風の国 風の国の池
 そこから、風の国に進路を向けることにします。こちらに温泉があるので、温泉でさっぱりしようって魂胆です。芝生の広がる綺麗な公園になっています。風の国に到着した頃には、やんでいた雨がまた降り出しました。
 宿泊施設の地下に降りると、温泉があります。斜面に立てられいるので、逆から見ると、温泉が1階、2階がロビーといった構造です。
 温泉につかると、ほっと一息ついた気持ちになります。露天風呂は無いのですが、大きなガラスが開放的で、公園の池や芝生が良く見えます。今日は雨が降っているので、芝生で遊んでいる人はいないのですが、芝生からこちらの建物を見ていると、ちょっと恥ずかしくなりそうな感じです。といっても、ハーフミラーになっていますから、外からは見えない様になっているんでしょうが、妙に開放的なんですよね。

 さて、これから出雲市に戻ることにします。随分、西まできちゃったなぁって感じがしますが、12時間で、ここまで遊べるんだって思います。
 途中、三江線の川戸駅に車を停めて、川戸駅を見学することにします。駅は立派で、駅前にタクシーが停車しているので、桜江町の玄関駅の様ですが、残念ながら無人駅になっています。駅は、相対式ホームがあったのですが、駅舎とは反対側のホームの線路は剥がされ、枕木のみが残っている状態です。待合室には、『喫煙コーナー』とかかれた看板があり、かつ待合室も綺麗なところを見ると、どうやら最近、交換施設を廃止した様に思います。元々、列車本数が少ない路線なんですが、さらに少なくなったということなんでしょうか。少し寂しく思います。

 駅前の道を上がると、『桜江大橋』があります。カラフルな鉄橋で、鉄橋の下方を緑、上を青、中を桃色で彩っています。恐らく、緑と桃色で、桜をイメージして、上の青が江の川をイメージしているのかなぁって思います。あ、桜と江の川で、桜江ですよねぇ。つまり、桜江大橋の名前をイメージしたカラーリングなのかもしれませんね。

川戸駅 川戸駅のホーム
 国道9号を東へ進めると、いつのまにやら雨雲が無くなっています。道の駅キララ多岐で、小休止することにします。ここまで来ると、出雲までもう少しといった気分になります。雨雲が無くなったあとは、青空が広がり、ちょうど夕暮れ時ということで、キララ多岐から、夕焼けが綺麗に見ることが出来ます。雨が降っていたのが、嘘の様に思います。
 帰る時まで晴れ間が見えなかったのが、残念なんですが、夕日を見ることが出来たので、これはこれで良かったかと思います。

 出雲市内に入ると、軒並み車が多くなります。レンタカーの営業所に到着した時刻は午後7時半。ちょうど、いい感じで到着できたなと思います。営業所からは、タクシーではなく車で送迎。やはり、駅からタクシーで送迎って、なんだかすごいなぁって思います。
 ということで、車中2泊の日帰り出雲旅行は、無事終了しました。ミニ周遊券が無くなったので、お得に気軽に出雲に行くには、高速バスの利用が便利だなぁと思います。値段安いですしね。これからも、ちょくちょく利用しようかなって思います。現地で、かなり時間を有効活用できますからね。弾丸旅行とは思えない、充実ぶりでした。
桜江大橋 キララ多岐の夕日

  

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