今回の旅行記は、なぜか殆ど写真を撮っていない旅行記の為、特に前半の写真が少なく、イメージが沸きにくくご迷惑をおかけします。

 

夕暮れの長崎空港 ゴールデンウィークの喧騒の落ち着いた5月の後半は、長崎に日帰り旅行に行くことになっていました。例のごとく、日帰り旅行の場合は、何も考えずに飛行機の予約だけとっている状態です。梅雨を前にした初夏の一日といった感じで、天気もいい感じです。

 今回は、往路がJL2371便、復路が2378便というわけで、かなりたっぷりと遊ぶことが出来る時間があります。ということで当日まで、デイリーポータルZなんかを参考にしつつ、長崎のどこに行こうかと色々と考えていたのですが、特に決定打がないまま、当日となってしまいました。
 そんなわけで、何も考えずに、長崎行の飛行機に搭乗。後は、長崎空港でなんとかなるだろうって感じでした。日帰り旅行ってことなので、カメラ一つの身軽な格好です。今回は、もんたさんがご一緒でした。

 で、何も考えずに、長崎空港に到着し、あまり悩まないまま、停まっていたバスから、佐世保を目的としました。本当に、何も考えていないので、佐世保までどれくらい時間がかかるのかすらわかりません(^^ゞ
 バスの本数は多い様なので、なんとかなるだろうって感じでした。更に、佐世保に何があるのかも良くわかっていません。何となく、そういや「佐世保バーガーってあったなぁ」って思ったぐらいでした。でも、これ観光じゃないですよねぇ。

 

 途中、ハウステンボスを経由して高速バスは佐世保に向かいます。ハウステンボスを見ていると、確かに異国情緒を味わえそうで、ここで宿泊して、一日過ごすというのは、良さそうだなぁなんて思いました。時間にして1時間20分ほどで佐世保駅前のバスセンターに到着しました。で、それとほぼ時を同じくして、えらい土砂降り。佐世保バスセンターと佐世保駅は、近いのですが、大きな道路を超えて行かないと駄目なので、微妙に距離があります。バスセンターでじっとしていてもしょうがないので、とりあえず横断歩道を渡り、向かいのビルに駆け込みます。

 雨止むかなぁ、止まないかなぁなんて考えながら、傘を購入しようか悩みますが、何となく傘を購入するタイミングを外してしまい、そのまま佐世保駅に入ることにしました。駅は高架駅になっており、高架下にはショッピングセンターが出来ています。そんな中、異彩を放っているのが、佐世保バーガー屋さん。駅構内で、佐世保バーガーを実演販売されていました。1個300円。値段としては、それほど安くは無いですよね。でも、せっかくなので、注文しようかと思ったのですが、特に並んでいるわけでは無く、今必至になって作っている様子。これ、出来上がったら、注文とっていくのか?なんて、思いながら遠巻きに見ていると、どうもそういう感じでは無い様で、普通に注文出来る様何ですが、果たして店員さんは覚えているのだろうか?と不思議に思います。
 とりあえず、注文が出来るということが判ったので、私ももんたさんの分と一緒に2つ注文することにしました。

 

ビッグマン(佐世保バーガー) 出来上がりに5分ほどかかりましたが、佐世保バーガーというのは、自家製ハンバーグをパンに挟んだ感じで、マクドナルドやモスバーガーのそれとは、随分趣が違う感じがします。柔らかいハンバーグの味が前面に押し出され、なるほど、このハンバーガーだったら、名物にしてもいいやと思いました。駅構内には、『佐世保バーガーマップ』なるものも置いてあり、これから、佐世保バーガー巡りをしてみようかということになりました。
 ちなみに、このマップが見つからなかったら、雨も降ってることなので、列車に揺られて長崎にでも行こうかと思ってました。それぐらい、パッと見た目は、観光できる町では無さそうでした。

 ちなみに、そのマップには駅構内の佐世保バーガー屋さんは、掲載されていません。となると、公認の佐世保バーガーじゃないのかも知れない・・・なんて思うのですが、味は納得しています。となると、ここは本物の佐世保バーガーを食べたいので、まずは「BIGMAN」というお店に向かうことにしました。心配された雨は、上がっており、地図を見ながら佐世保の町を歩きます。どうやら、佐世保の町は、佐世保駅を中心として広がっているのではなく、佐世保が東の玄関愚痴にあたり、中心地は、佐世保中央駅や中佐世保付近であることがわかりました。が、しかしこちらはかなりのローカル線なので、一般的にはやはり佐世保駅から移動ってことになる様です。歩いても、思ったほど距離は遠く無い様です。但し、雨が降った時は結構大変。佐世保駅からアーケードまでが結構距離があるんですよね。

 

 四ヶ町アーケードを西へ向かって歩いていきます。途中、ちょっとした広場があり、そこでお茶祭りをしていました。主に、嬉野茶の販売でしたが、試飲コーナーの他、お茶についての説明板があったりして、なかなか充実していました。
 更に、アーケードをのらりくらりと歩いていると、佐世保バーガーの他にもう一つ、気になる特徴があることに気づきました。それは、「屋台のお弁当屋さんが多い」ってことなんですよね。値段は、どれも300円ぐらいで安く、自家製のお惣菜とご飯を詰めたお弁当を、それこそみかん箱の上で売っているといった風景を良く目にします。ちらり、ちらりと見ると、いずれもおいしそうなんですよねぇ。佐世保バーガーを今回は目的にしているので、購入しませんでしたが、テイクアウトで食べるものについては、かなり充実している町だなぁっていう印象です。

 佐世保中央駅の手前で、南側に折れると、目的の佐世保バーガー「ビッグマン」があります。ここは、お客さんでごった返しており、中に入って食べられる様な雰囲気ではありません。一押しは、ベーコンエッグバーガーとのことで、とりあえずそれを注文。店内で、注文した後、外で待っているといった状態です。雨、止んで良かったと思います(^^ゞ
 店内で食べられないので、店の外で食べるのですが、やっぱり大きいんですよね。大きくて、肉厚で、しっかりと食べられるハンバーガーだと思います。駅構内で食べたものよりも、一回りぐらい大きい気がします。それこそ、マクドナルドのビックマックぐらいじゃないかと思います。値段は、それ以上ですからねぇ。

 

  

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