しょうがないので、ホテルに向かいます。明日、泳ぐ場所が確認できなかったのは、残念ですが、それよりも、今日楽しまないと損ですからねぇ。どっちつかずになってしまいます。空港ターミナルの前を通って、名瀬方向に車を走らせます。空港から5分弱程度で、右手に一際高い構造物とドーム状の施設が見えます。奄美パークという、奄美大島最大の箱もの観光施設とのこと。私は、結構箱もの施設が好きなんですが、今回は素通りさせてもらいました。ちなみに、この奄美パークは旧奄美大島空港跡地を利用した施設だそうです。そう言われてみると、展望台がどことなく管制塔を改修したものの様に見えます(これが管制塔の跡かどうかはわかりませんが・・・)。

 しばらくすると、右手に『ハブと愛まショー』と大書きされたお店が目に入ります。ハブや蛇初心者の方に最適のショーらしいのですが・・・。ホームページを見ると、ハブにかなり愛を注いでいる様で、趣旨は納得するのですが、このネーミングがなんとも・・・。ちなみに要予約とのことだったので、見過ごしました。そういや、ハブとマングースの戦いというのは、自然界ではあり得ないことで、人為的な観光目的で作られているショーだとこちらのサイトで語られていました。ハブについて、真面目に色々と教えてくれるそうなので、私向きの施設ではありますが・・・やっぱりハブは出来れば会いたく無いなぁなんて思います。
土盛海岸への道!? 奄美大島の道路(県道)
 またしばらく走ると、左手に海が広がり、海岸が目に入ります。すると、南国らしい建物が目に入り、車が沢山停まっています。ばしゃ山村と書いてあり、どうやらこちらが奄美大島の有名リゾート地ばしゃ山村の様です。レストランも併設されており、電光掲示板に「鶏飯」と書いてあるのが目につきました。すると、やここさんと、もんたさんが「あ、そうか、鶏飯やったんや。奄美大島の名物」と盛り上がります。私には何のことやら?だったんですが、何でもJALの機内誌「SKYWORD」にその紹介があったそうです。昨年の11月号とのこと・・・良く覚えてるもんです。私は、全く判りませんでした。ということで、明日のお昼ご飯は、鶏飯に決定することになります。やここさん、もんたさんに取っては、憧れの食べ物だった様です。そんなに魅力的に解説されてたのかな?

 国道に交わる三叉路を左、次の信号を右に入りると、奄美クレーターの湾が見えます。その昔、隕石の衝撃により出来た入江だそうで、奄美クレーターと呼ばれているそうです。道路はところどころ一車線になります。本当にこれであっているのか、不安になりつつも、右手に白い砂浜が見え、青い海が広がっています。この風景だけでも、十分リゾートに来ている感覚になります。暑さを我慢すれば・・・なんですけどね。
奄美クレーター カレッタハウス入口
 今回の宿泊施設は、『奄美リゾートホテル カレッタ』。車を玄関に停めると、フロント係の方が出てきてくれ、荷物を運んでくれます。旅館並の対応。リゾートホテルといっても、最近はサービスを省略していることが多いので、ちょっと嬉しくなります。フロントで受付を済ませて、部屋に案内されます。案内をしてくれる方の印象がとても良い感じで、お客様を迎えたといった感じが自然と出ている様に思います。今回は、ビュー館3階の313号室。そういや、ホテルの方からも、「B’zのコンサートですか?」って聞かれたので、本当にすごい人が奄美大島に押し寄せている様です。
 作りはホテルというよりも、コーポラスの様な作りで、普通のアパートと同様、廊下は吹きっさらしとなります。何か、団地の友人宅を訪ねたといった雰囲気があります。向かいの丘の上は、ジャイハウスという別館。7人程度まで宿泊できるメゾネットタイプの部屋になっているそうです。というか、その風景からして、余計に団地みたいな感じがします。

  

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