ホームページへ戻る

北海道編に戻る

室蘭編1へ

 

24000歩の苦労が実った?室蘭編

 最初にお断りしますが、かなりの長文ですので、2つのファイルに分割しております。(このページは28Kbpsで156Sec)

 ところが、全くもって勘違いなのですが、駅に向かって歩いているつもりが、90度方向を間違っており、東に向かわなければいけないところを、南に向かって歩いていたのです。5分ほどたっても駅らしきものは見つからず、大きめの道路のところで、たまたま歩いていたおばあさんに、『駅はどこにありますか?』と聞く始末。
 サティの前を通ると、バス停が目につき、『登別温泉行』のバスが無いか気になったのですが、私がいる場所は、登別温泉とは反対側なので、東町ターミナルからだと逆にバスが進まないとおかしいはず。少しだけ時刻表に目を通したものの、登別温泉という文字は見つからなかったので、そのまま東町ターミナルを目指して歩きました。

 東町ターミナル到着前に普通の路線バスが登別温泉方向に曲がっていったのが目に着きました。もしかして?っと思ったのですが、間に合うはずもありません。東町ターミナルに到着して時刻表を確認したら、『16時32分』と書いてあるではありませんか。時計は、16時32分を指しています。果たして先のバスがそうだったのか、それとも少し遅れてくるのか謎に思いつつ、数分待ちました。登別温泉行のバス停に人はいる様ですが、この後にやってくる札幌便や千歳空港便の待ち合い客かもしれないけれど、そうでも無いかもしれないと思いつつ、駄目だったらJRで向かおうと心づもりしていました。
 すると、見事にバスが到着。あ〜、良かったぁ。と思いながら、バスにあわてて飛び乗り、室蘭発だったものの、東町ターミナル始発だと勘違いした私は、整理券をとらずに乗車。後で気づいたのですが、道南バスでは始発からも整理券を発行している様で、バスに乗るということは、整理券を絶対に取らなければいけなかった様です。

 で、バスはまず駅の方に向かいます。続いて南へ移動して、また西に進路を変更してJRを跨ぎます。まさに私が歩いてきた道をすすむわけです。先程確認したバス停にも停車して、乗客を拾いました。ちょっと・・・残念。さらに、バスは北へ進路を変更し、私の泊まるホテルから数百メートルのところにあるバス停に止まり、東室蘭駅西口に停車。その後、登別温泉へ向かって進みました。丹念にバスは乗客を拾い、また下ろします。バスには顔見知りの方が多い様です。
 30〜40分ほど乗っていると、住宅街の中に入り、そこでも乗客を拾います。乗降客はそこそこあるなぁと思いつつ、ぼ〜っと前を見ていると、知り合いがいるのか、一人の年配の女性が前の座席あたりにやってきて、知り合いと話を始めました。しかし、ちらちらとこちらを見ます。何か、自分の格好が変なのかなぁと思いなんだろうと思いながらも、目線は、どこをを見るわけでも無く、前方の道路を追っています。
 すると、その年配の女性が、『あの〜、もしかして、地球岬で会ったお兄ちゃん?』と声を掛けてきてくれたんです。その途端にハッと我に帰り、声をかけてくれた主を見ると、まさに室蘭市内を案内してくれた方だったのです。なんでも、あの後、家に帰って支度を整えて、これから仕事だったそうです。結局、その方は、終点の登別温泉で下車されましたので、恐らく、登別温泉の仲居さんなのでしょう。仲居さんって夕方から出勤してくるんだなぁって、驚きました。

 結局、バスに乗っていたのは、1時間半程度。JR登別駅お通った山を登り、終点へ向かいます。山の上にひときわ温泉街といった風情のところに到着。帰りのバスの時刻を確認し(臨時バスがでる様で登別温泉22時が最後)、さきほど教えてもらった通り、地獄谷に向かいます。坂が結構きついなぁと思いながら、登ります。道の左右には旅館や飲食店、が立ち並び、放送で鬼祭りの案内をしきりにしています。時間は18時過ぎを指しています。とはいえ、まだ車が道を走っており(というよりも渋滞しているといった方がいいかもしれない)、18時30分から歩行者天国にする旨も合わせて伝えていました。
 温泉街独特の匂いが鼻につきますが、嫌な感じは全くしません。鬼の仮装をした人や閻魔様の仮装をした人、さらに閻魔様の大きな山車なども随所に飾られ、盛大にお祭りをしようという感じが伝わってきます。そういや、お昼ご飯もまともに食べてないなぁと気づき、屋台で芋餅なるものを購入。じゃがいもで作ったお餅の様で、じゃがいもの味が新鮮な感じをします。しかし、しっかりと重たいお餅です。

 10分弱ほど歩くと、地獄谷に到着。木の無い風景が『地獄』を連想させ、土からところどころで湯気が立っています。地獄谷ハイキングコースは1時間近くかかる様なので、断念しましたが(そこまで歩く元気はなかったともいいます)、地獄谷の真ん中まで通路が続いており、湯気がたつ風景を目の当たりすることができます。
 そこで写真を撮りながら、鬼祭り会場へ戻ります。ここで何か食べないと、明日はほとんど列車の中なので、絶対においしいものなど食べられないと思い、屋台を見学。しかし、お腹はあんまりすいている様な気がしないので、何を食べたらいいのかよく分からない。そこで、一つ見つけたのが、『焼きたこ』。イカ焼きのタコ版で、たこ焼きだと大阪名物になってしまうので、焼きたことした様です。あ、焼きタコは、『姿焼き』じゃなくて、ぶつ切りです。
 しかし、今まさに焼いている最中で、待てどもなかなか出来上がる様子がなく、結局あきらめてしまいました。

 で、一件お寿司屋さんに入ってみました。カウンターにメニューがなかったので、何食べようか考えていたら、板前さんが『一番早くできるのは、刺身定食。』と教えてくれたので、それにしました。本当に何でも良かったんです。
 値段はそんなに高く無いので、味もそれなり・・・といったら失礼かなぁ。横のお客さんがいくら丼を頼んだの見て、『北海道に来たらそれだったんだよな〜。でも、いくらの時期って秋以後だよなぁ。』と思いながら、しっかりといただきました。味もそれなりと言いましたが、決しておいしく無いわけではなく、ただ、これ!っという引きつけるものがなかっただけです。普通に食べて、普通においしかったと感じるお食事でした。温泉たまごが付いていたのが、温泉街だなぁと感じるところではありましたが。

 続いて、日帰り温泉のさぎり湯へ。お値段は390円と結構お安い。でも、石鹸もシャンプーもなく、必要な場合は、これも購入する必要がある様です。常にこれらは持ち歩いているので必要無く、本当に390円だけで登別温泉に入ることができました。
 入ってみての感想。お湯がいいというのはこういうことを言うのだと驚きました。白く濁ったお湯ですが、なんか、入っていて本当に気持ちいいと感じた次第。お風呂は4種類あり、それぞれ特色がありました。『サービスは簡素だけども、お風呂はきちんとしている』そんな感じを受けました。
 ツーリング客などが多いのか、次から次へとお客さんはやってきます。決して、人が多くてどうしようも無いといった状況では無いですが、お客さんが少ないというわけではありません。

 お風呂でさっぱりした後、お茶を飲んで、鬼祭りのクライマックス。鬼踊り(だったかな?)の見物。仮装集団もまじって、なんだか、本当に『お祭り』って感じを受けました。温泉も気持ちがいいし、お祭りも楽しく、すごい満足でした。お昼に出会った、おばさんに大感謝しながら、登別温泉を後にしました。

 登別温泉9時12分のバスに乗車して、JR登別に戻りました。今日は、列車に全然乗っていないということがず〜っと気がかりになっていたので、室蘭行きのバスを選ばずに登別行きを選択したのです。
 とはいえ、JR登別からの東室蘭行きの列車は、10時20分発。そんなわけで、1時間近く駅で待たなければいけないことになりました。登別駅は友人駅であるものの、19時以後は改札業務を全くしない様で無人状態になります。駅舎から光は漏れているものの、駅業務は全然行っていない感じでした。

 21時40分に特急があるということはわかっていたのですが、特急は明日乗車する予定なので、ここはなんとかしてローカル列車に乗りたいという願望があり、特急は見過ごしました。
 駅の外も何があるわけではなく、タクシー3〜4台が客待ちをしています。駅の入り口には熊の剥製があり、登別温泉くま牧場をアピールしています。外の風は心地よい感じです。温泉の匂いが体に染みついているなぁと思いながら、外のベンチで休憩。
 特急が出た後、駅ホームに入ると、改札口の横に、熊の剥製のごん太君がいらっしゃいました。横に、僕に乗って写真をとってねといった内容のことが書いてあったので、さすがに乗るのはやめましたが、記念撮影をしました。ただ、カメラの機能を全然把握していなかったので、いやぁ、幽霊写真の出来上がりでした(^_^;

 23時に東室蘭のホテルに到着。本日の行程は全て終了。歩き疲れ(万歩計を見ると、2万4400歩を指していました)た為か、ベッドに横たわるや、すぐに寝入ってしまいました。

 翌朝は、9時前に起床。ここのホテルは、チェックアウトが11時ということもあり、のんびりと、朝食に向かい。朝の身支度を整えて、ホテルを出発したのが、10時40分頃。電車は11時9分の北斗だったので、結構のんびりと歩きながら、東室蘭の駅へ。
 改札口は小さくい駅だなぁと思いながらも、ホームに下りると、長万部へ向かう線と室蘭に向かう線が交わるところということもあり、重厚な駅である感じがします。

 定刻通りに北斗が到着。これから帰路に着きます。2時間以上、特急に乗車しているので、暇つぶしに、ホームページアップ用の文章をかきつつ、車窓を見つつを繰り返します。進行方向向かった右側の座席でしたので、車窓は山間です。でも、北海道らしい雰囲気が目を楽しませてくれます。

 途中、森駅では、いかめしの立ち売りが健在。若い金髪の兄ちゃんが駅ホームにたたずんでいました。しかし、停車時間は1分も無く、窓は開かないので、乗客が購入した様子はありませんでした。待ち客やローカル列車の客を相手にしているのかなぁなどと考えつつ、列車は大沼公園に足を進めました。

 函館駅に到着すると、どういうわけかすごい中途半端なところに列車が到着。乗り換え列車は向かい側に停車しているものの、乗換列車の先頭車と到着した列車の先頭車が同じ位置に停車した為、後部に乗車していた自由席の乗客は、わ〜っと言った感じでホームを走ります。また、乗り換えるはつかり22号の自由席は、後部3両。う〜む、なんだか、便利なのか不便なのかよく分からない乗り換えでした。

 はつかり出発までの10弱の時間に、お昼ご飯を買いに走ります。函館駅はホーム売りが健在で、結構なお客さんが駅弁売り場に並びます。私は、『北の味めぐり』なるお弁当を購入。たしか1050円だったと思います。さらに、駅ソバ屋さんで、冷しソバを車内持ち込み容器に入れてもらって購入。
 車内持ち込み容器で販売している駅ソバって、青森と函館くらいしかしらないのですが、列車の動きを気にしながら食べなければいけないので、結構気をつかって食べる必要があります。特に、発車直後のポイント通過時なぞはツユがこぼれる危険性をはらんでいます。しかし、基本的には車内持ち込みをするものの、発車する前から食べ始めて、電車が駅のホームを出たあたりで食べきっていることが多いので、『もしかしたら間に合わないかもしれない』と思った時に利用する程度のものなのでしょう。だってねぇ。駅弁みたいに、しばらく車窓を楽しんでから食べようなんて思ったりしたら、伸びてますからね。
 ソバを食べた後、続いて駅弁に手をつけました。で、今回購入した北の味めぐりは、十分におすすめできる内容の駅弁でした。写真を撮っておけばよかったと悔やむばかりですが、内容は「北海道と言えば!」っといったものを、少しずつ沢山の種類が入っています。筋子も貝も松前漬けも、イカなどが10種類程度入っていて、飽きさせません。北海道で食べた駅弁!と思わせてくれる一品でした。

 青函トンネルを特急で駆け抜けるというのは、もったいないなぁと思いつつ、車窓を眺めます。本来ならば、この後の快速に乗りたいところですが、バスの時間を考えると、しょうがないといったところでしょう。車窓から見える風景は、まだ、北海道らしい感じがしますが、やはり道央と道南ではなんとなく違う様な気がします。道南の方が、本州臭いといえば適当でしょうか?
 はつかり22号の青森までの停車駅は、五稜郭と蟹田のみ。五稜郭を出た後、2時間近く列車は停車しません。長距離特急が珍しくなった最近で、これだけ停車しない列車というのは、珍しいのでは無いかと少し嬉しくなったりしました(運転停車はところどころであります)。
 木古内を出ると、青函トンネル間近ということで、車内放送があります。線路の状態が良くなり、列車のスピードがあがります。風景は、田園地帯で、穂が青々としています。トンネルな7つ程抜けて、青函トンネルに入ります。53.85Kmのトンネルの始まりです。外は真っ暗、車内音は高くなります。プロジェクトXの本を読んだ後なので、『これが世紀の大事業のトンネルなんだ』と思ったりするのは、感化されやすい私らしいですねぇ。
 ただ、車窓が単調(というよりも真っ暗)なので、そのまま寝入ってしまいました。目が覚めると、青函トンネルを抜けたところ、車窓は一変して本州最北の雰囲気・・・・って思いはしませんでした。北海道側とさして変わらない感じがします。ほどなく、蟹田に到着。乗車する客が結構いたことに驚きがありました。
 青森駅到着。ここからはつかりは進行方向をかえて、盛岡まで走ります。函館からの客も結構下車しましたが、青森から乗車する客はその2倍以上の模様。ものすごい活気があるなぁと思った次第です。

 青森駅の空は、今にも泣きだしそうな曇天。バスの時間まで約1時間あるものの、とりあえず空港バスの乗り場を確認。その後、1時間程度でできることを考えようと思ったものの、天気を見ると、面倒くさくなってきて、5分後くらいに空港行きバスがやってくるということなので、青森空港に向かいました。

 40分程かかって青森空港に到着。なんとか雨は降らずにすんだものの、雲の中なのかあたりが真っ白。
バスを降りると、『ぐぉぉぉぉぉ〜』という、飛行機の爆音が聞こえます。こんな状態でも飛行機は運行手きるんだなぁ。すごいなぁと思いながら、チェックインカウンターへ。
 空いていると思っていたチェックインカウンターは結構な人の数。バスから下車したのがかなり後の方だったので、それが原因だとあきらめた。自動チェックイン機は空いているものの、私の利用するチケットは有人カウンターでないとチェックインできないので、人の少ない列を選んだ(といっても、各列3〜5人程度しか並んでないのだが・・・)。
 前の客が何やら相談している。そして残念そうな雰囲気でカウンターを後にした。そこで、ふと発着案内を見る。液晶の発着案内で、角度的にあまりよくみえない。赤字で何か表示されている様な気がする。カウンターのお姉さんにチケットを差し出すと、
「こちらの便も、現在のところ霧の為、機材が到着できるかどうかわからない状態なので、出発できるか確約できない状態です。とりあえず、チェックインはさせていただきますが、しばらく待ち合わせばしょでお待ちいただけますか?」
 といった様なことを言われた。ということで、「雲の中」は「霧の中」、「飛行機の爆音」は「着陸を待っている音」だったわけです。

 出発の1時間半程前に到着したので、空港でゆっくりとお土産を購入しようと思っていたとものの、出発できるかどうかわからない状態で、お土産を購入して、もし欠航になったりしたら、荷物が増えるだけということになるので、とりあえず様子見。電話を自宅ならびに友人(お土産を届ける旨を事前に言っていたのて)にして、飛行機の出発を待つことにしました。しかし、手荷物検査場もしまっている状態なので、ベンチに座れそうな雰囲気は全く無し。場所を探すのも無理かもしれないと思った私は、有料待合室を利用することしました。
 500円で利用できるとのことなので、そちらを利用することにしました。JCBやVISAのゴールド会員だと、無料でかつ飲み物2杯が無料ということですが、私はそんなもの持ってません。きちんと500円支払いました。ちなみに、飲み物2杯というのは、缶ジュース2本ということで、自動販売機が設置してあり、ゴールド会員の方には200円が支払われるということの様です。ちなみに、この自動販売機は1本100円なので、ちょっとお得な気分でした。

 有料待合室の受付のお姉さんにノートパソコンの充電をしても良いか確認し、旅行をふり返りながら、到着の放送を待ちました。18時出発の飛行機ですが、17時になっても機材の到着待ちの放送だけが繰り返されます。ちなみに、大阪便の前の羽田便も同じで、羽田発青森行の機材到着待ち、伊丹便は、名古屋発青森行の機材待ち、大阪便の後の名古屋便は、関空発青森行の機材待ちをそれぞれしていました。また、その後のANAの羽田便も機材待ちで離陸の目処が立たず、5〜10分おきに、放送が繰り返されます。出発の1時間程前に、羽田・伊丹・名古屋便のチェックイン受付を中断する旨の放送がありました。
 出発45分くらい前の案内放送で、
『名古屋から到着ならびに、折り返し伊丹空港へご利用のお客様へご連絡いたします。欠航の可能性が出て参りました。現在、青森空港上空で天候回復待ちをいたしております。このまま天候が回復しない場合は、欠航となります。なお、欠航となりました場合は、該当便は仙台空港へ着陸となります。新しい情報が入り次第、放送でご案内いたします。』
 とのこと・・・。とうとう、くるべきときがやってきたか・・・と思いながら、待ちます。頭の中で、どこにホテルにとまろうか、はたまた振り替えはやってくれるのかなどを考えます。

 出発30分前の案内放送で、
『欠航便のお知らせです。羽田行は欠航となりました。羽田発青森行は、羽田空港へ引き返しました。』といった放送が・・・。あ、これで確定だな。と思いました。本格的に今日は帰れない。ホテル代などはまぁ、出してもそんなに気にならないものの、青森空港までの運賃がヤだなぁと思いながら、伊丹便欠航のお知らせを待ちました。

 出発20分前の案内放送で、
『関西国際空港からの到着便ならびに、折り返し名古屋便にご搭乗のお客様にご連絡いたします。ただいま、関西国際空港からの到着便が着陸いたしました。名古屋便ご搭乗のお客様は、チェックイン受付を再開いたしますのて、チェックインカウンターにお越しください。』
 先に到着せねばならない名古屋からの到着便についてはまだ何も放送されないまま、しばらく時間ばかりが過ぎる。なぜ、関空からの到着便だけが着陸できたのか不思議でならない。機材によって違うのかなと思ったものの、名古屋便・伊丹便ともにMD90のはず。何がなんだかわからないまま、案内放送を待ちました。

 出発5分前の案内放送で、ようやく名古屋便到着折り返し、伊丹便出発の旨の連絡があり、30分遅延の出発の連絡がありました。ここからが忙しいです。一時は、すっかり青森泊のつもりだったのが、急に帰るわけですから、急いでチェックインカウンターを出て、みやげ物売場でお土産を物色。あまり吟味せずに10分弱でとりあえずの『数』を確保。すぐに、その荷物を預ける為に、チェックインカウンターへ。チェックインカウンターの上に、『本日の列車 日本海4号大阪行 残席170席』という表示。JASも一時はあきらめたのだなぁと思いながら、荷物を預け、手荷物検査場へ。
 名古屋便は定刻の18時20分出発、伊丹便は定刻30分遅延だったのが、25分遅延に変更され、18時25分出発となっていました。また、ANAの羽田便も出発が決まった為、手荷物検査場に入る行列がロビーを取り巻いています。
 5分程で手荷物検査の手前まで行ったのですが、『名古屋便に乗るので』とか『大阪便に乗るので』という人が割り込んでくるので、ここから急に減速。私も、大阪便なんだけどなぁと思いながら、順番を待ちました。結局、入ったところで大阪便はまだ受付を開始していませんでしたので、少し余裕がありました。

 結局、18時25分としながらも手荷物検査場の混雑などで出発が遅れ、18時40分頃にボーディングブリッジから離れ、一路大阪国際空港へ向かいました。

 で、改めてこれを書いていて思い出したのですが、乗り物関連のトラブルって、私の場合、結構多いんですね。しかし、遅れる程度で最悪の事態になったことは今のところありません。山形の時も、名古屋からの到着便(これが駄目なのかもしれない)が遅れた為、40分遅れの出発でしたし、北海道ではエゾシカと列車が接触したこともありました。広島では豪雨の為、2時間以上列車が遅れ、乗り継ぎの列車に乗車できなかった為、夜行列車で帰宅したこともあります。それでも、やっぱり何とかなっているんですね。海外でこれはかなりパニくる様な気がしますが、国内では、まぁ、合法的に仕事が休めるしって思ったりして妙に余裕だったりします。こういうトラブルも楽しんでの旅行ですもんね。
 でも、事故にはやっぱり会いたく無いですね。
 ということで、長い長い紀行文をご覧いただきありがとうございました。

ホームページへ戻る

北海道編に戻る

室蘭編1へ