佐世保駅構内の佐世保バーガーを頬張る 佐世保駅の高架ホームに上がると、青色の列車が停車しています。普通の気動車なんですが、こうやってJR九州にかかると、斬新な気動車に見えて来るんですよね。見た目って結構重要だなぁと思います。気動車の横には、「SEA SIDE LINER」とあります。長崎行の列車なので、基本的に海沿いを走りますので、まさしくその通り、しかし、列車をこの路線に固定することを前提にしたペインティングなので、なかなか国鉄時代にはやりにくかったことなのかも知れないなぁなんて思います。でも、本当に見事なデザインだと思います。社内は昔からある雰囲気で特になんてこと無いのですが・・・。でも、ボックス席なので、佐世保バーガーを食べるのには、適しています。
 昔ながらのディーゼル音を聞きながら、車窓を眺め、ハンバーガーを頬張っているというのは、何だか不思議な旅情を感じたりします。これが駅弁だったら、イメージ通りなんですが、ハンバーガーというところが、佐世保の街のモダンさなのかもしれません。アルファベットで装飾された気動車の中で、佐世保バーガー。海外から持ち込まれたというよりも、日本で生まれたといってもいいぐらいのハンバーガーだと思います。

 

 さて、小一時間ほど列車に揺られていると、列車は、空港への最寄り駅である大村駅に到着。最寄り駅といっても、それほど積極的に空港へのアクセスを売りにしている様子はありません。何となくひっそりとした佇まいですが、駅舎はかなり大きく木造ですが、どっしりとしたたたずまいです。戦前に作られた駅舎では無いかと思ったりします。どことなく、旧東舞鶴駅の駅舎に通じるものがある様に思います。(帰ってから調べてみたら、大正時代の建築だそうで、旧陸軍歩兵連隊や旧海軍航空隊、飛行機工場などがあり、全国有数の軍都だったそうです。そうやって考えると、海軍で栄えた旧東舞鶴駅駅舎の面影と重ね合わすのは、外れてはいないと言えそうですね。)

 

大村駅ホーム 大村駅駅舎
 駅前は、どちらかというと、閑散とした印象ですが、もしかしたら、駅前よりももう少し離れた位置が町の中心地なのかもしれません。駅前から少し歩いた位置に、バスターミナルがあります。少しといってもほんの数百メートルなんですが、駅舎の写真などを撮っていたら、バスの時間が近づいていた様で、ふとした時に、バスがやってくるのを見つけ、バスターミナルに停車したバスに向かって、あわてて走っていきました。バスに乗車した時、運転手さんが、走らなくても、そっちにバス停あるよと教えてくれたのですが、そんなところまで頭は回りません。確かに、バスターミナルを出発したバスは、『大村駅前バス停』に停車しました。ちょっと悔しかったです・・・(^^ゞ
 携帯で検索していたのですが、携帯では大村駅前バス停が載ってなかったんですよね。だから、てっきりバスターミナルからしか出発しないと思っていたのですが、きちんと乗客の利便性を考えて、バスは運転していた様でした。
長崎空港開業30周年記念看板 赤い恋人・・・
 さて、長崎空港に到着。チェックインを済ませて、お土産コーナーなんかを見ていると、ふと「長崎空港開港30周年」という文字と、「平成17年5月22日」と書いてある看板を見つけました。え?長崎空港って、ちょうど今日で30周年だったのかと驚いたのですが、どうやら日付は、今日を指しているだけで、毎日付けつえる観光地の記念写真用の日付だった様です。紛らわしい・・・。
 ということで、長崎(佐世保)日帰り旅行は、これにて終了。無事、大阪に帰り着きました。あっ、そうそうお土産といえば、長崎には「赤い恋人」なんてものが・・・。明太子味のこんにゃくで、魚肉ソーセージ風に包まれているという代物。このネーミングもどうかと思うが、実物もちょっと変わってますよね。

  

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