秋吉台 雨は上がり、青空すら覗く外はまぶしく、長い時間洞穴の中にいたのだなぁと感じます。今まで気温15〜6度のところにいたことから、外にでるとなんとも寒く、こちらがメインで無いこともあってお客さんもまばらです。
 さて、車に戻ることになるわけですが、ここから駐車場に戻るには、再度秋芳洞に入って、向かう方法と、秋吉台を経由する山道を利用して向かう方法の2つがあります。ちなみに、秋芳洞への再入洞は100円が必要とのことなので、今回は秋吉台を通るコースを選択しました。

 しかし、歩き始めると、本当に山道に入り、木々の中を森林浴気分で・・・という様な余裕はなく、寒いのと、足元がぬかるんでいるのと、急な坂道で結構な体力が必要です。何の気なしにぶらぶらと歩いていたのですが、それは大きな間違いだったと言わざるをえない感じです。約1.9Kmの道のりとのことでしたが、意外に疲れは早く、体力の無さが際立っているといった感じです。
 しかし、30分程度で秋吉台の展望台に到着。秋吉台の石灰石がゴロゴロとした独特の風景が目の前に広がっています。この風景も素晴らしいのですが、展望台から眺める山並みも見事で、何度もカメラを構えるのですが、やはりRevioC2故に思った写真は取れません。
 それどころか、風が強く目茶苦茶寒いんですよね。でも、そんな中、売店で「夏みかんソフトクリーム」なるものを見つけ、購入してしまいました。お値段300円とまぁ、一般的な値段なんですが、果汁入りを謳っているのですが、味はどちらかというとチープな感じで、300円の値段には少し疑問が残ったりします。あまりお勧めしません。

 そこから再度、バスセンターに向けて歩きます。途中エレベータ口の前を通ったのですが、こちらは、黒谷口よりも更に寂しい雰囲気で、何故ここに出入り口が・・・と思ってしまいます。結局、駐車場に到着したのが、午後1時30分。到着してから3時間半が経とうとしています。
 駐車場から車で10分程度のところにある大正洞に向かいました。途中、秋吉台スカイライン(という名称が付いていたと思う県道32号萩秋芳線)を通ったのですが、ここからの眺めはなかなか素晴らしいものだと思いました。先程の展望台は秋吉台が良いというよりも、山並みの風景が良い感じに見えていたのですが、こちらのスカイラインからみる秋吉台の眺めは、なかなか素晴らしいと思いました。北海道で無くてもこんな風景があるんだと驚いた次第です。でも、中学の修学旅行で見ているはずなんですが・・・やっぱり完全に眠ってしまっていた様ですね。

 で、大正洞に到着。こちらの入洞料は1000円で、景清洞との共通券が1500円。本来景清洞は1000円らしいので、500円の割引となります。ちなみに、どちらかに入洞するともう片方の半額割引券がいただけるので、確実に行けることが判っていない場合に、共通券を購入する必要は無いと思います。今回は本当に時間かなかったので、大正洞のみの入洞券を購入しました。

 こちらは、共通券を購入すると各種説明が聞けるイヤホンラジオを貸していただけます。確か、島原城で借りたものもと同じものだったと思います。説明をきちんと聞いていると、なかなかなるほどと思うことが多いのですが、見学に要する時間は約40分程度しか無いので、全ての説明を聞くこと無く、次に進みます。故に、中途半端にしか説明が聞けていないので、いったい何があったのかきちんと覚えられていません。
 この大正洞は受け付けから数百メートル行ったところに入り口があるのですが、先程の秋芳洞と比べると、随分とお客さんが少なく、ひっそりとしています。中に入ると、洞窟といった感じで、なかなか良い雰囲気と思ったのですが、秋芳洞ほどのスケールと見どころが少ないといったところが、あまり人気が無いということの現れなのかもしれません。印象に残ったのは「大蛇」という天井の模様で、これはとても納得しました。他にも色々とあって、ゆっくり見ていくと、随分印象が違うのかもしれませんが、今回は何といっても車を返却する時間に制限があるので、本当に40分足らずで後にしました。せっかく入洞料払ったのにもったいないという気持ちはするんですが、約束は守らねばなりませんよね。

 

 さて、車を走らせ、一路山口に向かいます。気持ちはあせるものの、高速道路があるわけではなく、速度は上がりません。気ばかり焦ると、事故のもとでいけないわけですが、それでも、時間との勝負みたいな感じになってしまいます。ほぼ確実に3時頃に戻れるのは、なんとなく感覚で分かったのですが、ガソリンスタンドへはどれくらいで行けるのかわからず、これが今回のキーポイントにでした。一応、出発時に教えていただいた、セルフスタンドに向かったのですが、JR山口線を超える跨線橋手前から渋滞に見舞われ、もう目と鼻の先にスタンドがあるのに〜・・・とじれったさを感じておりました。
 結局3時ちょうどにスタンドに到着。少し遅れてしまうなぁと思いつつ、「始めてのセルフスタンド」を利用することになりました。基本的にリッター数円の差であるならば、車から出なくてもすく普通のスタンドを利用したいと思っている私には、セルフスタンドは大きな冒険なんですよね。

 で、まずは車を降りて、使い方を見ます。恐る恐る画面に触りながら、手続きを進めます。あ、放電をおかないといけないらしく、放電が出来る場所をタッチします。ちなみに私は、かなりの帯電体質ですので、これは重要です。
 次に、満タンを選択して、いざ給油となったわけですが、入れ始めて0.7リッターで給油が停止してしまいます。びくびくしながらの作業ですから、なんでそんなに少ないところで止まるのって感じです。いくら100Km程度しか走っていないとはいえ、軽四であるとはいえ、少なすぎると感じてしまいます。再度給油をおこなうとまた2リットルほどで給油が止まってしまいます。果たしてこれが満タンなのかわからず、うーんと悩みながら、もう一度だけ入れてみることにしました。
 しかし、なんなんだこれは。なんで、みんなこんなことを平気でやっているのか?と不思議に思ってしまいます。まぁ、最初はこんなもんなんでしょうが・・・。で、入れていると、7リットル程度入ったところで、泡が外に出てしまい、なんだか溢れる一歩手前といった感じです。まぁ、これぐらい入ったら満タンだろうということで、スタンドを後にしました。意外にスタンドで時間を喰ってしまったおかげで、結局返車は15分遅れとなってしまいました。まぁ、次の方は16時からという話でしたので、なんとかギリギリ間に合ったという感じですが・・・。

  

ホームページに戻る 各地方TOP編に戻る その2に戻る その4に進む

このページは、スタイルシート(CSS)を利用して構成しています。