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怖い!?寒い!?不安だらけの夏のニューヨーク編(2003/6/26〜7/1)

 

Sarabeth'sは、Amsterdam Ave.80th〜81th st.にあります。     これが、ニューヨーク地下鉄。撮影は、慣れた翌日です。

 翌朝、午前7時起きで、8時前にホテルを出て、朝食の出来るお店へ向かいます。お店の選定は、妹がやってくれているので、場所を指定されるので、地下鉄と地図を見ながら、お店を探すのが、私の役目といった感じです。なんでも、ホテルでの朝食は、この値段でこんなもの?といった具合だそうで、外で食べた方がおすすめだそうです。アッパータウンウエストにあるサラベス(Sarabeth's)というお店がこの日の朝食の場所です。人気があるお店らしく、土曜・日曜は、列をなすそうです。そう言えば、ニューヨークって妙に並んでいる人が多いんですよね。東京みたいなんて思うのは、大阪人ぐらいかな?

 朝食をいただいた後は、今度は一気にダウンタウンまで地下鉄で移動します。地下鉄の本数が多く、かつそれほど暗い雰囲気では無いので、乗る度に気軽になってきます。安全な場所として、「off hours waiting area」なんてものがあったりするのですが、逆に特に危険といった感じはしません。地下鉄谷町線みたい・・・と感じるくらいです(ローカルな話題になっちゃいました)。
 乗り換えは、「フリントンなんちゃらかんちゃらナッソ」。なんだか、長い駅名だなぁと思ったら、路線ごとに駅名が違ったそうで、私が乗車していた地下鉄では、ナッソという駅名になっていました。頭を覚えたら大丈夫だろうと思っていたので、しっかりと乗り過ごしてしまい、見事に海を渡って、ブルックリンまで行ってしまいました。あわてて、向かい側の地下鉄に乗り換えたのは、言うまでもありません。

アメリカ自然史博物館の前 地下鉄を出ると、バッテリーパークがあり、その中の砦が、チケット売り場になっています。バッテリーパークは、ちょっとした歴史公園の様なもので、その昔、ニューヨークの港湾を守る城砦として作られたそうです。公園になる前は、市議会(だったと思います)が置かれたりもしたそうです。
 ここでも、妙に人だかりが出来ており、なんじゃこりゃ?と思ったのですが、これでも少ない方だったそうです。ひどい時は、チケットを購入するのに1時間待ちになるそうで、チケットの購入で5分程度というのは、かなり空いているそうです。ただ・・・、これぐらいの人数だったら、日本では2分とかからないと思うのですが、ニューヨーカー特有のペースがある様です(‥ )

 自由の女神へは、船に乗船するのですが、かなり厳重な体制で、手荷物検査があります。ベルトも外せと指示されたりして、なかなか大変です。警官も十数名が立っています。意外なことに、自由の女神への観光客は、日本人観光客は少なく、どちらかというと、国内からの観光客が多い様です。全米でも有数の観光施設なんだなぁと改めて感じました。
 運行時間は約15分。時刻表なんてものは無く、乗客が途切れたら出航といったアバウトな感じです。概ね30分間隔であるというのは、日本からもって行った観光ガイドを見て、知った次第です。船は、自由の女神、移民局、バッテリーパークを行き来しており、10ドルで2つの島をめぐることが出来ます。初め、10ドルというのは、高いなぁと思ったのですが、船の代金と自由の女神の見学料、移民局の見学料が含まれていると考えると、それほど高く無いと感じました。

Liberty Island行きフェリーのチケット売場 当初、自由の女神を見る事に消極的だったのですが、これが目の当たりにすると、意外に面白いんですよね。太陽の塔よりは小さいとのことなんですが、かなり大きいと感じます。自由の女神と写真を撮っている人がいるのですが、あまりの大きさに記念撮影をするならば、下から見上げる感じになるので、ところどころで、カメラマンが寝ころんでいたりするのですが、白人さんの撮影の仕方は、大股開きで、なんともセクシーでした(^^ゞ

 お土産屋さんや、露天が出ているのですが、さすがは観光地価格です。500mlのミネラルウォーターが、2ドル50セントといった具合にとんでもなく跳ね上がっています(安いお店だと、70セントぐらいで購入できるんですよね。セントラルパークでも$1.5でした)。
 暑くて喉が乾くのですが、こんなところで、お金を使っている場合では無いと、我慢します。ちなみに、お土産屋さんでの一番人気は、自由の女神のかぶりもの。発泡スチロール製のなんともチープな品なんですが・・・、アメリカ人には、大変人気がある様で、子供から大人まで、結構付けている人を町中でも良く見かけました。

 移民局は、時間が無かったので省略したのですが、外から見ていると、建物の雰囲気を見ているだけでも、私が好きそうな雰囲気です。中は資料館になっているとのことですので、これが日本語だったら、半日以上はつぶす事ができる魅力的な施設と言えそうです。やはり、ここでも、言語の壁が気になります。

 

フェリーの上からみた移民局     お決まりと言えば、お決まりなんですが、自由の女神です。  

 自由の女神の見学を終えた後、スーパーに立ち寄り、お水を購入します。1リットルで89セント。やはり、島で購入しなくて良かったと思います。そのまま北に向かって歩き、WTCの跡地に向かいます。マンハッタンの中枢というのが、よく分かる高層ビル群の中にぽっかりと大きな工事現場があるといった感じです。地下鉄がちょうど下を走っていたとのことなので、現在は、その地下鉄の復旧工事が進められている様でした。犠牲者の冥福を祈るばかりですが、大きな建物が崩壊したにもかかわらず、周りの建物にそれほど影響を受けていないというのは、奇跡的であると感じました。現在は、0いや、マイナスから立ち上がるべく、パワーを周囲から感じます。周囲のウォール街は、今も活気づき、大勢の人間が闊歩しています。人間の力の大きさを改めて感じました。立ち上がるということは、決して無力なんかでは無いと思います。

 またもや、地下鉄に乗車して、昼食のお店へ向かいます。ここだけは日本から予約をして行ったのですが、思ったよりも時間がかかってしまい、予約時間より少し遅れての到着となりました。地下鉄が見つけられなかったという点、そして、どういうわけか最寄り駅が、工事の為、通過になるといった2つのハプニングが原因です。ニューヨーク地下鉄の場合、工事の為に通過するということは、良くあるということに翌日、気づいたのですが、駅に到着するから、さあ、降りようと席をたったら、ゆっくりと止まらずにそのまま、通過していった時は、唖然としました・・・。え?なんで?といった感じです。次の駅で、下車すると、向かい側に電車が来るのを確認できたので、あわてて飛び乗り、なんとか目的の駅に到着できたのですが、ニューヨーク側からの場合は、全ての電車が通過していた様です。

トリニティ教会     ここにはかつて、WTCの威容があった・・・。

 

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