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干拓とぼたんの中海の島大根島編(2004/2/7〜8)

  

 大阪から出雲に行く飛行機で、お得な航空券というのが、JJ合併によって無くなってしまいました。それが、かなり痛いんですよね。といっても、3週割引や1日往路に1便だけ、特定便割引が設定されているので、そんなこと無い!と言われそうですが、JJ合併前はバーゲンフェアが使えたので、大阪−出雲7000円という格安運賃だったんです。これだと、日帰りで出雲に行っても、高速バスより少し高い程度で行けるので、かなり重宝していたんですよね。確実に電車よりも安いし・・・。ということで、それが無くなったとなると、私にとっては、かなり痛手になってしまいます。そんなわけで、色々と調べてみると、1枚のパンフレットを見つけました。JALツアーズがやっている、中国・四国のパンフレットなんですが、これ、あまり配布されていない上に、インターネットで検索できないといった細々とした販売だったりします。この中国・四国といっても、松山、出雲、隠岐、城崎の4カ所のみ。まぁ、城崎を中国・四国と考えるあたりが、かなり無理をした感がありますが・・・。松山や出雲の場合、温泉付きだ3万円前半でした。それも、どういうわけか土曜出発が安いんですよね。温泉の場合、一人旅は出来ないので、利用出来ないと思ったのですが、「新登場!ビジネスプラン」というものを発見。1泊2日1朝食付きで24800円。これは、助かるということで、悩んでいたのですが、休みがどうも合わないということで、検討を続けました。結果、販売締め切りギリギリの時に、急遽申込み。これだったら、3週割引が利用出来ない時にも利用できそうで、助かります。
 

由志園のボタン そんなわけで、2月7日の土曜日に出雲に発ったのですが、仕事だったので、17時45分の飛行機に搭乗するのは、大変でした。職場から空港まで約30分。搭乗手続き終了が出発の15分前なので、駅に到着するのが、ちょうど30分ですので、間に合いません。ということで、以前に北海道に行った際に使った手段の、お昼休みにチェックインという技を使いました。いやはや大変。
 気はあせるものの、電車・モノレールとも順調に乗り継げ、無事空港に到着。そのまま、手荷物検査を行い、搭乗口に着く直前に搭乗が開始されました。特に走ることもなく、なんとか飛行機に乗り込むことができました。搭乗客数は、かなり少なく、ポツンポツンといった具合にしかお客さんがいない様でした。78人乗りで、20人弱といった具合です。
 さて、普段ならばレンタカーなんですが、色々と悩んだ結果、今回は公共交通機関を利用することに決定。連絡バスに乗り込みます。JR松江駅に到着して、まずは、大根島までのバスの乗り場を確認、時刻表と運賃を調べようと思ったのですが、これがなかなか至難の技で、大根島といっても行先は、八束町中央となっているので、判る人しかわからない感じです。こういう時に、全体的な路線図があれば便利なんですが、それは配置されていないので、知っている限りの地名で推察する必要があります。観光案内所で聞けばてっとり早いんでしょうが、到着した時間では営業終了後、翌朝の出発予定時間では営業開始前ということもありうるので、なかなか難しいんですよね。
 

 で、今晩の晩御飯と思って、駅前をうろうろするのですが、何だか、今一つ食べたいものに出会えません。とりあえず、蕎麦でもと思ったのですが、駅階下のレストラン街にあるお店は何時まで営業しているのかわからないので、なかなか入りにくい雰囲気を漂わせています。とりあえず、荷物をホテルに置いてから、出直そうということで、ホテルでチェックインをしました。
 今回のホテルは、松江東急イン。駅の目の前にあるので、かなり立地条件は良さそうです。東急インは2年前に札幌で利用した以来だったのですが、客室の冷蔵庫や館内の自動販売機が市価で販売されているところが、嬉しいところです。今回のお部屋は622号室。6階の角部屋で、禁煙階です。部屋は思っていたよりも全然広い感じです。テンピュール枕という点も東急インとしての売りの一つになっている様です。私にとって、何よりも嬉しかったのが、館内の冷蔵庫に「金城の華」が置いてあったことだったりします。島根県産のミネラルウォーターと伝票に書かれてあり、案内のチラシには、こだわりの島根の水などと謳われています。普段から飲んでいるお水が置いてあるというのは、嬉しいもので、慣れた味ということもあって、翌朝、金城の華をいただきました。

 話が前後しますが、チェックインを済まして、すぐに食事に出かけます。結局、駅階下のシャミネにあるそば屋さんで、食事をすることにしました。土曜日の8時というのに、このあたりはお客さんが少なく、どこのお店もお客さんがいない状態。どうやら、シャミネの中はお昼時が一番の書き入れ時の様です。とりあえず、割子そばが食べたかったので、これがついているセットを注文。焼き魚が鱈だった様で、かなりおいしくいただきました。ただ、割子そばにはダシがかかった状態で出てくるのが、今一つといった感じです。面倒でも、ダシは別にしてもらった方が、うれしいんですよね。食べたい時にダシをかけないと、なんだかふやけそうな感じがするんです。
 

天神川沿いの街頭(この写真だけ2004年5月29日に撮影しました) 食事を終えて、駅前を少し散策することにしました。まずは駅の南側に出てみると、ビジネスホテル群があります。出雲市駅付近でも見かけるホテルが多いので、どうも出雲市駅付近とダブって見えてしまいます。そこから、国道9号へ向かう道を歩いていきます。確か、小学校があったはずで、そこに突き当たった記憶があったのですが、小学校とは関係なく、道路がまっすぐと国道9号に向かって続いています。どうやら、記憶違いだったのかなぁと思うのですが、なんとなく曖昧な気分です。
 小学校の門の横には、昭和47年の水害の際の水位が書かれてあります。そう言えば、江の川流域の駅などでも、水害時の水位が書かれてあることがあるのですが、松江で見かけたのは初めての様な気がします。どうも島根県では水害に関しての危機管理意識が強い様です。松江駅のバスターミナル下の通路にも水害時の写真が展示されていたりもします。
 小学校の南側には天神川が流れており、その北側の道路は、ライトアップされており、妙に幻想的に思えます。ああ、カメラを持っていればなぁと思いましたが、これはしょうがありません。それに、特定日ではなく、常時やっていることでしょうから、また、機会があるだろうと考え、諦めました。
 その後、新大橋から大橋川沿いを歩いて、ホテルに戻ったのですが、夜の川べりってなんだか、車通りもすくなく、人もいないので、何だか怖い感じがします。こんなところで、事件に巻き込まれたりしたら、誰も目撃者がいないだろうから、恐ろしい感じがして、足早にホテルに戻りました。慣れていない夜道というのは、何だか怖いもんなんですよね。
 ということで、初日はぼ〜っとテレビを見て、そのまま就寝。テンピュール枕ということもあってか、床に入ってからはすぐに眠ってしまいました。

  

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