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わくわく島根旅行 その(2002年6月1日〜2日)

 車に乗ると、伊勢志摩ライナーが鵜方に到着するところでした。う〜む、たしかに進んでいる・・・。と思いながら、佳翠苑皆美をあとにしました。仲居さんが玄関にでて、お客さんのお見送りをしています。私はこれがあるのと無いのとで大きくお部屋の格が違うと思っているので、やはりきて良かったなぁと思って、あとにしました。ちょっと高いお宿でしたが、見事に満足しました。やっぱり玉造温泉はいいなぁとY氏と話ながら、西へ向けて車を走らせました。

 国道9号に出るのは、出雲市内から先にしようと思い、昨日と同じく、出雲ロマン街道を走ります。車が少なく信号も無いので、とても走りやすい道だなぁと思いながら車を運転します。空は昨日とは違って、心地よい青空が広がっています。ただ、雲ひとつ無い改正というわけではなく、高い位置に薄い雲がかかっているという感じなのですが、雨の心配はなく、まずまずだと思います。今日も、窓を明けて気持ちの良い風を受けてひたすら西へ向かいました。ナビゲーションシステムが示す道は、すぐに国道9号に出る様になっているのですが、ことごとくそれを無視し続けました。
 斐伊川をわたるところで、橋の掛け替え工事が行われていた様で、ちょっととまどいましたが、出雲市内に入るまで、大きく迷うことなく順調に進むことができました。出雲駅の南側の道路を進み、旧街道らしき道を走って、出雲神西の駅近くの道を北に折れ、国道9号と合流しました。大田市に入ると、石見銀山の方へ進路をとり、山道に入ります。ナビゲーションシステムが道案内をしてくれるので、さほど迷わずに銀山への県道に出ることができました。たしか、昨年の3月にやってきた時は、観光ガイドについている道路地図をじ〜っとみて、迷いながら大田市内を抜けたのをふと思い出しました。

 石見銀山には立ち寄らず、そのまま南に進路をとって、石見川本駅に到着。佳翠苑皆美をでて約2時間程で江の川を目にすることができました。石見川本の町はこのあたりでは大きい方である様で、駅周辺には5階建て程度のビルが何件か並んでいました。列車の本数は三江線ですから、さほど多いわけでは無いですが、ホームには、発車を待つ単行の気動車がホームに佇んでいました。駅前のバス乗り場には1台タクシーが停車していますが、この時間列車が無いためか、閑散としたムードが漂っています。日差しが熱く、駅舎に日差しがあたる様子がなんとも印象的でした。駅自信が通りから少し入ったところに入るので、車通りもほとんど無いので、余計に閑散とした雰囲気が伝わってくるのかもしれません。ちなみに、列車は6往復で、一部の列車がここで系統分断されているところをみると、三江線の中核をになう駅なのかもしれません。昼間だけらしいですが、駅員も配置されているので、他の無人駅と比べると、ずいぶん安心感があります。しかし、一日6往復しか無い駅ですから、駅員配置もこの先どうなるのか、気になるところではあります。

 20分ほど、この駅周辺で写真をとったりして、過ごしていると広島行きの高速バスが到着。乗降は全くなく、すぐにバスは発車していきました。中核であるとはいえ、やはり人の動きが少ないなぁと思わずにはいられません。江の川沿いの現状を目にした様で、深く何かを考えてしまいそうでした。
 さて、車を国道261号線に戻して、江の川沿いを走っていると、近代的な橋がかかっているのを発見。鹿賀大橋というつい最近できた橋梁だそうで、片持張出架設橋として支間長の距離が鉄道橋を入れても2位の大きさを誇る橋だそうです。道路橋としては日本一だそうです。まぁ、片持張出架設橋というのが、いったいどういうものなのはわからないのですが、そういう看板があるということは、それだけすごいことなのでしょう。ということで、橋が好きな私は、この鹿賀大橋をわたり、その土手に車を止めて、この周囲で写真撮影としました。
 橋を歩いて渡っていると、冬季対策のためか、アスファルトに細かい炭の様なものが埋め込まれていました。滑り止めの役目を果たしているのか、それとも凍結防止の役目があるのかは全くわからないのですが、道路橋もどんどんと進化しているのだなぁと改めて驚きました。車で走ると、あっという間の橋ですが、200m程度ある橋というのは、なんとも長いものです。橋の上から江の川をみていると、やはりその水量の大きさに驚いてしまいます。
 少ないですけど、車が5分おきくらいに一台通り、対岸の集落と国道261号をつなぐ生活橋になっているのだと思います。橋からは三江線の鹿賀駅が見えます。この鹿賀駅は、ホームだけの田舎のローカル駅らしい形をしていました。ここでも人の動きが少なく、ひっそりとした雰囲気が漂っています。河原には竹藪がありなかなか水のあるところまで歩いていくのは難しい様で、私もどこかに水辺まで行ける道が無いかととうかがったのですが、かなり厳しい雰囲気でした。日差しは夏の雰囲気で、いったいいつ梅雨が来たのか?と思わす雰囲気ですが、風が心地よく、なんとも微妙なバランスです。500m〜600m程、下流まで土手を歩いていき、結局、水辺までいけそうなところは無いと判断、またもやのんびりと鹿賀大橋まで戻っていきました。ちなみにY氏は主に上流の方がお気に入りだった様で、上流で写真をとっていた様でした。

 結局、40分ばかり炎天下ですごし、またもや、車を走らせて、下流に向かいます。途中、橋の高さがかなり低い車一台が通れる程度のコンクリート橋に立ち寄ったりして、下流を目指します。次なる目的地は、私が江の川で一番好きな撮影ポイントです。桜江大橋が目に入った時に、やはりここでは桜江町の中心地の川戸駅に立ち寄ることにしました。車を停車させると、ちょうど列車が停車していた時で、Y氏に写真撮影を促しました。運転手がこちらをうかがっているのが見えたのですが、なぜかなぁ?と思って、下車したところ、ちょうど車を止めたところがホームへの出入り口(駅舎とは別にこういう場所がある様です)になっていた様で、送迎に来た様に見えたのだと思います。急いで、車を降りていたところなんかが、余計にそう思わせたのかもしれませんが、乗車する様子が無いと判断したら、列車はスピードをあげて川戸駅をあとにしました。こちらは、乗客がそこそこ乗っていましたので、一安心といったところでしょうか。

 前回は3月にここの駅にやってきたのですが、この3ヶ月の間に様変わりしていました。駅舎の川戸駅の駅標の下に木で造られた、さくらえサロンと毛筆書きの看板が掲げられており、横には大きな花輪が『祝 開店』という文字とともに2つ置かれてありました。いったい何なんだろう?と思っていたら、無人駅となっていた川戸駅の駅舎の駅員室のところを改造し、観光案内所の様な形にしてありました。桜江町の観光チラシなども置かれており、旅行者にとっては、なかなか便利な配慮だと思います。それに、JR社員では無いにしても誰かがいつも駅にいるという安心感がある様に思います。

 ここで、いつもの通り、コカコーラライトの250ml缶を購入し、江津市の森原地区へ車を走らせます。土砂崩れが桜江町内の国道261号であった様で、一部車線規制をしている旨が国道9号を走っているときに書いてあったのですが、 大分復旧していた様で、大きな問題もなく、いつもの位置で写真撮影ができました。これこれ、この水量、この景色。これが見たくてやってきたんだと実感して、何枚か写真撮影。ここでも、20分程度時間をつぶして、次なる目的地を有福温泉に設定し、国道9号を西へ車を走らせました。

 国道9号のバイパスから都野津を通って、敬川駅の三叉路で『有福温泉』と書いてある看板を見つけ、あわてて左折。そこからちょっとした田舎道を通って、有福小学校の近くを通ると、『ようこそ有福温泉へ』の文字が見えます。あとで地図をみてみると、有福温泉の所在地は江津市になるそうですが、有福小学校は浜田市になる様で、ちょうど境界近くに立地している様です。有福小学校を超えてから「ようこそ有福温泉」の文字を見たことから、有福温泉と語れるのは、江津市だけなのでしょう。歓迎ありふく温泉の文字をみて、右折すると、すぐに有福国際グランドホテルがあります。有福温泉で一番有名なホテルではないでしょうか?しかし、温泉街から一番離れた位置にあるといっても過言ではありません。そのまま、渓谷沿いの山道を登ると、有福温泉への路線バスの発着場があり、温泉街に入ります。車一台通れるぐらいの道を100mばかり進むと、温泉街の中心地のお土産屋さんの落合商店があります。その手前が有福温泉の駐車場で、日帰り入湯客は無料で駐車することができます。それをきちんと管理するためか、今回は駐車場に係員の方がいらっしゃって、駐車券を配っていらっしゃいました。温泉の番台で判子を押してもらって、帰りに駐車場でそれを見せると、無料にしてくれるといういたってシンプルなシステムです。

 入湯券はおみやげ屋さんの落合商店で扱っており、1回200円です。有福温泉には、一番有名な御前湯の他に、やよい湯とさつき湯があります。以前、御前湯を利用したことがあるので、今回は別のお風呂にしたい旨をY氏に伝えると、快く承諾してくださったので、あと残りの2件を見学にいきました。まずは、一番奥にある「やよい湯」に向かいました。前回やってきた時に前を通った覚えもなく、いったいどんなお風呂なんだろうかと思いながら、温泉街を歩きます。温泉街といっても、田舎の集落といった感じで、両脇に旅館が立ち並んでいることが温泉であることを誇示している様に思えます。ちなみに、有福温泉の紹介文には、『昔ながらのひなびた温泉街』とあるところが、なんとも言えないのですが、間違いなく、ひなびていますし、間違いなく、昔ながらの雰囲気を保っています。

 いったいどこにあるんだろうか?と思いながら、歩いていると、民家の壁に『やよい湯』とかかれた建物が見えました。あ、これかな?と思って、近づいたところ、表通りには入り口はなく、裏側にある細い山道というか路地というか、人一人通れるくらいの道の行き止まりに入り口がありました。その路地に入ってみて、入り口を見ると、Y氏と私は絶句してしまいました。

Y氏:・・・・・
 私:・・・・・
Y氏:ここなのかな?
 私:そうみたいやけど・・・。こりゃ、いかんなぁ。
Y氏:なんか、トイレみたい。
 私:わははは。次行こ。次。

 という会話があった様ななかった様な(^_^;
 いや、でも写真を見ていただいたらわかる通り、一件温泉とは思えない不思議な雰囲気を醸しだしている温泉でした。さすがにこちらに入るのは勇気がいるというか・・・。中がどうなっているのかはわからないのですが、入り口のアルミ戸がどうもあまり良い雰囲気になっていない様でして・・・・。まぁ、入湯料200円を考えると、全然OKなんですけど、他にもお風呂があるとすると、どうもこちらに入湯する気になれません。
 ということで、そのまま細い路地を通って、御前湯の前を通りました。レトロな雰囲気の建物がなんとも言えず、昭和初期を思わす雰囲気です。今日は、中から声が聞こえてくるので、いくらか入浴されている方がいらっしゃるのでしょう。2階は休憩室になっており、これまたレトロな雰囲気でいいんですが(たしか、冷房は完備されていなかった様に記憶しています)、やはり前回利用したという理由でそこは素通り。このこのとき、初めて気がついたのですが、有福温泉では『アクアス』ののぼりが沢山立っており、どうやらアクアスとの観光セットが定番になりつつある様です。水族館と温泉という取り合わせだったら、小さなお子さんがいる家族連れにもなかなか利用価値がありそうですもんね。

 ということで、ぐるりと一周してきて、落合商店のすぐ上に「さつき湯」に入ることにしました。外からみると、木造の温泉で、江戸末期をイメージして建てられたのかな?と思わす様な新しい建物です。おそらく、一番新しいお風呂だと思うのですが、中に入ると、狭い狭い。脱衣場もなんともせまく、ちょうど中からお客さんが1人出てきたところでした。脱衣場に鍵があるのですが、腕に止めておくことができず、洗い場などで鍵を流してしまいそうな危険さがありました。ゆえに、鍵の入っていないロッカーが多かったです。もう、いまとなっては改善できないのかもしれませんが、不安であることは間違いありません。ということなので、番台で貴重品を預かっていただくことにしました。

 中に入ると、見事にお客さんがいません。Y氏と私の二人だけでした。新しいかと思ったのですが、外側だけリニューアルしたのか、中はいたって普通のお風呂というか、これまたちょっとレトロな雰囲気を醸しだしたお風呂で、一応、照明がついているのですが、光源のほとんどは自然光に頼っている様な雰囲気でした。鍵を流さない様に最新の注意を払いながら、洗い場で体を洗うのですが、200円という格安の入湯料でありながら、ボディシャンプーとリンインインシャンプーが完備されていたのには驚きました。最近、サービス改善されたのかもしれませんが、問題はカランの方なんですよね。どうも、いま一つしっくりこないカランでして、お湯がたまるのになかなか時間がかかるんですよね。洗髪しようものなら、シャワーの湯量もちょっと制限されていてなかなか、石鹸が落ちないそんな感じでした。

 で、湯船につかると・・・ここも深いんですよね。お尻を底につけると、おでこのあたりまで、お湯につかる感じです。勿論、それを考慮していて、腰掛け用と思われる段差があり、そこに腰をかけてつかるといった感じです。驚いたのですが、お湯は本物で、全くの循環湯ではなかった様です。少なくとも、私は湯船の中に吸水口を見つけることができませんでした。沸かし湯かどうかは判然としないのですが、源泉の温度が40度前後とありましたので、もしかすると、本当に本物の温泉だったのかもしれません。安くても、本当に温泉を大事にしているんだなぁとそんなところで思ったりして、お客さんも全くいないので、なんとも贅沢に温泉に入らせていただきました。

 なんだかんだと、1時間程度有福温泉で過ごして、ついでなので、落合商店でお土産を購入。店主に『今日は混んでました?』と聞かれたので、『いや、さつき湯の方を利用させてもらったので』と答えると、『あ〜、あそこはいつも空いているんでね』と答えられました。となると、休憩室は無いけれども、実はお得なお風呂なのかもしれません。まぁ、御前湯の方が明るくていいんですけどね。ちなみに、御前湯の明るさの大部分はこれまた自然光だったりします。

 ということで、午後3時30分に有福温泉をあとにし、一路出雲空港を目指すことにしました。ナビゲーションシステムの到着予想時刻は18時40分を指していました。私の感では17時30分頃に出雲空港近くに到着するだろうと、踏んでおりとりあえず、その到着予想時刻を見計らいながら昼食の場所を決めることにしました。そう、朝食を食べたっきり、この日は食事をしていなかったのです。
 江津市内をすぎると、10分縮まり18時30分。これだと、ちょうど返車時刻に間に合います。温泉津あたりで更に10分程度縮まり18時20分、大田市をすぎる頃には、18時前後まで縮まり、出雲市内に入ったあたりでは、17時40分に到着予定時刻が修正されていました。で、結局、出雲空港近くの道の駅湯川に到着したのが、17時30分。ほぼ、私の予感通りに到着しました。

 とまぁ、返車まで1時間ほどあるので、ここで昼食となりました。運転し続けていたおかげで、さすがにこの時は疲れておりました。とりあえず、中に入ると、冷えた天然水が置いてあり、自由に飮める様にしてありました。冷えていて、おいしいのか、本当においしい水なのかの判断ができる状態に無い状態でしたが、とても助かった気分でした。別に、脱水症状を起こしていたわけでは無いのですが、なんとなくリフレッシュできた気分になりました。
 とりあえず、食堂で、名物のしょうがカレーと庄原そばを注文しました。しょうがカレーは生姜が入っているそうですが、さほど気にならず、逆にカレーとしておいしい部類に入ると、感心しました。庄原そばの方は、う〜む、どうもそばの味というのは、私には判断がつかない様で、出雲そばとどのあたりが違うのか、いま一つわからなかったんですけど・・・。というか、出雲そばと普通のおそばの違いもいま一つわかってなかったりするぐらい、そば音痴だったりします。今まで、おいしいと思ったそばというのは、滋賀県の多賀大社の境内の中にあるそば屋さんと、島根県の弥栄村にあるふるさと体験村のそば屋さんぐらいなんですよね。微妙な味の違いってどうも、わからなかったりします(^_^;そんな私にそばを語るなど、恐れ多いことなんです。

 で、本当に疲れていたのか、甘いものが無性に欲しくなり、白玉サンデーを追加注文。あまり注文する人が少ないのか、なかなか出てこないなぁと思っていたら、なんと白玉が温かいんですよね。どうも、白玉だんごを造っていた様子でした。満腹になって、18時25分に道の駅を出発。出発前に、返車の準備をして出発。いつものガソリンスタンドで満タンにして、トヨタレンタカーの出雲空港支店に到着。そのままその車の後部座席に移動して、トヨタレンタカーのお兄ちゃんの運転で、空港まで送っていただき、無事、今回の行程のほとんどが終了。

 ということで、チェックインカウンターを見たら、結構な人がいらっしゃるんですよね。往路と違って混んでるなぁと思って、チェックイン受け付けをお願いしました。座席の希望を聞かれたのですが、別に無いので、その旨を伝えると、『それでは2列席の窓側と通路側をおとりしますね』と普通の答えをいただいた直後に、『あ、申し訳ございません。3列席の通路側と窓側になってしまいます。』と言い直されました。まぁ、別に本当にどこでも良かったので、はいはいと答えて、マイレッジカードを渡すと、登録が住んでいますと答えられました。私のは、予約時にマイレッジの会員番号を伝えていたので、当たり前だとしてY氏のマイレッジ番号はもともと伝えていなかったはずなので、不思議だなぁと思い、一応、念のために聞いたところ、発券した際に下部にマイレッジ番号が印刷されているので大丈夫ですと答えられました。たしかに、搭乗半券のしたにかかれている番号がY氏の番号と合致しているので、間違い無いのですが、どうしてわかったのかなぁ?と二人で狐に摘まれた気分でした。
 と、そこで初めて気がつきました。おそらく、往復利用で登録されているので、往路にマイレッジ登録をすると、自動で復路も登録の手前まで処理が行われ、あとはチェックインすると自動登録されるシステムになっているのでしょう。さすがは航空会社だけあると感心しながら、2階の土産もの売り場にあがり、購入。さすがは出雲空港、一畑百貨店が幅を効かせています。といっても、大方は購入したあとですから、本当にごくわずかのお土産を購入して、いざ搭乗待合室に。

 搭乗待合室にもなかなか人が多いなぁと思っていたのですが、大阪便の搭乗口近くの待合椅子にはあまり人が座っていない様子。あれ?先程、2列席がとれないと言ったのにナァと思いながら、搭乗時間を待ち、19時10分に搭乗開始。中でどうせ混むだろうと思っていたので、5分ほど時間を置いて、搭乗してみたところ、中はガラガラ。あれれ?と思っていたら、機内アナウンスで、『本日はお客様の人数の関係で前半分のみご利用いただけます。大変恐れ入りますが、座席の移動はお控えくださいます様、お願い申し上げます。』とのこと。なるほどね。ガラガラに空いているので、前半分のみ利用できる程度に抑えたということなんですね。う〜む、これでJASはなんとかなるのか・・・と思いながら出発をまちました。復路便は134人乗りのMD−87なんですが・・・その半分の座席しか使わない上に、その範囲ですらガラガラ。現在の就航機でいくと、SAAB340までは積み残しが沢山でるし、MD−87では大きすぎる。となると、その間の大きさの機体となると、YS−11しか無いのですが、リタイア直前ということもあり、どうも四苦八苦している様です。今年の秋口からDASH8が導入されることが決まったので、おそらく、この路線はまたJASからJACへ移管されてDASH8が就航されるのではないかと思っているのですが、どうなることでしょうか?

 定刻より若干早く、出発し順調に伊丹空港を目指します。フライト時間はプロペラ機に比べてやはり早く45分程度。水平飛行時間は10分程度しかなく、やはり機内サービスはカットされていました。要望すれば出してくれるのでしょうが、疲れていて、半分ぐらいは寝入っておりました。それに往路の様に横揺れが激しいといったことも無いので、安心できますし、客室乗務員の方も3名もいらっしゃいまして、なんとも、安心できるフライトでした。予定通り20時すぎに伊丹空港に到着。1泊2日の出雲旅行が終了しました。

 ということで、いつもながらの長い駄文をご覧いただき、誠にありがとうございましたm(__)m

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