どこかに行きたいと思うことがあります。でも、1泊するほど余裕は無い。けれども、土日休みがあるんだから、一日ぐらい日帰りで、どこかにふらりと出かけてもいいじゃないか?と思います。まさしく、今回の中国勝山はそんな気分で、ちょうど給料日の直後の、土日の連休。
 ということで、当てもなく、とりあえず何かあるだろうと、阪急三番街バスターミナルに向かう事にしました。電車で行くのもいいけど、たまには、バスに乗るのもいいかな?ということです。

 阪急三番街バスターミナルで、現在の時刻に近い出発のバスを探していると、湯原温泉行のバスがあるということがわかりました。で、私が特に気になったのが、その中でも途中の停留所、『中国勝山』。中国勝山というと、姫新線の中でも特にローカルな区間になる境目の駅。一度だけで、姫新線を乗り潰した時に通ったことがありますが、どんな町なのか全くわかりません。田舎、特に山地が好きな私としては、難なく中国勝山に行く事に決めました。
勝山 檜舞台 商店街 勝山 檜舞台 ウッディストリート
 中国勝山に行く事を決めたものの、一体何があるのか全くわかりません。帰りをどうするのかすら、決めていないのですが、帰りはJRで帰るのを前提とした為、とりあえず片道乗車券を購入しました。行くことは、決めたものの、バスの中では結構不安がつきまといますが、天気のいい中国自動車道の車窓を見ていると、そんなことはどうでも良くなり、何とかなるだろうって思う様になりました。
 バスは、中国自動車道落合ICで降りて、真庭リバーサイドホテルを経由して、中国勝山に向かいます。真庭リバーサイドホテルって、新阪急ホテルのグループで、名前は聞いたことがあったのですが、こんな所にあったんだって思います。

 中国勝山にバスが到着したのが、12時過ぎ。とりあえず、商店街の中にある食堂で昼食を取ってたから、これからどうするか決めることにします。田舎の山村をイメージしてやってきた中国勝山だったんですが、町は小綺麗で解放感にあふれているといった感じがします。商店街は、最近改装したのか檜舞台と名前をつけて、商店街を組木で彩っています。
 昼食の時にお店においてあった中国勝山マップをみながら、散策をしてみることにしました。

 

勝山 武家屋敷付近 武家屋敷内部
 まず、最初に立ち寄ったのが、武家屋敷。中国勝山は、城下町だったらしく、城下町風情を色濃く残しています。その中の一軒、武家屋敷を一般公開しているので、入館してみる事にしました。まぁ、言うなれば、古い日本家屋です。入ってみると、不思議なんですけど、意外に涼しいんですよね。9月とは言え、残暑厳しいのですが、こういう日本家屋にいると、動きさえしなければ、十分に涼を得る事が出来る様に思います。開け放たれた、障子を見ていると、贅沢なつくりだなぁと思うと同時に、良く採光が考えられているなぁと思います。

 といっても、普通のお屋敷なので、特に何か興味を持って見る事ができず、20分ばかりで、後にしました。見る人が見たら、面白いのかもしれませんが、私にはまだ良く判らない感じです。盆地に位置する中国勝山は、意外と坂が多いなぁという印象を持ちます。勿論、駅前あたりは、坂が無く、動き安いのですが、武家屋敷あたりには、すぐ横に坂があるといった感じです。

  

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