代官所前の銀山川 石見銀山資料館(代官所後)
 山道といった山道ではなく、普通の国道をすすみます。三瓶山方面と石見銀山方面は途中でわかれますが、わかれて少し走ると、石見銀山の町並みになります(大田市大森地区だと思います)。風致地区になっている様で、昔の雰囲気をかなり色濃く残しています。
 駐車場に止めてカメラを持って周囲を歩きはじめます。小川の風景や、神社、町並みどれをどっても、田舎らしい雰囲気が目に飛び込んできて、新鮮にうつります。桜は先週が見頃だったそうで、ほとんど葉桜になっていました。
 倉敷でいう風致地区の様になっているのですが、その町並みは、少し昔にタイムスリップした様な錯覚さえ覚えます。
 とりあえず、目に入った石見銀山資料館に入ります。建物は、代官所跡をそのまま使ったもので、石見銀山のみの資料館ではなく、鉱山の資料館の様に感じました。値段が、500円程度と、ちょっと高いなぁと思ったのですが(傾向として島根県の博物館は全体的に安いのでそう感じただけで、全国的にみると、高くないと思います)、じっくり見るとかなり時間がかかりそうな感じです。

 

 資料館の横には神社があるのですが、この神社の社(賽銭箱のあるところです)は、自由に出入りできる様になっています。面白いのは、部屋の中央三畳ほどは板の間になっており、外側には畳が敷いてあります。横に、木製の看板で、説明がありました。要約すると、板の間の円の位置(消えかかっているのと、薄暗いので、判別するのに苦労しましたが)に座り、心をしずめて柏手をうつと、龍が囁きかけてくれるとあります。
 試してみると、柏手が響き、その反響音が不思議な感じをします。八岐大蛇の里なので、龍としているのでしょうが、「うまいこと言うなぁ」と感心しました。

代官所跡 銀山川と桜

  

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