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秋も深まる石見神楽2003編(2003/11/1〜3)

 

稲佐浜と弁天島の夕景 さて、2日目は、徹夜明けの国道9号を東へ走り、多伎町のいちじく温泉へ向かいました。午前9時に到着したのですが、開館は10時とのことでしたので、駐車場でちょっとばかり仮眠をとる事にしました・・・が、熟睡。目が覚めたのは、お昼前でした(^^ゞ
 いちじく温泉でお風呂に入り、休憩室でまた仮眠。ここでも、また熟睡して次に目が覚めたのは午後4時。再度、目覚めのお風呂に入って、夕暮れ近いなぁなんて思った時に、ふと思い立って、稲佐浜へ向かう事にしました。
 確か、稲佐浜は西向きだったはずで、もしかすると、夕焼けがとても綺麗なはず。

 車を走らせる事、30分。本当に陽が沈む頃に稲佐浜に到着。私と同じことを目的にしている人が何人かいる様で、弁天島と夕日という写真を何枚か撮影しました。しかし、アングルを決める間もなく、陽が沈むといった感じで、到着から15分程度で日は西の海に沈んでいきました。
 ところで、翌日の新聞を見ていて気がついたのですが、ちょうど神迎祭が翌日行われるとのことでした。神迎祭が一日前だったらなぁとも思ったのですが、そうなるとすごい人込みでたどり着けなかっただろうとも考えられます。

稲佐浜の夕焼け その後、出雲市川跡駅近くにある北山健康温泉へ向かいました。こちらも、市営の温泉施設なんですが、出雲ドーム温泉と違い、本物の温泉だそうです。源泉は28度とのことなので、沸かし湯ということになりますが、露天風呂も完備され、なかなか心地よい温泉です。個人的には、露天風呂がある分、出雲ドーム温泉よりもこちらの方がお勧めかもしれません。後は、地の利といったところでしょうか。
 でも、考えてみれば出雲市って、「出雲平成温泉」「出雲ドーム温泉」「北山健康温泉の3つも公共の温泉施設があるんですよね(出雲ドーム温泉は、本物の温泉では無いそうですが・・・)。隣の平田市では、温泉が掘りあてられなかったとのことで、数億円が飛んで行ったという話があるくらいですので、なんとも、天国と地獄といった感じにも思えてきます。交通の弁を考えなければ、出雲平成温泉→北山健康温泉→出雲ドーム温泉の順番になりますが、行きやすさとなると、全くその逆になります。出雲平成温泉へは、スサノオ観光のバスが走っていますが、本数が極端に少ない(平日4.5往復、休日4往復)為、車が無いと行きにくいですよね。ちなみに、以前は一畑バスが運行していたそうですが、路線廃止となった為、市町村が委託方式で運行している路線だそうです。

 そんなこんなで、お風呂にも入って、本日のお宿、ツインリーブス出雲に到着。更にぐっすりと寝てしまった次第です。

 

玉峰山森林公園 で、翌日は、亀嵩温泉に行こう!ということで、車を南に向けましたが、温泉だけというのもなんなので、玉峰山森林公園にでも立ち寄ってみることにしました。あまり人がいないだろうなぁって思っていたのですが、意外にもかなり沢山の車が止まっており、紅葉シーズンだからしょうがないかなと思いつつ、車を下車。森林公園といっても、特に何もなく、『雄滝』が駐車場から、徒歩10分とのことでしたので、カメラだけを持って滝まで向かうことにしました。
 ところが、思っていたよりもなかなか険しい道の様で、ちょっと驚いた次第です。しかし、雄滝はその高さもさることながら、周囲の岩肌が見事で、見に来た甲斐があったとちょっと見とれてしまいました。そんなことを考えていると、少し上に上がってみたくなり、時間もありそうでしたので、頂上へ向かって歩くことにしました。

 いや、本当にいい加減なものでして、気軽な気分で山歩きをしていたわけですが、どうやらそういうところでは無かった様で、本当はそれなりのハイキングスタイルでなければならない様です。シャツにカメラだけという身軽さは、危険だったのかもしれません。たまに人とすれ違うのですが、その格好の差に恥ずかしさすら感じてしまいました。
 しかし、ここまで登ってきたんだからということで、引き返す気にもなれずに、約1時間で、玉峰山の頂上に到着。見事な絶景とは裏腹に、かなり沢山の人がいて驚きました。なんでも、自然観察会なる催しが行われていたそうで、50名程度の団体になっていたそうです。となると、私のペースとは違う速度で歩かねばならないわけでして、細い一本道だとおいそれと抜くこともできず、少しばかり不完全燃焼な感じです。なんといっても、あまりにいい加減な格好ですので、その団体に入ると恥ずかしくて・・・。しかしまぁ、全然関係無いにもかかわらず、その自然鑑賞会に参加している方から、山道の野草や花についてや、地形に関しても教えていただくことができました。私にもっと余裕があれば、良かったんですが・・・。

玉峰山森林公園 雄滝

玉峰山頂上 玉峰山の紅葉

 結局、約3時間のハイキングとなってしまい、急いで、亀嵩温泉に入って、出雲空港へ向かうことになってしまいました。いやはや、こうやって旅行記を書いてみると、改めて、神楽以外は温泉だけ・・・といった妙な旅行となってしまいました。その分、のんびり出来たといえば、のんびり出来たんですが、玉峰山の登頂は意外でしたし、うーん、なんともはや・・・。
 それにしても、神楽は、また見に行く機会を設けたいと思った次第です。


 駆け足・・・といっても、それなりのボリュームになる旅行記だったりするんですが・・・(^^ゞ
 本当は、これぐらいが読みやすい様な気もするんですけどね。

 

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