DHC-8-100 さて、琉球エアコミューターのなんとも特徴ある航空券を持って、手荷物検査場を通過します。出発待合室は、結構広い感じがします。こちらにも、売店があり、アイスクリームの販売をされています。ソフトクリームは、本当に、あの売店1件だけしか販売していない様です。

 ここからの飛行機は、DHC−8−100型。38人乗りの飛行機です。小さい飛行機で、いよいよ日本最西端にある島、与那国島に向かいます。石垣島の天気はどことなく今一つ。RAC便と言えば、各座席に「うちわ」が置いてあるんですよね。持ち帰ってはいけない様なんですが、このうちわサービス、個人的には結構気に入っています。そういや、飛行機に乗り込む際、B737型機が到着。エプロンから動いている飛行機の写真を取ることができました。伊丹とかでは、かなり遠い感じなんですが、石垣空港だと、不思議と近い感じします。

 石垣島からおおよそ100Km西側にある島が与那国島です。100Km程度の距離なので、飛行機ではあっという間。いくらプロペラ機といっても、この場合あまり関係ありません。本当に30分程度です。座席の埋まり具合は、8割〜9割。かなりの搭乗率の様です。機内では、与那国に着いてからどうするか、石垣空港でもらったパンフレットを見ながら検討していました。といっても、与那国に関する情報はあまり無かったのですが・・・。
 無事、与那国空港に到着。さすがに、ここまで来ると、かなり小さい空港に思えます。と言っても、但馬空港や隠岐空港と比べると、十分かなぁと思ったりします。受託手荷物の受渡しを待ちます。家電製品が流れてるところが、何だか特色あるなぁって感じに思います。われわれの手荷物は、最後の方に出てきました。DOOR SIDEのタグの効き目は無かった様です。といっても、小さい飛行機ですから、ほとんど待たないんですけどね。


与那国空港ターミナル(これは本文の翌日に撮影しました) 到着ロビーを出ると、すぐに出口って感じなんですが・・・。右手に観光案内カウンターがあるのですが、私が出た時間は人がもういません。左手に数件お店がならんでおり、そこにレンタカーを扱っているお店があったので、飛び込みでも利用できるか聞いてみることにしました。すると、スターレットの貸し出しだったらOKとのこと。では、早速借りる手続きをとりました。翌朝は11時20分発なので、24時間も時間は無いのですが、島内観光するにはやはりレンタカーがあった方がいいだろうということで、借りることにしました。しかし、今回の旅行、飛行機とホテル以外は何もできないって思ってたので、本当に何の用意もしてなかったんですよね。

 手続きは簡単に終わってしまい、駐車場に車が停まってるからと言われて、貸し出し終了。何とも簡単な手続きです。島の中だけなので、何かあっても、すぐに連絡がやってくるから、手続きが簡易になるのかもしれませんね。
 今回の宿泊は、ホテルホワイトハウス。どんなところか、ほとんど情報は無かったのですが、空港から近いということと、与那国島では、大きい方のホテルということでこちらにしました。空港から5分程度とのことで、車を走らせると・・・峠のラブホテルみたいな雰囲気・・・ここ?といった感じなのが、最初の印象。始め、よくわからず、前を通りすぎてしまいました(^^ゞ

 

 

その頃リゾートチームは・・・3(オクマ ニューコテージ) とりあえず、チェックイン。フロントではなく、食堂のカウンターで受付というところが、何とも面白いですが、こちらのホテル、この後、衝撃の出来事が次々と起こります。まぁ、ホテルという名の民宿といった方が正解ですが・・・。
 まず、3名で予約してる「ひゃくはちじゅうですが」と言うと、一人ずつ名前を言ってと言われます。え?あれ?ってことで、一人ずつ名前を言うと、予約表に書いてある名前を消していきます。原始的な方法ですが、確実ですよね。そういや、予約の時も利用者の名前を一人ずつ聞いてたなぁと思ったのですが、予約確認をしやすくする為の様・・・と思いきや、受付の方に渡された鍵は、3つ・・・。え?3部屋?
 廊下を出て、階段上がってといった説明を受けます。食堂を出たところで、スリッパに履き替えなければならなかったのですが、気づかずにそのまま土足でどんどんとあがっていってしまいました。2階に上がると、テレビのある休憩所の様な場所があります。秘湯系の温泉にありそうな雰囲気です。取り敢えず、渡された鍵で、それぞれの部屋に入ろうとします。結構バラバラなんですが、私の部屋は、どういうわけか鍵が入りません。あれ?あれ?と困ってると、宿の方がやってきて、

「この部屋、鍵壊れてて、入らないんだよね。鍵の先で、キュッと回して開けてください。」

と説明を受けます。つまり、鍵が中に入らないので、鍵穴に引っかけて、回すことで扉が開くといったシステム。鍵穴を回さないと扉は開きませんから、鍵の役目は果たしているんだなぁと思った次第です。そして、向かいのもんたさんの部屋は、

「クーラーは切らないでくださいね。室外機が壊れてて、一度、切ってしまうと、室外機が動かなくなってしまい、クーラーが使えなくなりますから。あ、温度は上げてもらって大丈夫です。」

 

 

ホテルホワイトハウスの問題のクーラーといった説明。最初、もんたさんの部屋に行った時、クーラーが付いていたので、さすが南国、客室はクーラー付けて、到着したお客さんかすぐに涼める様になってるんだなぁと感心したのですが、どうやらそうじゃなかったみたいです。私の部屋は別にクーラー付いてませんでしたから。
 とまぁ、ここまで話が終わって、土足の話に。気付かなかった旨をお詫びしたら、次からスリッパに履き替えてくださいねーと軽く言ってくれたので、助かりました。えらく、怒られても困りますからねぇ。

 スリッパに履き替えて、最後にやここさんの部屋。こちらは、鍵もきちんと開くし、クーラーも壊れていません。しかし、どういうわけか、ツインのお部屋・・・。何だこの取り合わせはっって感じです。衝撃だらけで、面白くなってきました。
 とはいえ、クーラーが止められないというのは、女性にとっては厳しい話。ということで、やここさんと、もんたさんの部屋を交換することにしました。やここさん、涼しい方が好きですからねぇ。それに、もんたさん前日の本島で風邪気味になってましたので尚更です。

 ところで、鍵が壊れている私の部屋。鍵自体はかかるので、鍵が入らないだけで、何も問題無いと思ってたのですが、もんたさんが「これって、鍵穴さえひっかければ、開くんだよねー。どの鍵でも開けれるので、鍵の意味ないよねぇ。」と言われて、初めて、その重大さに気づきました。まぁ、そうは言っても、取られて困るものは置いてないので、大丈夫なんですが・・・。夜這いも無いと思います(^^ゞ

  

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