンを車内に充満させ、心も体もリフレッシュした気分で、県道に合流しました。ここで、驚きました。この合流地点は、3月に出雲に来た時に、えらいことになる道との分岐点だったのです。この時、ナビゲーションシステムが指す通り、県道の方に曲がったのが失敗の元で、それを直進しておけば、不安になることなく走ることができたのでした。なんか、唖然としながら、国道184号にでました。後で調べたところ、2001年版のプロアトラスには今回の林道は載っていないことから、どうやら最近開通した道だった様です。確かに、アスファルトも新しく、白線も綺麗でした。

 国道184号から八雲風穴に向かいます。と、この時、初めて気がつきました。そういえば、八雲風穴に行ったことがあったのです。それもついこの間、須佐神社に立ち寄った時に、看板を見て、「八雲風穴」というのがあるんだ?と思ったことから、立ち寄って、写真を撮っていたのでした。
 何故、こんなに印象が薄かったのかというと、行ってみたら、閉まっていて中を見学することが出来なかったんです。それで、すっかりそのことを失念していて、観光ガイドなどを見ても、見たことが無いと思い、熱心に説明を読んでいたのでした。

 ということで、Y氏にその旨を説明。とりあえず、せっかく来たんだから、一応行ってみようということで、八雲風穴まで向かいました。細い道を走り、八雲風穴に到着。やはり前回来た時と同じく、風穴前の売店も、風穴自体もそれぞれ閉まっており、中に入ることはできません。周囲をうろうろとしていると、大きな窪地を発見。確かに、前回にもこういう窪地があったのですが、今回はそこになんとなく降りてみることにしたら、目茶苦茶寒いんです。私は長袖を着ていたので、そうでもなかったのですが、Y氏は半袖だった為か、見事にサブイボが出てきて寒さ満天といった感じです。看板を読むと、常に10度前後の風があると説明されていました。10度低いのではなく、10度前後の風が風穴から出ているということですから、そりゃ、寒いわけです。

 で、前回は気づかなかったのですが、この八雲風水の下に、福寿泉という湧き水があり、先程から何台かすれ違った車はいずれも、この福寿泉目当てだった様です。横に涼水庵と名付けられた屋根付きのベンチがあり、湧き水が出ているところには、ペットボトルに水を入れやすくする為の道具と、コップが置いてあったりしました。たまたまY氏が500mlのペットボトルを2つ持っていたので、それに水を入れてみることにしました。
 まずは味がまざらない様に、洗ってから水を注ぐのですが、さすがは八雲風穴から湧き出ているだけあります。目茶苦茶冷たいのです。ペットボトルを洗うのが辛くなってきます。はじめは、冷たくて気持ちいいなどと言っていたのですが、すぐに、手が冷えてしょうがないというぐらいに冷たい水がこんこんと湧き出ています。説明文によると、こちらも常時10度前後の水温とのこと。これで、体の芯から冷えたといっても過言ではありません。
 お水は無味・無臭と説明があり、それを読んでから飲むと、「う〜ん、確かにそうかも?」と思ってしまうところが恐ろしいところです。説明文を読む前に事前に味見する方が、本当は良さそうです。無味無臭と感じたものの、基本的には自分の感想というよりも、説明文の受け売りといった感じです。自分の味覚にあまり自信が無いんですよね〜。

 せっかくここまでやってきたのだから、ということで、今回も須佐神社に参拝しました。やはり出雲大社に比べると小さいですが、本殿は大社造りでなかなか凝っています。あまり、人がいないところが、神社の荘厳さを際立たせてくれます。小さいけれども、出雲大社に通ずるそんな感じをうけました。
 前回と同じく、境内の中をぐるりと回ってみると、前回気がつかなかった須佐神社の七不思議の一つである、塩井(しおのい)がありました。なんでも、須佐之男命(素盞鳴尊)がこの潮を汲み、この地を清められたという伝説が残っているそうです。この塩井は日本海に通じているそうで、日本海が満潮の時は、あたりの地面に潮の花がふくと看板にありました。場所がかなり内陸にあたるので、日本海に通じているならば、それはそれですごいことだと思います。ちなみに、この水、日本海に通じているというだけあり、若干ではありますが、塩分が含まれているそうで、実際に口にしてみたところ、本当に若干ですが、塩分を感じた気がしました。でも、脱塩処理をした海洋深層水よりも、まだ塩分が低い感じでしたので、これまた、説明を読んだからとそう思っただけかもしれません(^_^;

 須佐神社から出ると、真向かいに『天照社』とかかれた拝殿がありました。こちらは、おそらく天照大神を祀った神社だと思いますので、こちらも参拝したのですが、こちらは須佐神社と比べてかなりこじんまりとしていて、やはりこのあたりの氏神はやはり須佐之男命だなぁと思った次第です。この天照社の拝殿の斜め前の垣根に小さな小さな鳥居がありました。ミニチャアサイズのかわいらしい鳥居で、周囲に陶器で造られた白蛇の置物が沢山飾られていたことから、神の使いといわれる白蛇を祀ったものだとおもいます。こちらもせっかくなので、参拝してそのまま奥に歩いていくと、ちょっとした公園がありました。須佐川の河原を開放しており、そこには小学生ぐらいの兄弟らしき子供らが釣り竿を持って、釣りを楽しんでいました。バックの山とその光景を見ていると、なんとも落ち着きます。子供の頃にこういうことができたのかなぁと思ったりして、今の自分をふりかえるきっかけを与えてくれた気分になりました。

 といっても、そうも長いことにそこに佇んでいてもいられないので、車を佳翠苑皆美に向けることにしました。時間は4時半頃で、ナビゲーションシステムの示した玉造温泉への到着予定時刻は18時半を指しています。だいたい、この到着予定時刻は短くなるので、おそらく18時頃に到着するかな?と思いながら、国道54号の方へ車を走らせました。ちょうど、3月にやってきた時と逆ルートをたどることになります。

 木次町をすぎて加茂町に入ったところに、道の駅木次がありました。最近できたのか、綺麗な道の駅で、よくある屋台コーナーと食堂コーナー、お土産もの売り場とローソンがありました。道の駅などに停車してまず見るものはというと、やはり屋台コーナーということになります。というのも、まずはその土地のちょっとした名物なんかが食べられますから、それをチェックしてしまいます。看板には、ソフトクリーム、フランクフルトといった定番ものの次に『焼きサバ』と書いてあるではありませんか。鮎の塩焼きなんかは見たことがあるのですが、焼きサバというのは、ちょっと売店で売っている感じはなく、早速、所望することにしました。
 お値段は550円。確かにおいしそうなのですが、別に温かいわけではなく、お金を支払ってから、お姉さんが不思議に思ったのか、『お家で食べられるんですか?』と聞いてきました。『いや、この場で食べようと思っているのですが・・・』と答えると、『お持ち帰りいただいて、食べる様に販売しているので、奥の食堂とかだと焼きサバ定食などがありますが・・・』と親切に教えてくださいました。定食だったら、あまり面白くないということで、このまま焼きサバをいただきました。

 で・・・でかいんです。夕食前にいったい何を食べているのかという感じになったのは言うまでもありません。勿論、お家食べる用として販売されていたので、温かいわけでもないです。味は、なかなかおいしいのですが、脂っこいんですよね。味がきつくてきつくて、ごはんが欲しくなる味です。それでも、捨てるのは勿体ないので、なんとか食べていきます。途中、お茶をコンビニで購入して、15分程度でなんとか完食。食べ終わる寸前に、中年の女性二人が、『おいしい?』と声をかけてきてくれました。『温かい方がいいよね』とか『もう少し前に通ったら、少し分けてもらったんだけど』といった会話をして去っていたのですが、本当に『もう少し前に通っていただいたら、沢山分けてあげたんですけどね』と思ったのはいうまでもありません。
 食べ終わったあとも、まだ脂っこさが残っており、やはりここはごはんを食べないとということで、ローソンで梅にぎりを一つ購入しました。それを一ついただいて、ようやく落ち着いた感じになり、またまた国道54号を宍道方面へ進めました。

 途中、ひげそりの替え刃を購入するため、A−Copeに立ち寄り、佳翠苑皆美へ向かいます。宍道町に入ると、さすがに1月にやってきた時の道を思い出し、国道9号を通らず、広域農道(出雲ロマン街道だったかな?)を東に走ります。今朝購入したCD、スルッと関西サウンドコレクション2を聞きながらなので、なんとも不思議な雰囲気で車が走ります。玉造温泉に到着するところで、大阪地下鉄のキャンペーンソング「地底のランナー」というのが、流れました。もう、なんというか、さすがは作曲がキダタローさんなだけあって、覚えやすいメロディラインと歌詞に唖然。こんな曲が1980年にキャンペーンソングとして使われていたのかと思うとなんとも不思議な感じでした。

 CDも一周したところで、佳翠苑皆美に到着。車をおりて、フロントに案内されました。時間は6時15分頃でした。チェックインを済ませ、部屋に案内されました。部屋に通され、荷物を置いて落ち着き、食事の時間を告げ、今日一日の目まぐるしい観光コースに終止符を打つことができました。さて、期待の佳翠苑皆美の実力はいかに・・・といったことになるのですが、お風呂に入るよりも先に食事を取ることにしました(まだサバがおなかの中にあったのですが、食事を遅くするとどんどん寝る時間が削られそうなので、先に食事にしたわけです)。
 部屋に入って30分程度、お部屋係の百恵さんがお食事を次々と運んでくださいます。料理はさすがですね。温泉旅館の楽しみの一つがこれらのお料理ですから、なかなか満足です。印象深かったのは、カニのサラダで、茹でカニの甲羅がサラダになっており、単純にカニ一尾が出てくるわけではない芸の細やかさが気に入りました。イカは特に絶品で、新鮮そのものと感じがしました。久しぶりにおいしいイカの刺身を食べることができたと感激しておりました。驚いたのが、油ものがなかったという点です。最近、油ものがない食事というのが少ないので、この料理の構成がとても新鮮に感じられました。天ぷらとかから揚げとかもおいしいのですが、こういう時こそ煮焚物がいいんですよね。特に、サバの油が残っている状態でしたから、あっさりとしていて、私はとても良かったです。

 食事も終え、布団を敷いていただき、いそいそとお風呂に向かうことにしました。こちはお風呂が2つあり、一つが天遊の湯と呼ばれる展望風呂で、新館にあたる吉祥館にあります。メインになるのが、1階の浮殿の湯なのですが、浮殿の湯は1月に一度利用させていただいたので、今回は先に屋上のお風呂を利用することにしました。
 入り口をみると、スリッパが沢山あったのですが、男湯の方はがらがら。どうやら女性客の方が多い用です。私はY氏の他に3〜4人程度しか入浴していませんでした。お風呂の解放感はさすがです。屋上によくもまぁこんなにお湯をくみ上げ、庭園を造ったものだと驚きました。湯船は檜風呂と岩風呂があり、檜風呂と洗い場が一応、建物の中にあたります。岩風呂が露天にあたり、冬場は岩風呂と檜風呂の間は扉で仕切る様ですが、今は開放されていました。檜湯は心地よい温度で、ここにきて、ようやく温泉宿に宿泊したという気持ちになりました。お風呂ってやっぱり気持ちいいなぁと思いながら、旅の疲れを癒しました。
 露天の岩風呂の方はというと、お湯の温度が熱くあまり長湯できない雰囲気でした。といっても、入れないぐらいに熱くてしょうがないという東郷温泉ほどではありません。ちょっと熱めのお湯だなぁといったぐらいです。

 天遊の湯をあとにして、いったんロビーで休憩します。慰安旅行なのか中年の団体がロビーで係員と話をしていました。10時をすぎると、フロントは夜間モードに入るらしく、係員もフロント係ではなく、警備係になる様です。飲み物を購入して、しばらくここで休憩していました。ぼ〜っと1時間ほど過ごしたあと、こんどは浮殿の湯へ。時間が遅いためか、こちらもお客さんは少なく、私とY氏の他に1人〜2人程度。なんとも贅沢な雰囲気です。内風呂ではなく、深い露天風呂の方へ向かい、空を仰ぎました。満天の星空とかだったらいいのですが、やはり曇っていて、なかなかそういうわけにはいきません。まぁ、しょうがないなぁと思いながら、岩風呂を楽しみました。ちなみに、お風呂自信はこちらの方が落ち着きがあり、良い感じでした。

 お風呂から上がって、部屋に戻り、そのまま就寝。この時、気がついたのですが、電気スタンドを枕元に持ってきてくれると同時に、懐中電灯も横に置いてあったのには驚きました。また、書き置きもあり、細やかなサービスに気を使っているなぁと思い、布団にもぐり込みます。と、その布団の軽さ、気持ちよさにびっくりしました。こんなに軽くて気持ちよい布団があるのか!と思いながら、そのまま初日の全行程を終えました。


 翌朝は6時に起床し、早速朝風呂に向かいました。エレベーターを待っていると、朝刊を持ったお部屋係の百恵さんがやってこられました。なんとも早い時間からお仕事されているなぁと思いながら挨拶を交わし、天遊の湯へ向かいました。こちらのお風呂、夜利用するよりも朝利用した方が良いということがわかりました。展望風呂とはいえ、岩風呂の方の湯船につかると何も見えないのですが、岩風呂では空が近く、檜風呂の方では遠くが見渡せます。高速道路が一つのシンボルになっている様に見えますが、せっかくなので、高速道路に何かのアレンジがあればなぁと思いながら見ていました。ちなみに、この高速道路なんですが、かなり高い位置を走っているので、目立つんです。これが橋梁風になっていたら、名物になったかもしれませんが、色々な面で問題があったのでしょう。

 7時30分ころにお茶と梅干しのサービスがありました。このサービスも前日の晩に、ゆっくりお休みいただく場合は、サービスを遠慮させていただく旨の説明があったのですが、せっかくなので、お願いしておきました。それに、その時には朝風呂を予定していましたので、その時間には間違いなく起きているだろうと踏んでおりました。朝、起き抜けに部屋に入るのは遠慮するという配慮もあってから、お茶と梅干しは、踏み込みのところにある台に置いて退散されていました。こういうところの細かい気遣いは本当にすごいなぁと思いながら、梅干しとお茶をいただきました。ほうじ茶と梅干しってなんとも目覚めにはいいなぁと思いながら、新聞を広げて食事を時間をまちました。こんなにのんびりとした朝を迎えるというのは、贅沢この上ないなぁと思いながら、活字に目を走らせていました。

 8時頃にお部屋係の方が呼びにきていただき、朝食会場へ向かいました。ここで、気づいたのですが、朝食時も部屋係の方が呼びにきてくれるというのは、今回が初めてでした。朝食が部屋食である場合は別にして、だいたいは朝食会場を前日の晩に説明をうけ、その時間にそちらに向かうということばかりでしたので、ちょっと驚きでした。
 朝食のメインは、やはり手作り豆腐でしょうか。今朝料理長がしぼった豆乳に苦汁を入れて、かき混ぜて温めるということになるのですが、じぶんで造るというところに演出がある様に思いました。朝食らしいお食事なのですが、色々なお料理が各種織りまぜられておりとてもおいしく感じます。温泉たまごの器がなかなかかわっており、フタにあたる部分に出汁が入っており、出汁を玉子に入れてから食べる様に指示を受けていたのですが、いざ食べる時になると、すっかり忘れてしまっていて、見事にひっくり返して、出汁をこぼしてしまった次第です。う〜む、先にやっておけば良かったと悔やみながら、幸い半分程度残っていたので、それをつけて温泉たまごをいただきました。この半熟具合、なかなかいいんですよね。ちなみに、出汁は別に多くても少なくてもさほど変わらないので、味に影響はなかったんで良かったんですが、テーブルにこぼれた出汁を拭くのに苦労しました。

 部屋に戻って、少し話をしていたんですが、玉造温泉のお宿ってそれなりに色々と趣向があるなぁって思いました。今まで3件ほど利用させていただいたのですが、松の湯さんの場合は、お風呂がやはり良かったですし、長成閣さんの場合は、お部屋がゴージャスでした、今回の皆美さんの場合は、人的サービスが特筆すべきところだと思います。皆美さんもお部屋のランクをアップすれば、それこそゴージャスなお部屋になるのでしょうが、そのあたりは財布との相談ですから、それはそれでいいのですが、皆美さんの場合の細かい部分の心配りにいちいち感心してしまいます。基本的に粗が見つからないそんな雰囲気で、とても気持ちよく利用させていだきました。

 9時30分にチェックアウトをし、頂いた抹茶券を利用するため、ロビー奥の喫茶コーナーで、抹茶をいただきました。皆同じことを考えている様で、なかなか利用できない様に見えたのですが、本当に一時だけだった様で、すぐに席が空き、抹茶をいただきました。よく、モーニングコーヒーのサービスはあるんですが、抹茶のサービスって珍しいなぁと思いながら、抹茶と和菓子をいただき、さぁ出発。
 ロビーの配車係の人に駐車券を渡し、配車をお願いしました。すると、遠くの駐車場に止めているそうで、こちらに回してくるので、しばらくお待ちくださいとのこと。それはいいのですが、カーステには、例の『スルッと関西サウンドコレクション2』が入っています。それも音楽ではなく、ちょうど伊勢志摩ライナーの案内放送が流れているところでした。おそらく、配車される方も、いったいこのお客さんは何聞いているんだろう?と不思議に思ったことでしょう。5分ほどで車が玄関にやってきたのですが、よく考えるとこれもまたサービスの一つなのかもしれませんね。というのも、5分程度先に車のエンジンが回っていることで、車内の空調が幾分ましになりますもんね。まぁ、これは考えすぎでしょうし、もしこれが狙いだったとしたら、嫌がる人も勿論いるでしょうから、ここは単純に駐車場の都合ということでしょう。

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